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カテゴリ:本・DVD
『モンスターマザー』 長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い 福田ますみ著 新潮社 先日、TVで紹介されてまして、早速ネット取り寄せしました1冊。 一気読みです 2005年12月、高1の少年が自殺。 そこから、テレビ・新聞・雑誌などのマスコミの報道が始まる。 全てが、いじめが起きた学校に問題があるとして、報道されていく。 校長先生が、記者会見の時、笑ったとか・・・ 有名な人権派弁護士が、自殺した少年の母親につく。 有名なルポライターが、週刊誌に記事を書く。 世論は、いっせいに学校をたたき始める。 学校内の生徒でさえ、少年の所属していたバレー部員を、責めてくる。 そして、殺人罪で校長先生が訴えられる。 真実は今、10年の時を経て、ようやく明らかにされるのだが、 それはそれは恐ろしいことが、起こっていたのだ。 モンスターペアレンツなど、良識が通じない、壊し屋、とんでもない親というのは、 どこにでもいるものなの?? そして、息子を自殺に追い込むまで、学校を、バレー部を壊すまでしないと気が済まないの? 誰かのせいにしないと気が済まないの? 何より、マスコミは真実を伝えていないの?? 報道が全て、と思ってしまうと、とんでもないのだ。 これが、私の育った信州で起きた事件と思うと、 そら恐ろしくなった。 報道されてる事件は、操作されてるものだと、ようやく再認識。 しかし、それは分かったが、ではどう受けとめたらよいのだろう。 たくさんの新聞は読めないし、テレビも横並びの報道ですし・・・ (本文の内容とは関係ありません、1号の昔の写真です) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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