中高年の過ごし方

[おたんこナース] カテゴリの記事

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  ワクチン騒動？

  インフルエンザワクチン接種の季節がやってきました。これさえ打てば、百人力？とばかりに、「いつから予約？」「今年も打つのよね？」「私と、家族の分は足りる？」・・・矢継ぎ早に質問してくる患者さんもいます例年接種されてる方の分は、確保シテマスカラ、大丈夫ですよ、と答えています。ふ～それより、今、受付業務を滞らせているのが、肺炎ワクチン問題TVでＣＭしてますよね。「今年度、６５・７０・７５・８０・８５歳」の方を対象に高額のワクチンの補助が出る、というもの。市からハガキが来た該当患者さんが、受付で、質問するわけですよ。「ハガキがきたんだけど～、打った方がいいのかねぇ」補助が出るのは、一生に１回だそうで、しかも、６５歳だとお若いし、５～６年おきに接種するわけで、・・・という説明をイチイチしてると一人に５分以上かかってしまい、大変～～～できれば、ワクチンは、必要な方にお勧めしたいわけで、誰もかれも打つ必要は無いのにねぇ。風邪をひきやすい、とか風邪をひくと、気管支炎や肺炎になりやすい人にお勧めなのですが、補助が出るとなると、誰もかれも受けたい、となるわけで・・・面倒になってくると、この一言！！「先生と相談してください」先生も、診察室で、「あなたにはまだ必要ない」とか「補助が出なくても、必要な時期になったら、お勧めします」とかどういう人に必要かなど説明するのですが、面倒になってくると「じゃあ、今日、打って行ってください！！」市に提出する問診票を書いて、本人確認をして、カルテにシールを貼って・・・面倒な作業がいっぱいあって・・・注射は５秒もかからないのにね。というわけで、なんだか、外来が混んでいます。ワクチン会社の陰謀？？？

  2014.10.17

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  季節の変わり目、帯状疱疹

  今日は、全く同じ場所、顔の右上に、帯状疱疹の患者さん２人が、来院されました右目が赤くて、額にもブツブツがあって、目の奥と頭痛がする、ＣＴを撮ってほしい、とお一人には言われました。それくらい痛いんですね。もう一人の方は、もう皮膚科を受診していて、今は、残った神経痛の治療を受けているところでした。調べましたら←こちら季節の変わり目、特に夏～秋が、多いと書いてありました。５０歳以上の人、中高年に多く、疲労やストレスで免疫機能が落ちているときに発症しやすいのです。何より、発疹が現れてから３日以内に、抗ウイルス薬を飲むことが、１番重要で、そこが遅れると、重傷化し、神経痛が残ってしまうようです。なお、お孫さんや、小さいお子さん、水ぼうそうにかかってない子供には、うつりますので、要注意！！～～～～～余談ですが・・・最近ニュースで話題の、家庭用消化器の破裂問題。そうです我が家でも、３年前に破裂して、衝撃の朝を迎えました。その時のブログ←こちら。同じものです。あの時、まともに取り合ってくれなかった市役所。今回は、国（消費者庁）も、見解を発表しましたね

