カテゴリ:空想科学映画(自作)
同じころ、ハワイ諸島・イースター島・フェニックス諸島を結ぶ三角地帯の海底にも異変が起きていた。
猛烈な嵐とともに急激に海底隆起が始まり、この地帯は火山活動も無いというのに一晩でほぼオーストラリア大陸ほどの陸地が姿を現した。代わって、バミューダ海域がなぜか深く深く沈みこんでいった。この現象には明らかになんらかの因果関係があると思われたが謎である。わかってきたことといえば、猛烈な嵐風雨に洗い流され見えてきたのは、この三角大陸が不気味に鈍く輝く金属に全土が覆われている姿だ。まるで巨大な宇宙要塞だった。一週間後、ハワイ諸島付近の金属壁が10キロメートルにわたって開き、古代ギリシャ民族衣装に似た、白い布を巻きつけたような服装の人間達が現れた。金属要塞の住人とは思えない人間くさく穏やかな表情をしたニンゲンに見えた。武器なども携えておらず、南海の自然をただ楽しんでいるようだった。やがて、要塞を出て海岸を歩き始めたのだが何かが違っていた。そう、ささいな?ことなのだが・・・・・地面に足がついていなかった。ほんの数センチなのだが浮いていたのだ。どの男も女も、子供たちも同じだった。・・・・・・・超能力・・・・・なのか・・・? つづく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006/05/21 12:27:52 AM
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