ひらめきハート満天丘　　花村実葉　　　　　　　　　

　読書の秋ということで、

久しぶりに図書館に出向き本を二冊借りてきました。

 　最近は難しい本は読んでいなかったのですが久々

 やや難しいタイトルの本「愛を科学で測った男」

 　というデボラ･プラムの本を借りてきました。

　昨日TVで明石屋さんまが司会の「ホンマでっか」 を珍しく観たのです。

　あの番組は、愛を科学で測る・・・番組のようでした。

昨日は、芸能人の男女で、一番結婚に向かない男女は誰か？

 　というのを、科学的に検証して選んだのでした。

　それをおもしろ可笑しく、先生方が科学的に解説するので笑えるのですが、

お笑いとしてみると楽しめるのですが、観た後は、あまり､為になったという

感じが無い番組だなぁと・・・。

　なるほど、そうか、そうか・・・とは思いますけれどね・・・。

　本日のニュースで、高校生の女子が母親と祖母を殺したというニュースを

観たとき、しつけが非常に厳しい家だった・・・とか・・・。

　どんなしつけだったのか知らないけれど、愛と虐待が紙一重になる場合が

 ありますよね。特に、幼い子どもの場合は逃げることが出来ないので、

問題なのだけれど、高校生ともなると、嫌だったら、家出するとか、他の

手もあるのに何故？　と思いますが・・・。 

　本の表紙を見るとロボットに赤ちゃん猿がしがみついています。 

　1958年の写真だそうですが、布で出来た 母親とそれと一緒に

育った小ザルとの間に絆が生まれるという有名な研究結果があるそうです。

　ちなみに、わたしは、二人の男の子を育て、男子の孫も居るのですが、

我が息子たちが、高校生くらいになったとき、熊のぬいぐるみを

何体か飾っていて、確かに、現在も、それら毛のついた小さなぬいぐるみたちに

愛情を感じ、絆があるのですよ。

　不思議なことに・・・・。

　勿論、人間の実の息子たちや孫の方が大切

なのですが、作り物であるぬいぐるみでも、愛情があると言えば

 あるように感じます。 

　仮に、それが目や口があるもの以外でも、例えば、ずっと使っていた

机とか・・・そんなものにも、愛情はあったりします。

　愛って不思議なものですよね・・・。

　愛をどうのように、科学的に測ったのか・・・

まだ読み進めないと分かりませんが・・・ 

　愛はやさしさや、愛しさであって・・・ゆがんでしまったものは愛とは

言えないような気がしますね。 

　愛が押しつけや、強制や独占欲、支配となると、もう憎悪とか憎しみに

変化してしまうので、きっと、女子高生の顛末は、一気に

火山の噴火のように爆発してしまったのでしょうか・・。

　もし、この女子高生に精神の逃げ場があったのなら、

このようなことは起こさずに済んだに違いありません。

　例えば、ぬいぐるみに話しかけるとか、又は、物語を創る能力があるとか、

絵を描く才能があるとか・・・下手でも良いのでね・・・

　そうそう、逃げる場所というのは必要なんですよね・・・。 

　 そこに逃げると、嫌なことも辛いことも忘れることが出来るって場所・・・。

　では、明日も良い日を～♫

　いつもありがとうございます～ 

　　　下の写真は昨年のもの。