カテゴリ:自転車
リヤショックの組み立て。
ウチにきた時はスカスカで、エアを入れてみても数回ストロークさせると抜ける状態。 シールキットの交換をしたいところだが、国内ネットではなかなか見当たらず、あっても暴利な値段。 とりあえずばらしてみたが、そんなにダメージは無さそうだったので、グリスアップして組みなおすことにする。 分解と言っても外筒を外すだけなので、簡単な作業。 各部をクリーニングしてまたはめる(締めこむ)だけだ。 バイスが必要だが、このように良くある木工作業テーブルでも十分使える。 専用のグリスなどは持ってないのでシリコングリスを使う。 ゴムパーツが当たりそうなところとシール部にたっぷりと塗っておく。 ちなみに、まえにハブベアリングに「リチウムグリス(シャシグリス)」を使用と書いたが、あれは間違いだった。 無知をさらけ出す失態を犯してしまったわけだが、シャシグリスはカルシウム基でリチウムは文字通りリチウム基が成分。大きな違いは耐熱温度で、シャシグリスは概ね100度以上には堪えられないため高速ベアリング等には使用できないようである。 今の今まで全く知らなかった・・・。 つまり、両者は全くの別物で、ベアリングにシャシグリスを使用した自分はアホということだ。 もっとも、自転車用の高級グリスにはカルシウム基のものもあるので、自転車のハブ程度では100度までいかないのかもしれない。カルシウムには親水性があるので一気に劣化することが無く、水の浸入によるベアリング部のグリス切れの心配が少ない・・・と推察している人もいる。 ちなみに自分が普段使用しているグリスは上の通り。 シャシグリス、モリブデングリス、リチウムグリス、シリコングリスだ。 このシュインの修理を始めてからリチウムグリスを新たに購入していたのをすっかり忘れていた。 モリブデンをベアリングに使うのはあまりよくないとは聞いていたのだが、見た感じ一緒なシャシグリスとリチウムグリスはどっちも同じと思っていた。シャシグリスはステアリング周りなどに使うので、極圧性が高く、より性能がいいと思い込んでいた。 思い込みって怖いものだ。 話しを戻そう。 ショックをくみ上げるときにショックオイルを入れろとある。 専用オイルは当然無いので、昔に使用していたバイク用のフォークオイルを使う。 学生時代に購入したものだから2?年前だw。 我ながら物持ちがいい。 これを数ミリリットル注入し、組み上げて完了。 良い感じに動いているように思えるが・・・。 ロックアウトレバーに節度感が全く無いので壊れていると思っていたが、それなりにロックアウトも効いているようだ。 これでもまだエア漏れしてダンピングも効かない様なら、内部のシャフトにウレタン棒をかまして半リジッド化でもしようと思っている。 前後のショックのオーバーホールもどきも終わりに近づいてきたので、そろそろ本体の組み上げも見えてきたような感じかな? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 1, 2015 01:28:14 PM
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