  2014.09.22

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  それぞれの、こだわり

  ７５歳以上の患者さんの方が、若い方より多い、という事実を事務さんから聞き、めまいを起こしそう・・・ダークナース小波です。今日も、朝一番で、元気でにぎやかな男性患者さん。奥さんに、うるさがられているかたの、カルテを確認しましたら、９８歳！！奥さんは、８４歳。お二人そろっての来院です。ウチの先生が、不整脈を見つけて、お薬やら、ペースメーカーやら、治療を始めますから、皆さん、大変お元気ですの中には、困ったちゃんも、何人か居まして・・・筆頭が、７０代男性Ｓさん。毎回２８日処方の薬が、微妙に余るので処方箋の日数を薬ごとに、調節希望。６～７種類の薬が出てますけど、これは、１１日分、あれは１０日分余ってるからと必ず、毎回言うの。ちゃんと飲んでない、ってことね。血圧の薬、不整脈の薬、強心剤、利尿剤など、勝手に調節されたら困るんですが、自分で調節して、しかも、毎回体調が悪い、と訴えるの。医師としては、先ずきちんと飲んでもらったら、そこから増減の判断ができるのに、そもそも、毎日調節されては、もう手が出ません。診察室でも、話が長いだけでなく、長～～～いお手紙まで送ってくるの。とうとう先生が「あの方は、認知症かもね」って。そう思わないと、納得できないことばかり。ボタンだらけのベスト＆スーツ＆ネクタイで来院で、脱ぐのにも時間かかるし、支度にも時間かかるし・・・Ｓさんが見えると、私たちもちょっとブルー。

  2014.09.19

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  本当は、天使？？

  私服で買い物中、患者さんに会うのが苦手な、ダークナース小波です。今日の外来は、診察室のドクター介助の当番でした。途中様子を見に来た同僚に仕事が終わってから、「小波さんて患者さんに優しいんですね♪」って言われました・・・普段どんだけ厳しいんだ、ｱﾀｼ採血検査がある日、薬を飲んでこない患者さんに「ちゃんと薬は飲んできてくださいね何年、ウチにかよってるんですか」とか、家の血圧と値が違う、と不満げな患者さんに「お家の血圧計は、左手用なのに右で測ってませんか」とか自信たっぷりに食後に測ってるよ、と言う患者さんに「朝ごはんの後では、全く意味ありませんね」とか、相当きつい口調なんだろうねじわじわ反省

  2014.09.13

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  あなたも糖尿病？？

  朝晩涼しくなり、秋らしくなってきました。夜長は、虫の声に、癒されてます、ダークナース小波です。循環器内科の外来で働いてまして、最近感じておりますのが、糖尿病の治療を始める患者さんが、多いなぁ、ということ。ウチのクリニックは、本来、不整脈とか、高血圧の治療がメインなのですが、血液検査で糖尿病が見つかり、元々の治療にプラスして、内服治療と、毎月の検査（血と尿）が始まる患者さんが増えてます。当然、私たちの仕事も増えます面倒な糖尿病手帳の記入や、採血、検尿。これが、普段の採血や心電図の他に、毎月行われるわけで、お一人発見されただけでも、内心、は～、またか・・・という感じです。遺伝的病気でもありますが、生活習慣病でもあり自覚症状の無い、万病の元とも言われておりますので、気を付けたいですね。甘いもの、ひかえようっと

