|
|
|
2005/09/17
カテゴリ：空想科学映画（自作）
 第3次世界大戦がいつのまにか終わって、3年が経とうとしていた。 世界中どこを探しても、国家と言う形が残っている地域はなかった｡ 地球中が水爆により放射能汚染されていた。 昨年あたりから、生物に突然変異が続発していた｡ ただの奇形は、論外として、生物的進化は、めざましかった！ とりわけ、知能的進化は、カラスを代表とする鳥類にめざましく、 鳥類の１１％に、なんらかの知的進化が見られた｡ ここテキサス州の被爆中心地に於けるニワトリの進化は 最たるものであった。 卵からかえったばかりの、ひよこでさえ、人間と英語で話せる ほどの知能を備えてしまったのだ｡ 今や、ラ王、ケンシロウの世界となった人間社会が、彼らと 共存を図るしかない程度に、知的生活をおくっているのだ｡ 点在した彼らの街を襲って、食料を奪おうとする人間から 街を守るのは、産まれて間もないひよこ達であった｡ 俊敏な動き、銃を扱う能力は、現役グリーンベレー達に 勝るとも劣らないものであった！ 寿命の短い彼らにとって、すでにりっぱな青年将校なので あったのだ！！ 地球の新しい支配者となる予感がしている・・・・・・・    
お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
[空想科学映画（自作）] カテゴリの最新記事
|
|
