カテゴリ:そのほか
バスケットボール世界選手権 Aグループの試合を見るために仙台に立ち寄った。
場所は、仙台市市民体育館である。 JR仙台駅からの交通の便を考えると、JR長町駅の近くなのだが、地下鉄南北線の富沢駅を利用した場合と比べ距離があるので、地下鉄南北線を利用した。 試合の方は、 13:00 レバノン-ベネズエラ 16:00 ナイジェリア-セルビアーモンテネグロ 19:00 アルゼンチン-フランス だった。 13:00 レバノン-ベネズエラ レバノンが、第1Qで、10点差を付けられていたのだが、ガードの活躍で徐々に盛り返し、 逆転勝ちした。 私も個人的にレバノンを応援していたので、レバノンが勝利してくれて嬉しかった。 16:00 ナイジェリア-セルビアーモンテネグロ 試合前は、セルビアーモンテネグロは、数年前の優勝国と聴いていたので、ナイジェリアは厳しいだろうなあと思っていた。 しかし、蓋を開けてみると、前評判は決してそんなに高くなかったナイジェリアが勝った。 試合の展開は、終始ナイジェリアが少しリードするもセルビアーモンテネグロも執拗に食い下がり、予断を許さない状況が続き観ていて見ごたえがあったし面白かった。 試合後しばらくして、次の試合を待っていたら、歓声が聞こえた。何だろうと思っているとS席の前のゴールの後ろに人垣が出来ていた。 よく観るとフランス代表のパーカーがナイジェリアの代表選手と一緒にいることがわかった。 あとでわかったのだが、パーカーはこの試合の前に行われたブラジルとの試合で手の指を骨折しておりこの日の試合を欠場した。 19:00 アルゼンチン-フランス 試合前のアルゼンチンの練習を観ていたら、スパーズのジノビリがいた。 彼がダンクをする様子を観ていたのだが、最高到達点が高く、しかも滞空時間の長い豪快なダンクを決めていた。 シュートも、3Pのラインからビシビシ決めていた。 明らかに他の選手と違っていた。 試合の方は、ジノビリに注目してずっと観戦した。 ジノビリは、内側に一人で切れ込むだけのドリブルが出来るし、さらに外側から3Pを沈める事が出来るので、観ていてあこがれる。 特に、彼は、ボールをもらってからの行動が違う。 他の選手だと、ボールをもらってから、相手の出方を伺いながら攻撃に入るという場合が多いけど、彼の場合はボールをもらってから迷わず次の行動に移るので、試合の展開が急激に変化する。 だから、観ている方としては、次は一体何をするのだろうとこちらが考える前に行動に出るのであとからなぜあのように動いたのかとか思ったりした。 ジノビリのプレーを見ていて、すごいなと思うのは、相手が何人いようと隙があればゴール下に切れ込んでくるところだ。 個人的にアイバーソンやウェードのようなプレースタイルが好きなのだが、初めてジノビリがプレーしているのを観ていて、彼らに似ているなあと思った。 特に、相手が何人いようと一人で向かっていく姿勢なんかとくに好きだ。 試合中にすごいと思ったのが、何箇所かあるのだけど、ひとつ印象深いのが、目の前に敵がいる状態で、パスをもらった瞬間にボールを左に裁いて、自分は相手の右側を走り一瞬にして相手を抜き去ったシーンである。 本当にわずかな時間で判断をしなければあのプレーは成功しなかったのだが、どうして 一瞬にしてあのようなが判断が出来るのかが不思議だ。 発想が豊かなんだろうけどすごい。 この試合は、ジノビリが25点を記録する活躍でフランスを下した。 初めて自分の部活以外のスポーツを生で観戦したのだけど、かなり熱い試合展開だったし、代表選手のプレーに感動してかなり刺激を受けた。 NBAの選手達と同じ会場で同じ空気を共有しているなんてもう二度とないであろうと思うので、 行ってよかったと思う。 次の試合が楽しみだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年08月24日 01時33分15秒
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