  2014.09.12

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  老化を受け入れる

  ダークナース、小波です夏休み明けの混雑が、ピークを迎えまして、外来担当は、毎日、必死です。そんな中、困った高齢者、ご老人たちが、毎日出没します。予約なんか関係無し。昨日は・・・数年前にかかったからと、ご主人まで連れて、ご夫婦で受診。奥様の言い分。「Ａ医院と、Ｂクリニックに最近は通院している。膝の裏に、静脈瘤がある。こちらで何とかしてほしい」カルテを見ると数年前通院しており、その時も、血液検査はしていた。弾性ソックス着用の指導を医師がしている。見せていただくと、軽度の静脈瘤があった。以前と同じく、当院では弾性ソックスをお勧めするしかないですね、と返答。血圧異常や、不整脈が無いのなら、ＡとＢの２か所の通院継続を勧める。（ウチの通院を勝手にやめたのに、急に来られても、困るのよね）しかも、２か所に通院しており、そちらの医師たちが、老化現象と、言ったという。その通り、と伝えた。運動も必要だし、筋力をつけてください、と。どうしても、静脈瘤が腫れて痛みなどあるのなら、外科クリニックを紹介しました。続いて、ご主人。両手の甲から前腕のシミを見せて、「どこが悪いのだろう、検査して」と言う。顔にはシミが観られず、腕だけなので、老化現象なのでは？と伝えた。すると、「みんなには、無い。自分にだけある」という。それは、お若い時から、どれくらい日に当たったか、人によって違うし、メラニン色素の量も人によるから、違いは出てくる。でも、人は年を取ると、シミやアザができやすいでしょ。と話す。「Ａ先生もＢ先生も老化現象とだけ言って、取り合ってくれなかった」「初めて、説明を聞いた」「そうか、人によるのか」この後、皮膚科医院に寄る、というので、「きちんと原因を知りたければ、皮膚科の先生に診てもらってください」「シミが薄くなる方法も、教えてくれるでしょう」７０代のご夫婦が、、気まぐれに、大混雑の循環器内科クリニックにやってきて、受付で、こんなことを話し始めて、受付も渋滞しちゃうし、・・・途中からナースが対応しましたが。最近の傾向として、自分の体の年齢的な現象を、受け入れられず、医師に何とかしてほしい、と言うムチャクチャな人が増えたと思います。体が痛い、膝や腰が痛い。肩が上がらない、回らない。転ぶとアザになる。・・・・当たり前。老眼になり、耳が遠くなるのと一緒よ。たくさん食べられなくなり、胃もたれするようになり、意欲も減り、声も小さくなるの。さらに言えば、頑固になり、思いやりが減り、自己中心的になるの。いったい、自分の理想はどんななのよさ。困った中高年の患者さんは、こういう加齢現象を、受け入れていない人に多い気がする。

  2014.09.03

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  いよいよ夏休み♪

  明日から１週間、クリニックが夏休みです。「８日間も、いいよねぇ」とか「お楽しみだね～」とか患者さんから言われましたが、ちっとも嬉しくありません、ひねくれものナース、小波です。この１週間休診のために、予約患者さんを割振りし、４週毎の患者さんを少しずつずらして、それでも、休み明けの大混雑は、もう免れません。考えただけで、恐ろしい・・・今朝も、３０分前にクリニックに到着したのですが、すでに５人の方が、並んでおられました。日当たり良好の玄関前にお待たせするのも忍びなく、着替える前に玄関を開けましたが、開店は８時、と書いてありますし、ご自身の自由で、勝手に待ってるわけですから、「暑いよ～～」とか、言わないでほしいなーーーナースって白衣の天使、とか言われますが、学んだ看護学によれば、患者さんの自立を助けるのが、お仕事ですの。つまり、私たちに頼るな！！自分で考え判断できるようお助けするのが、本分ですの。なんでもやってあげよう、なんて考えたら、キリが無いですし、患者さんのためになりません。いっそ８時まで、ドアを開けなければいいのに！！！（しかも、８時前は、どんなに働いてもお給料に反映されませんしねぇ）着替えて、お掃除を始め、カルテを運び、血圧・採血の準備を始めるのですが、早く待合に来た患者さんに限って、採尿とか、ちっともしてくれず・・・あーあって、ちょっとガッカリしてます。こちらの思いは届かず。患者さんも、ナースも、それぞれ事情があって、それでも平然とした様子で、今日も一期一会でした。

