カテゴリ:学
ネッ友のトモさんの日記を見ていて、ふと、思い出したことがありました。 日記には「子供が数字に興味がない」といった主旨のコメントがあったんですが、うちの双子は数字が大好き。(まあ、息子の「5」大好きは異常だがw) 無論、うちの双子も最初は文字の延長で数字を読むくらいだったんだけど、そこへ「算数」の概念を盛りこんで遊んだら、数字が動き出して興味が爆発したんですよ。
私は、将来うちの双子が中学生や高校生になって「数学なんてやってても意味ない」と言い出さないで欲しいな・・・と思ってたんですよ。 息子が将来企業の事務員になったとしても、伝票一枚処理するのに連立方程式くらいは知ってた方がいい。 私はそんな「生きる術」としての数学を、身近な存在として知っていて欲しいと思うんですよ。
ということで、我が家の数学第一歩は、「『数=勉強』ではない」ということからでした。
では早速、我が家の双子の数字好きのきっかけになった、私オリジナルの数の手遊びをご紹介します。 肝心なのは、「算数=勉強」ではなく「算数=遊び」の視点で子供の興味を引き出し、発展させていくきっかけを作るということです。 用意するのは最初は親の手だけ!というシンプルさ。
ではさっそく、我が家での実例をご紹介しますね。 【基本】 1:親の右手の人差し指を立てて「これはいくつ?」 2:親の右手はそのままで、次に左手の人差し指を立てて「じゃあ、こっちはいくつ?」 3:親が左右の手を寄せながら「じゃあ~~~こうすると」と言って、左右の手が重なる瞬間に、ぱっと右手の中指と人差し指を立ててVサインにし、左手はグーにして「さあ、いくつになった!?」 この、手が重なる瞬間の「ぱっ」がキモです。手品のごとく一瞬でやってください。
次に、応用編です。
【足し算バージョン:その1】 右手を2、左手を3で、くっつけて「5」とやって右手をパー、左手をグーにする。
【足し算バージョン:その2】 ※これは我が家では昼寝前の添い寝する際にやってました。添い寝でなくとも、床に親子で並んで寝転んでやってください。 両手を出して「右手が5、左手が5、くっつんこすると~~~10!!」と言って天井に向かって両手を突き出す。
【引き算バージョン】 ※また両手だけの手遊びに戻ります。 親が右手でVサインを示し、左手で右の人差し指をぐいぐいと引っこ抜く真似をしばらくしてから(ここで「いてててw」と小芝居を入れるとなお良し)次にぱっと一瞬で手品のように両手の人差し指だけを1本ずつ立てて「あ!1つずつになったよ!」 次に、3-2、4-3、5-4(・・・常に答えが1になる=いろんな数を計算をしても答えが同じになることもあるというのも覚える) 更にこの応用で、3-1、4-2、5-3(常に答えが2) あとはいろんな組み合わせをやってみてくださいね。 うちの双子には引き算はちょっと難しかったようで、しばらく5以下の数字だけをやりましたが、今では10以下(両手)の範囲なら、なんとか分かるようになってきました。
手遊びのいい点は、何もなくても、どこでもすぐ始められることですよね。 それと、前提として、我が家には、一昨年クリスマスプレゼントであげたおもちゃのレジや100均で買ってあげた電卓なども身近にあるので、 数字や計算は遊びの範囲だったのもよかったのかもしれません。
まあ、あとは、以前本の紹介記事でも書いたように、息子が「キティとたのしくかず」という計算の本を本屋で見つけて、手遊びよりもそちらに数の遊びは移りつつありますが、今でも、ちょっとした瞬間に「数の手遊び」を振ると、双子は得意気に答えています。
簡単な手遊びですので、よかったらぜひお試しになってみてくださいね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[学] カテゴリの最新記事
|
|