カテゴリ:そのほか
朝、アルバイトを終え、部屋に戻りシャワーを浴び、荷物をまとめて部屋を出た。
最寄りの駅へ。朝の通勤・通学で混み合う時間帯だけに席に座れず立っていた。本を持ってきていたのだが立ったままだと読む気にもならず、車窓からの景色をただ眺めていた。 しばらくすると浜名湖を通過した。いつも思うのだが、改めて浜名湖周辺の景観は実に素晴らしいと思った。 湖に差し込んだ朝日の影響で、湖面がキラキラしていてそれがアルバイトで疲れた眼にはなんともまぶしいのだけど、そんなことはどうでもよくなるくらいの絶景だった。 浜松で熱海行きの電車に乗り換えた。今度は無事に席をget. そこからアルバイトの疲れからかウトウトし始める。 富士で途中下車して、身延線の甲府行きの電車に乗り換える。 甲府駅まで電車で3時間少々である。 この間、翌日の大会に思いを巡らしたり、車窓から見える景色を眺めていた。 途中、山奥の駅で、高校生が一杯乗ってきて賑やかになったがいずれも甲府駅の手前でいなくなった。 甲府駅には、1時過ぎに到着した。駅ビルの中にある喫茶店でサンドイッチ&オレンジジュースを注文した。その喫茶店の南向きの大きな窓からは、甲府駅南口の様子が一望出来るようになっていて、ちょうど左側に路線バスのりば、右側にタクシーのりばがあるのがわかった。 路線バスをのりばを見ていたら、大きなリュックを背負った登山客のグループが見えた。もしかしたら、同じ山に登るのかなと思いながら、サンドイッチ&オレンジジュースをお腹に収めた。 それから中央本線で大月駅へ向かった。途中、線路沿いにはぶどう畑やもも畑が広がり、遠くに目をやればいずれの方向も山に囲まれていることがわかった。これが中学の時地理で習った甲府盆地かと一人で納得していた。 大月駅の少し手前で、勝沼ぶどう郷駅という駅があるのだけど、ここはちょうど山の斜面に沿って、畑が階段上に広がっていて、ちょうど棚田のぶどう畑バージョンといった具合でいい味を出していた。 山梨県を観光目的で訪れる機会があれば、ぜひ訪れてみたいと思った。 14:30頃、大月駅到着。それから富士急行線に乗り換え、富士吉田に向かった。電車で40分程で富士吉田駅に到着した。 会場までどういっていいのかわからなかったのだが、同じ電車に乗り合わせていたジャージ姿のおじさん達のあとに着いて行ったら程なくして到着した。 会場で受付を済ませ、ホテル行きの貸し切りバスに乗車した。 途中、山梨中央銀行というところで降ろされた。てっきりついたのかと思いきや一緒に降りた一名のおじさんが地図を渡されていた。おじさんが言うには、どうやらここから歩いていけということらしい。誰もホテルの場所を知らないのでとおりすがりの地元の住人にホテルの場所を尋ねたのだが、知らないと言われた。 地図を渡されたおじさんが持っていた地図を拝借してよくみると、等高線の間隔がものすごく込み入っていた。とにかく少なくとも、このあたりではないということはすぐに見当がついた。しかし、地図を見ていて、一体こんな急勾配の地形がこのあたりに本当にあるのだろうかと思って目を疑ってしまった。 地図を見ながら話しをしてどうやら、方角的にはあの前方に見える山らしいという結論になった。みんなでぶつぶつ文句をいいながら移動した。近づいて行くと、山の中腹にそのホテルらしき建物が見えた。たぶんあれだろう。 30分程歩きホテルに到着した。私は、屋根裏部屋をあてがわれた。 そのあと久し振りにお風呂に入った。いつもシャワーなので、ひさびさに広々とした浴槽でくつろげた。お風呂から上がり、夕食を食べた。夕食の肉じゃがは家庭的な味でとてもおいしかった。 この日は、9時過ぎに横になった。 しかし、暑くて眠れず長い事うなされたすえにようやく1時頃眠りに落ちた。 つづく。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年08月04日 18時16分43秒
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