  2014.08.20

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  薬が足りない・・・

  最近、遊んでばかりのブログで、ちゃんと働いているのかい？聞かれます、ダークナース小波です。認知症が発覚し、ウチの上の階の、脳神経外科にも通院中、という７０歳、男性。１０日前に、奥さんと共に来院されました。３種類処方されてる血圧や脈を整える薬のうち、１種類が１４日分足りない、と。カルテを見ると、５月に３５日分処方されてて、普通に飲んでたら、もう終わってるはずなのに、１１週分薬があるから、大丈夫！！と言い張る奥さん。じゃ、その１種類だけ１４日分出しましょう、とドクター。ところが、今日、ご主人だけ来院されて、例の薬が１７日分足りないので、それだけ処方して、と言うの。事務さんも、ドクターも困ってしまって・・・私、血圧を測るとき、患者さんに聞いてみました。毎朝、いくつ薬、飲んでますか？「３種類！」正解～夕方もう１つ、コレステロールの薬、飲んでらっしゃいますよね？「う～ん、たぶん」怪しい～この時の、困ったような、固まったような患者さんの表情を見て、あ～、認知症なんだ～。今まで普通に通院されてたから、私たち気づかなかったけど・・・こんな詰問しちゃ、いけないな・・・ダークナース、反省とにかく、薬が相当余ってるらしい。でも、今度は先日処方された薬ばかり、飲んでしまったのかも？？？１度、全部家にある薬を持参してもらい、薬局で１包化してもらったほうがいいよね、とスタッフと話しました。でも、今日は、奥さんと一緒じゃないし、今、患者さんに伝えて、どれだけ行動してもらえるか、それも分らない。院長先生がカルテを後でみるだろうと、プランとして、１包化を提案しておきました。一人で運転して来院されたけど、大丈夫なの？？？と皆で心配してます。モヤモヤしたまま、帰宅した今日です。

  2014.07.01

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  呼び出し、注意！！

  今日も、今日とて、忙しい外来でした、小波です。耳の遠い患者さんや、イヤフォンで何か聞いてる患者さんや、ウトウトしている患者さんは、呼び出しても、立ち上がってきませんの。顔を覚えていれば、そばに行き、膝をツンツンとつつけば、気づいてくれるのですが・・・先日、ヒヤリ事件がありました。大森C子さんと鈴木C子さんは、お名前が一緒。しかも、順番も並んでました。フルネームで鈴木さんを呼んだのに、大森さんが立ち上がって、処置室に来ようとしました。その時点で、当の鈴木さんは、ボーっとしてて、立ち上がってきません。大森さんの顔を認知していた私は、聞き違いに気づき、もう一度、鈴木さんの方を見て、「鈴木C子さ～ん」と呼びまして、大森さんは、座りなおしました。ようやく鈴木さんが、ゆっくりと立ち上がりました。お二人とも、６０代くらいの女性で、耳も遠くないと思うのですが、C子さ～～ん、というお名前だけで、自分が呼ばれたと思い込む人と、自分が呼ばれても、気づかない人と・・・こうして患者さんの取り違いって、起こってくるのかな、って思いました。耳が遠い患者さんで、補聴器もつけてない方は、カルテの表に、「お耳遠いです」って書いてあるんです。が、名前と顔が一致してないと、どの患者さんに声をかけて良いか分りません。そんな時は、受付さんに、聞きますの。「どの方ですか～」今の職場、１２年目を迎えましたが、新しい患者さん、名前と顔が一致しない患者さんも増えてきて、たまに午後外来を手伝ったりしますと、知らない方ばかりで、間違えがおきそうで、心配です。何度も確認しちゃいますよ。

  2014.06.10

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  時代が変われば・・・

  【楽天ブックスならいつでも送料無料】Expert Nurse (エキスパートナース) 2014年 01月号 [雑誌]価格：1,132円（税込、送料込）一部で鬼ナースと呼ばれる、小波です。（自称ダークナース）循環器内科クリニック勤務ですが、他の科のことも、知っておくとお仕事に役立ちますよね。ブログ友ナース、パプリカさんのお勧め、エキスパートナース、バックナンバーを何冊か取り寄せましたの。いくつかご紹介「背部クーリングに解熱効果は少ない」これは、意外でした。やはり、太い動脈付近でないとだめなんですね。冷えピタを額に貼ったり、氷枕に解熱効果が無いことは知ってましたが。「胸部圧迫→気道確保→人工呼吸」倒れてる人反応の無い人を発見したら、呼びかけたり、服を脱がせたり、枕をはずすより先に、胸部マッサージが、効果的。「麻痺側で体温・血圧測定しても良い」麻痺側の脱臼に注意し、測定可能「創傷にイソジン消毒はしない」細菌を取り囲むバイオフィルムの存在が分かってきて、感染成立で初めて消毒を考える※傷は密閉して保存というのは、数年以上前から言われてましたね「新生児の眼の清拭は、目尻→目頭」涙の流れを妨げず、眼脂の排泄方向に沿う卒業してから３０年も経ちますと、かつての常識が、非常識になってることもあるのですね心電図についても特集されてましたので、これも購入しましたうちのクリニックでは、若い検査技師が居ますので彼女たちに任せてますが、知識として蓄えておかなくてはね　【2500円以上送料無料】エキスパートナース　2014年4月号【雑誌】価格：1,131円（税込、送料別）

