カテゴリ:学
昨夜、息子がお風呂に行く前に突然「おかーさん、明日三角定規持っていくから出しておいてください」 ・・・それ、もっと早く言わんかい(ー_ー)!! ブツそのものは、以前お友達ママさんから頂いてた算数ツールセットがあるので無問題なんだが、老眼でチマチマお名前付けしなきゃならんだろうがーーーー! 特に、小学生男子に一番肝心なのは「三角定規の穴にえんぴつを入れて振り回さない」ことを徹底指導すること(笑) そのためにも、定規を大事にしてほしくて、定規の不思議を教えてやりました。 直角二等辺三角形の方は折紙を斜めに半分に折った形だから、子供には馴染みがある。しかし、もう一つの縦長の直角三角形の定規はいまいち盛り上がりに欠ける(子供的に) そこで、斜めの辺と短い辺の長さを測らせ「14cmと7cmだね、なんか気が付かない?」というと、息子はしばし考え「・・・半分?」・・・惜しい。 そこで、私が新聞紙の上で長い三角定規を置いて、測らなかったもう一つ残った辺でパタン!とひっくり返して見せた。 「はい、これでできる二つ分の三角形の3つの辺の長さはどうなる?」 「・・・14、14、7+7でここも14・・・三つとも同じだ!」 「これを正三角形と言います。」 ここで息子、目がキラキラ。よし、いまだ! 「だから、三角定規の穴に鉛筆や指を入れて回さないこと!いいこと?」 「は~い、(担任)先生も言ってた!」 ・・・さすが、小学生男子を教える、元小学生男子だった男性教諭。ナイス。 だがしかし、ここで担任に対抗意識を抱いた私w ついでに母の威厳を示そうと、ちょうど九九も仕上げの段階だし~と思って、ホワイトボードに別の三角形を書いていった。 「下の短い辺が3cm、そこからまっすぐ上に伸びた中くらいに長い辺が4cm・・・」 息子、まだキラキラお目目で黙って私の書く線を見ている。 「でね、この短い辺と、中くらいに長い辺をつなぐと・・・ここの長さは5cmになるの。」 新聞紙の上にすぐさま書いて測る息子。 「本当だ!」 まだキラキラ維持中。ふふふ、しめしめ。 「でね・・・九九のおさらいしてみようか。ハイ、3×3は?」 息子、訝しげに「・・・9」 「4×4は?」 「・・・16」 ますます訝しげになる息子。 「では、5×5は?」 「・・・25?(おかーさん、何言ってんの?な表情)」 キラキラから謎だらけに彼を落としたところで! 「はい、ここ見て、9+16は・・・」 「25!!え!?え?ええ~~~~!!なにこれ!!」 息子、驚愕。キラキラを通り越して目がアイアイ並みになっとる。 ここで、ピタゴラスの3平方の定理を説明。 息子、「なんかゾクゾクする~~~!!」 はい、算数男子のハートは掴みました、ふふふw 寝る前には、次の月食はいつか、という話になり、来年の4月だよ~と言うと「なんで知ってるの!?」と息子に驚かれました。 だから、国立天文台の人が太陽と月と地球の回る位置を計算してくれるからわかるんだよ~(意訳)と話すと「計算できるの!?」と。 ここでパパが父の威厳を発揮w 「いいか、算数とはもともと天体の位置を知るために発達したんだ」 ここから私も参加して、天体の動きや暦の意味、そしていずれ算数や理科のテキストや問題集で遭遇する「日数計算」や「星座の位置と時間」などなど。 算数男子な息子、大興奮のまま眠りにつきました。 近いうちに多摩六都科学館に連れて行くようせがまれてつつ。 なお、娘はその間、ドライヤーで自分の髪をきらきらサラサラにするのに命を、もとい、時間をかけておりました・・・彼女はリケジョにはなれないかもしれません・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年10月24日 13時05分10秒
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