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テーマ:スノーボード(6003)
カテゴリ:SNOW
最高でした!『X-TRAIL JAM in TOKYO DOME』!
僕が行ったのは2日目の「STRAIGHT JUMP」です。 僕は今回初めて『X-TRAIL JAM in TOKYO DOME』に行ったんですが、東京ドームに入って、階段を上がりスタンドの会場を観てもう感動してしまいました。 当然、ジャンプ台のデカさや照明のキレイさに圧倒されましたが、何より手入れされた雪面でした。 いろいろなスキー場にそれなりにデカいジャンプ台はありますが、なかなかあのコンディションの雪面はキープできないし、そして飛び出しの部分の角度やマーカーなどの目印は、エアーを決めるライダーにとっては最高なんじゃないでしょうか… 室内ということもあり雪質とかは分かりませんが、あのジャンプ台を造ったスタッフ&関係者はスゴいっ! 僕の席は2階の正面からはちょっと1塁側寄りだったんですが、エアーの高さや空中の姿勢、完璧に着地しているかを観るには最高な席でした。 日本人ライダーによる予選が始まり、生で初めて見るビックエアーは最高に僕のVIBESを高めてくれました。 ただ残念だったのは、僕が夢中でビデオを観ていた時代とは世代交代が起こっており知っているライダーが少なかったことでした。 逆に今回ジャッジを勤めた「ブライアン・イグチ」「ファビアン・ローラー」「インゲマー・バックマン」のコールが発せられた時の方が僕は興奮してしまいました。 特に僕が「ジェイミー・リン」に憧れ、崇拝して、LIBの板に乗って夢中にジャンプ台で練習していた当時は、周りの人達は「インゲマー・バックマン」に憧れみんな「ATLANTIS」の板に乗ってぶっ飛んでいましたからね。そんな時代です。 まぁ、ジャッジに関してもう一言言わせていただければ、「おいっ、ミッヒ!テリエが飛んでいるのになんでお前が席に座ってジャッジしてるんだ?ミッヒ、お前も飛べっ!」ということです。ミッヒの生のエアーも超観たかった… そして海外招待選手を交えての予選のお目当てはやっぱり「テリエ」です。ミーハーと言われても生のテリエが観たかったんです。そして、「鈴木伯」が今回どんだけのエアーを見せてくれるかが僕の注目でした。 結果は、何となくですが「テリエ」に関しては年齢を感じさせられたというか、世代交代というべきか、何か寂しい気持ちにさせられてしまいました。華麗さは健在なんですが、力強さみたいなものが物足りなく思えてしまいました。16歳で鮮烈なデビューをしたときの印象が脳裏にあるだけに残念でした。 そして、「鈴木伯」は“まぁいいんじゃないの~”って感じでした。着地の安定感も増し、会場を盛り上げた1番の功労者だったのではないでしょうか。 SEMI-FINALの[JAM SESSION]では、X-TRAIL JAMならではの盛り上がりがありました。何回も来ている人達に言わせると「今年はたいしたことは無かった」って言っていましたが、初めて観た僕は楽しくてしかたありませんでした。 2本のジャンプで得点を競う緊張感みたいなものはないのですが、それはFINALにとって置いて、のびのびとライダー達が飛び、会場が沸く30分はお祭りみたいなノリが楽しかったし、そこで見せる数々の高度のエアーとキレイに着地した時の歓声は、最高な時間でもあり、目を離せない場面ばかりでした。 そしてFINAL… 1本目と2本目の間の3分間の休憩時間にドラマがありました。 FINALの1本目は全員が320点超えのハイスコアーの中、「ヘイキ・ソーサ」が『バックプリップのダブル・ノーズグラブ』(たぶん)を完璧にメイクしてトップに立ちました。僕も普通に鳥肌が立っちゃう感じでした。今回のX-TRAIL JAMの優勝の「ニコラス・ミューラー」はF900(?)のトリックを完璧にメイクしてきたんですがポイントで負けていました。 そこで、ここで勝つために2本目にどんなトリックを持ってくるかが勝敗の大きな要素になってきました。両ライダーの間でどんな考えやどんな気持ちでこの3分間を感じたかは分かりませんが、とても長いようで短い3分間だと思います。 「ニコラス・ミューラー」の1本目のメイクも完璧に近かったのに点数が伸びなかったので、「ニコラス・ミューラー」がどうしても勝つ為には、『1本目と同じトリックを2本目は難易度が高いフェイキーで…』みたいな感じで行くしかないような流れというか勝負に出ました。 その結果は見事で完璧に決めてきました。1本目と同じトリックをフェイキーでメイクする(たぶん)スイッチバック900!着地も完璧でした。 この瞬間に得点が出るまでも無く、僕は優勝を確信しました。 「ヘイキ・ソーサ」の2本目は、「ニコラス・ミューラー」の2本目のメイクを目の当たりにしてトリックを切り替えてきましたが着地に失敗… とても緊張感があり、これぞFINALにふさわしい熱い勝負でした。 ちょっと感動してしまいました。 結果は… 優勝:ニコラス・ミューラー 2位:ヘイキ・ソーサ 3位:リスト・マティラ しかし、この今年の『X-TRAIL JAM in TOKYO DOME』を振り返ってみると、ゲストに来ていた“TOKIOの山口達也”の意味があったのだろうか? 最初に紹介されたきっりでなんのコメントもなんのカラミもなかったような… 途中に出てきた“ものまねの原口あきまさ”も気になります。でも、途中、さんまのものまねをして会場が見事にドン引きだったのはちょっとだけ笑えました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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