  2014.04.27

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  苦手な患者さんて・・・

  苦手と言うか、感じが悪い患者さんて、いますよね。高飛車で、こちらが低姿勢なのをいいことに、言いたい放題。ナースとか受付嬢に、強気で来る人。わーーー嫌な人に捕まってしまったわ～そんな患者さんの職業。ワースト３は、医師、看護師、教師・・・ですあら？同業者じゃん。へへっ。私も気をつけよっと。

  2014.02.22

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  気をつける事

  今日も、70代の男性患者さんに、お食事に誘われました、ナース小波です。もちろん、行ってませんよ。・・・いらしたばかりの患者さんに、親切丁寧に対応させていただきますと何人かの方が勘違いされて、次回から、お菓子をたくさん届けてくださったり、電話番号を教えて、と声をかけられたりします。実は、あなたが、特別ではありませんから営業用スマイル＆トークなので、気にしないでくださいね。反対に、内心、嫌だな～と思うことは・・・たとえば、受付終了ギリギリに走り込んでくる患者さん。ウチの先生は、来院されて10分くらいして、落ちついてから血圧測定をしてね、って言いますの。ところが、駆け込み乗車の患者さんに限って、前の患者さんが終わってますから、すぐ呼ばれて血圧を測らなくてはなりません。当然血圧は上がってます。ご本人も、「心外だ、今、階段を上がってきたんだ」とお怒りです。なぜ、怒る？？？私たちだって、下げてあげたいのですよ、本当は。そんな方に限って、診察室で相談が長引いたり、結局追加でレントゲンや心電図のオーダーが出たり、紹介状を書くことになったり・・・ますます、終わりが遅くなります。だーかーらーもう少し早くくれば、いいのにぃ、と思うわけですよ。おまけに、診察前に検査がいくつかある患者さんに限って、ギリギリに来院されますの。血圧測定、心電図、採血、尿検査・・・10分では終わらないのに・・・いつもです。もう癖なんでしょうね。スタッフから、嫌われるタイプです。口では、「すみません、バスが遅れて」って言いますが、毎回なので、もう私たちも作り笑顔しかできません。先生は、何もせず、診察室で、待っているしかありません。誰かと会う約束をした時、必ず早めに着いて、待とうと思いますよね。5分前行動って、マナーですよね。それと同じです。遅れるなら、あらかじめ電話をするとか、午後の診療もあるのですから、午前に間に合わなければ、午後に変更の電話を入れてくれていいのですよ。ですから、私が患者になる時、他院を受診する時。こういうこと、すごく気を遣います。予約の時間に遅れない、早すぎない。できるだけ小銭を用意していく。洋服は脱ぎやすい物を考える。体温はあらかじめ測定し、マスクはしていく。家族にも、うるさく言います。受診する時、気持ちよく受け入れてもらいたいからです。ナースも人間ですもの。

