カテゴリ:自転車
リヤカセットスプロケットの取り外しとリヤハブベアリングのグリスアップ
マウンテンバイクの修理だ。 先週までにフロントサスのシールの交換作業も行っているのだが、それは次の機会に紹介するとして、とりあえずリヤ周りだ。 このバイク、リヤシフターワイヤーが駄目になっており、そのためリヤはトップ固定になっていたようだ。 普通はワイヤーを交換するのが正しい選択だが、オーナーはトップ固定で走り続けるという選択をしたようだ・・・。 それで強靭な脚力が身についたってんならともかく、弱虫ぺダルじゃないんだからさ・・・。 おそらくその影響だと思うのだが、なんとスプロケのトップ二段にガタがあるのだ。ばらして確認してみないと、スプロケの問題なのかフリーハブの問題なのかがわからない。ここで修理の仕方がガラリと変わってくる。 どうか、スプロケでありますように・・・。 カセットを取り外すには専用の工具が必要となる。 以前、現メインチャリのジェイミスを買った時に購入しておいた自転車用工具セットがあるのだが、ちょっと離れた場所に保管していたものを先日の日曜日にようやく取りに行くことができた(引っ越して二年だというのに、まだ手元に無い工具がたくさんあるのだ)。 いよいよ本格的に整備開始だ。 ホイールリムーバーもちゃんと工具セットに入っていたので取り外しにかかる・・・が、工具で力を入れるまでも無く、抑えのリングナットが手で回せるではないか・・・。緩んでいる・・・。 工具の重みで回ってしまった・・・ こんなことってあるのか? あっさりと外れたのだが、フリーハブのスプライン(トップ部)にそれなりのダメージがある。これは微妙だな。 とりあえず、ここまできたのでハブをばらしてベアリングのグリスアップをしておく。とくにダメージは無さそうだが、ボールベアリングがきっちり入っていると思っていたのだが、だいぶ余裕?がある。15個くらいは入るスペースがあるのに12個しか入っていない。これで良いのだろうか? グリスは手持ちのリチウムグリス(シャシグリス)使用。自転車専用のグリスの方が良いのだろうが、まあいいだろう。水に強いウレア系を一つ買っておいてもいいかもしれない。 グリスアップ完了で、カセットを取り付けてナットを締めこむ。ガツンと締めていくとガタがあったトップ部分もガッツリと固定され、感覚としてはガタは皆無だ。ナットの締結力によるスプロケ同士の摩擦で固定される仕組みなので、少々のスプラインのガタは関係ないようだが・・・(車のホイールと同じ)。 もともとが古いバイクなので、カセットはとりあえず再使用でいくことにしよう。 あとはディレイラーにも問題があるのだが・・・。 これはまた今度ということで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 19, 2015 11:00:37 AM
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