アフリカ
田布施町の留守のお屋敷は、家主が居ないのでひっそりとしています。
大きな樅の木が、ひょうたん池の庭にどかんと主のように立っています。
土間の燕達も、ひなが育ったのでしょう、巣は静かになっています。
夕方になるとねぐらとして使ってるようです。しいてる新聞紙には、糞が沢山落ちているから、予測できます。
この庭に面した広縁が私の癒やしの席なのです。
何か悩みが有ったり、ストレスが生じたときは広縁に掛けて、大きな樅の木とお話をします。
幹の周囲が3メ-トルは有るだろうし、15メ-トルの高さがあるかと思う。
三年前に亡くなった95才のおじいさんが生まれたときに植えた樅の木です。
樅の木と話すと言うよりも、おじいさんと話してるような気もします。
11日は祥月命日でもありますが、最近の私は日曜しか休めないので今日は偶然でしょう。
雑草が伸び方だいなので少し抜いて上げました。
梅雨になるともっと伸びてしまうでしょう。
今日は広縁でそっと祈ったのは、現在の屋主が仕事でアフリカのコ-トジボア-ルに取材に行ってるから、無事に帰って来れるように、樅の木とおじいちゃんにお願いに行ったのです。
ユニセフのお仕事だから、充分な護衛が有るかと思いますが、危険地帯では何が起こるか分からない事です。16日までは祈り続ける毎日です。