カテゴリ:学
子供の頃。
「おおきくなったらなにになりたい?」 誰もがそんな夢を語ったり聞いたりしたものだ。 ご他聞にもれず、我が家の双子も3歳くらいからそんな会話をしていた。 息子はなんだかよく分からない答えが多かった。 男の子にありがちなヒーローは「敵が怖いからヤダ」だったw 娘は「ケーキ屋さん」が不動の答えだった。 ケーキ屋さんになってママにおいしいケーキを作ってあげるのが夢だと語り、感激したママにケーキを作らせたりもしたwww しかし、今日、娘はいきなり「ケーキ屋さんやめて花屋さんになる」と言い出した。 そして 「花屋さんになってママに素敵なお花をプレゼントしたいんだけど、いいお花がなかなか見つからなくて・・・」と。 よーし、ママ、明日花屋さんに行ってアレンジメント買って来ちゃうぞw(←バカ親www) まあ、娘が女の子の「将来の夢」の定番を行くあたり、女の子らしいなぁと微笑ましく思い、時にはバカ親になりつつ。 そんな最近、息子の夢が決定した。 「僕、おまわりさんになるの!」 妙に正義感の強い息子だけに、その信念が夢に繋がるのはアイデンティティの成長として受け止めてもいいのだろう。 しかし、やたらめったらあちこちで(相手が知ってる人でも知らない人でも)ちょっとでも間違ったことをしている人を見つけてはぷりぷり怒りまくる。 例えば。 おもちゃの譲り合いで自分が譲ったのに相手が次に譲らないと激怒。 いや、幼児同士で相手に完璧を求めるのは無理ってもんだ。 自分だって公園で気に入った遊具の順番を譲らなかったりしているし。 なので、息子に「おまわりさんは困っている人や弱い人を守るのも仕事だ」と言う点を指摘したら、確かにそうだと思い出した息子。 まず自分より小さい子には優しくなったw ついでに、エレベーターで子連れが乗ってくると、赤ちゃんで手一杯のママに「何階ですか?」降りる人には「お先にどうぞ」などなど。 自分で理解して行動に移せる点は素晴らしいと親バカ入りつつも感心した。 親が何度も交通切符切られていても子供は警官になれるのか?今の心配はそれだけだw ・・・ったんだけど。 息子が物心ついた時から異様にハマっているものがある。 なじみあるネッ友やママさんたちは御存知だと思うが、彼は「エレベーターマニア」なのだ。 ボタンを自分で操作して大きな機械が動くことへの異常なまでの執着と興味と興奮。 まだ乳母車の中でつかまり立ちしている頃から最寄駅周辺のペデストリアンデッキやスーパーのエレベーターボタンを押すのは自分の役目と執着していた。 幼稚園へ入園するまでの毎日の日課が、駅周辺の大型商業施設や駅施設の全エレベーターに乗ることだった。 他人様にお宅がどんな形状かを尋ねては、それがマンションだと聞くと「何階建て?エレベーターはどんなの?」が彼の一番聞きたい情報だった。 そんな息子の病的なまでのエレベーターへの執着についての過去記事はこちら ↓ 2009年7月7日 5月 番外編 ■もはや病的(汗)■ いつだったか工業専門書で「世界のエレベーター」的な写真豊富な書籍があるのを主人がググって発見して、真剣に購入を検討したくらい、息子のエレベーターへの興味はつきない。 そんな彼のお気に入りのテレビ番組がある。 テレ朝系日曜夜7時58分~ ビフォーアフター 最近特番続きで毎週はやっていないのがかなりご不満な息子。 今日は久々の放映で、読みかけの本もさっさと本棚に仕舞いに行って、テレビの前に鎮座。 「これ、すごいね~」 「広くなってきれいになったね~」 「これエレベーターみたいだね~」 と感想を述べつつ、視線はテレビから外れない。 最後の次回予告まできっちりばっちり一瞬たりとも見逃さずに見ていたw そして、CMの合間に息子が言うのが「昨日見たアパートだとこれこれこうだったよね」ということ。 話が前後するが、実は昨日夕方に息子を連れて近所のアパートの内覧会に行ってきたのだ。 そのアパートは知人がオーナーで昨秋から建設していたが、このほどようやく完成し(震災の影響で完成が遅れた)今週から大々的に入居募集を掛け始めた。 建築スタイルが一般的なアパートではなく、この近所では珍しい「テラスハウス」タイプで、素材も北米輸入住宅式とあってご近所からの注目度合いも高く、うちに縁のある物件なのでうちに内々に問い合わせがあったりもしていて、「これは見ておかないと説明もできない」と思い、知人に頼んで内覧会にお邪魔させて貰ったのだ。 しかも、幸い訪問者が途切れた時間帯だったので、息子も連れてお邪魔した次第。 すでに入居者がいたり契約が成立した部屋は見られなかったものの、半分の部屋をくまなく見学させて貰った。 我が家のもう一つの仕事に関することに息子を初めて同行したんだけど、息子、いい意味で大興奮。 間取りや設備を見ていく私の先を行っては「ママ、これはなに?」「ここはなに?」と全てに興味津々で、最初に「傷つけたり汚しちゃだめ」と言った約束も守って丁寧に見学。 帰宅後も「家」がどんなものなのか、興味が尽きない。 同行していた不動産屋に貰った間取り図を見せて「これはアパートのお部屋の地図だよ」と言ったら食い入るように見ていた。 そんな昨日があっての、今日のビフォーアフターの視聴だった。 息子を横で見ていると、とにかく集中度合いが半端ない。 集中のしかたも、大好きなアニメやヒーロー物を見るときとは全然違っていた。 身を乗り出して、眼がキラキラしていて、余所見が全く無い。 CMの間も、直前に見た内容と昨日見学したアパートのことなど関連した会話がずっと続いてそのままCM明けで次の場面に入って行く。 そして、画面を見ながら感想をつぶさに言っていくレスポンスの早さと、子供なりではあるけれどそれなりにポイントを抑えている点に感心しつつ。 息子の将来の夢に。 もしかしたらそのうち「建築家」が加わるのかな・・・・と。 やっぱりエレベーターの写真集、主人に言って買ってもらおうかな・・・w お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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