カテゴリ:社会
2011年3月11日のあの日から4年経つのですね・・・ あの日の日記に何を書いたのかと本日調べてみました。 絵は無く、短い文章だけでした。 ********** 皆さん、大地震でしたが、大丈夫でしたか? 東京もかなり、震度6ほどゆれました。 宮城、山形、北海道の皆さん、大丈夫ですか? あの日の二日前 3月9日のわたしの即興小説を本日は振り返ります。
即興小説『月は砂時計』 月の満ち欠けのように、 満ち足りる。 夜風が吹いて、 砂粒が吹き飛んでしまうような、 楽しかった日々を波が攫ってゆく。 日時計の砂時計。 潮騒の波音、遠くの汽笛、銅鑼の音。 出会ったころの初々しさ、 出会ったころのはにかみ。 秒針は同じところを回る。 砂時計は一粒も残さずに全てを落とす。 そしてひっくり返す。 天と地をひっくり返して、あの日に戻せたら、 幻想のような日々、夢のような楽園も、 マッチのひと擦りの明るさにも似て、 何と儚いものなの。 意気揚々としたあのころ、 少しばかりの自信過剰、清々しく。 月が朔月になる。 熱い情熱も砂のようにさらさらと熱を奪う。 すべのものをひっくり返すことが出来るのなら、 悪魔に声を売りましよう。 この砂浜で天空の宇宙に想いを馳せた熱情、 目を閉じてあのころを想う。 手の平からこぼれおちた、小さな小さな星屑は、さらさらと 跡形もなく舞ってどこかへ行ってしまう。 わたしは、そこで天女になって踊りましょう。 悲しみの晩、喜びの昼、希望の朝、 それらの時間が再び巡ってくるように・・・。 ********* 本日は強風で・・・夕べはどういうわけが一睡もできませんでした。 多分コーヒーを寝しなに飲んだから? それにしても、朝まで眠れず・・・ 考えてみれば、4年目の3.11の日だったと・・・・ 多くの亡くなった方々へご冥福を祈り、二度とこのような悲惨なことが 起こらないように・・・願うばかりです・・・。
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