カテゴリ:社会
いよいよ花粉症の到来で、 わたしは昨日から、本格的に薬を飲んでいます。 飲んではいますが、たまにくしゃみがでます。 それで、なんだか、本日は風邪みたいな症状・・・。 しばらくの間、これから3月いっぱいはこんな感じなのかも?
春の芽吹きは美しいけれど、苦手な3月到来が迫っています。 けれども、生きている幸せを感じつつ日々に感謝して・・・
暫く前のことですが、後藤健二さんの本、「ダイヤモンドより平和が欲しい」 を読んだのですが、素晴らしい本でした。 最初に怖いことが書いてあったので、躊躇しましたが、小学生くらいの子供 でも読めるようにやさしく大きな字でかいてあります。
アフリカのシエラレオネ での内戦で傷ついた少年ムリアくん15才は、実は 自分の両親も内戦で殺され、少年は、強引に12才で兵士として訓練を受けさせられ 敵の村人たちを残虐に殺害してきた少年であり、内戦が終わっても 一見平和を取り戻したかのような学校で、 失った愛や偏見と闘いながら成長する 元少年兵を後藤さんが見守りつつ 筆を進めているので本当に素晴らしい本となっています。
その国には、手や足を失った大人や子供がいっぱいるようですが、 そんな残忍なことも、幼い少年兵に、額に傷をつけ、そこに麻薬を刷り込んで 殺人マシーンとして、残虐な行為をくりかえさせたそうなのです。 本人の意志ではなく、それをしなければ、自分の命がなかったわけです。 本当に日本では考えられないくらいの・・・恐ろしさと思いきや、 昨日から、 中学生の男子がひどいリンチで殺されたのをニュースで見ると、 シリアでの後藤さんの、あのようなニュースに何らかの刺激を受けてしまった のかな? と思わずにはいられません。 あまり、このようなことは考えたくないですね。
暫く前に観た映画「サンパ」というフランス映画では、 フランスに住んでいる他国籍の不法就労者で、社会の底辺に住む人たちを 映画化していたので、 日本も貧困者が増えているとはいえ、 まだまだ、マシなのだろか? と思えてしまいました。 彼らは、毎日、就労センターのようなところに出向き 日雇いの仕事をようやくのところで見つけ、 その日暮らしをやっとの思いでして暮らしています。 そこで見つけた愛や希望で最後には、職に付けるという ハッピーエンドで終わったのでほっとしましたが・・・
生きてゆくことは、いつどんな時、巻き込まれてしまうか分かりません。 天国のような世界で生きている人もいれば、戦場で暮らしている人は 地獄のような惨状は現生なのだから。 わたし、昔、自分で初めて書いた戯曲に 「戦争や争いを起こすことが出来ない薬の開発に成功した」 という・・・物語を書いたことがあります。
そんな薬が発明されたら、紛争も戦争もぱたりと止んでしまうはずです。 ゲームやスポーツでの 戦いは、人間の殺し合いではないからそちらに向かってほしいですね! ベイマックス映画にあった独楽の戦いゲームみたいな、技術を競うのは、 先日TVで紹介しているのを観て、面白いなぁと思いました。 この先の世界はどのように変化してゆくのかな・・・ とにかく、平和な世の中であってほしいですね。
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