カテゴリ:読書
今日も読書。
今日は、私がとても大好きな作家である藤原正彦さんの「遙かなるケンブリッジ」を読んだ。 作家というより、数学の先生というのが適切なのかもしれないけど、私の独断で作家ということにします。 この内容は、藤原さんがケンブリッジで1987年から1年間研究したときのことを書いているのだが、とにかくとても面白い。 藤原さんの綴る文章は、心を鷲掴みにするようなものがある。 藤原さんの父である作家の新田次郎さんも「一気に読ませるだけのものがある」 と評しているだけに、これは間違いないような気がする。 藤原さんといえば、「国家の品格」を思い浮かべる人が多いかも知れないけど、私はあの本よりか失礼であるが、昔の著書の方がはるかにお薦めである。 私は、「若き数学者のアメリカ」を読んで藤原さんのことを知ったけど、あれは本当に面白かった。興味がある人は是非読んで欲しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年05月05日 22時02分25秒
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