  2014.02.07

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  私の・・・ツボ

  ワクチン接種が終わり、静かな年明けかと思いきや、検査（採血、検尿、心電図、レントゲン）の患者さんが多くて、カルテが、進まず、ふ～、深呼吸しながら、巻き入れてます小波です。そんな処置室で、私が血圧を測っていますと、カーテンの向こうから、心電図をとっている検査技師さんの声が聞こえてきます。「思い切りごろ～んと寝ちゃってくださ～い」「もそもそこっちへ動いてみてください」「がばっと、洋服を持ち上げて胸を出してください」彼女たちは、私より１０～２０歳若いのですが、どういう人生を歩んできたんだろ根本的に、患者さんに優しいスタッフばかりですが、聴いていて、一人で笑ってしまいますの。仰向けになかなか寝ない患者さん。ベッドの真ん中に寝ない患者さん。お腹を少し出して、仰向けで寝ている患者さん。が想像できて、ツボです。今日のおまけ患者さんに検尿をお願いする時、「次回、検尿があります。中間尿でお願いします」って言いましたら「中間？？？」って、分からない感じでしたので、「途中の尿ですよ」と説明。「？？？・・・途中って、どのあたり？何駅？」ええーーーー家から来る途中で、尿を採ると勘違いされました。

  2014.01.17

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  仕事始め

  今日からお仕事、小波です。さぁ、一人目の患者さんから、呼び出しですよ～～「○○××さ～～ん、血圧測りま～す」処置室から声をかけます。今年のモットーは、明るい表情と声で、呼び出しすること！！「お荷物と上着は、こちらのカゴにどーぞー」もう上着を脱いで入ってくる患者さんもいれば、がっつりボタンもチャックも外してない患者さんもいます。「大丈夫ですよ～ゆっくりどうぞ～」その間に、伝票の名前を書いたり、次のカルテを確認したり、尿検査をしたり、やることはいっぱいありますからそうそう、今年は患者さんを焦らせず、丁寧に、高齢者を敬って応対させていただくよう心がけたい、と考えたのです。私も十分中高年になり、耳も遠く、目も見えにくくなり、普通に行動が起こせなくなって、ようやく気持ちが分かってきたのです（遅っ）すみませんね～「大丈夫ですよ、お手伝いします～」と脱がしまくってきましたよ。本日の最高記録はたぶん、下着が4枚の上に、セーター2枚。その上にＹシャツとジャンパーを着ていた方でしょうか。素っ裸には致しません。二の腕に、血圧計が巻けるくらいまで脱いでいただきますの。今日のおまけ午前外来受付が終わる頃、たまにしか来ない女性患者さんがみえて、気分が悪いから診てほしいと。かかりつけ医に行くようお話ししたのですが、耳が遠くて、受付さんと会話が成立しない・・・急いで血圧を測ると、測れない。ＳＰＯ２で脈を測ると１５０回、わ～お頻脈発作の状態でした。即心電図をとり、先生に報告。「点滴！」のオーダー。の前に、レントゲンを撮ってー、と追加オーダー。で、結局、レントゲン後トイレを済ませて、点滴の準備をしてベッドに横になりましたら、脈が７０台に戻っておりました。午後番ナースが13時に来ましたので、申し送って来ました。たぶん、午後外来でもう1度診察し、帰宅された事でしょう初日から、ひやっとさせられました。

  2014.01.06

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  極小シール！

  インフルエンザワクチンの接種、今シーズン４００人を超えました、小波です予定ではあと３００人・・・ワクチンには、必ず、ロット番号があり、1人につき4枚のシールがついています。ちなみにこちらは2本入り。1本で、大人2人分です。一度針を刺したら、その日のうちに使いたいので、2人組で、申し込みしていただくと、ワクチンが無駄になりませんのしっかし、このシールが、小さいのです。貼りにくいのです箱の側面を剥がし、そこから、まとめて、処置台にはりつけ、それを、4カ所に貼り付けますの。65歳以上の方は、3枚複写の問診票を書いていただき市役所提出用病院控え患者さん本人控えカルテ以上4カ所に、シールを貼るわけです～65歳以下の方には、本人控えが渡らないので、自分の接種したワクチン番号は、不明ですよね。カルテには、貼ってありますよ。子供のおはじきに貼る、名前シールみたいでしょ？スタッフが、サクサク貼ってくれるので、私は、名前を確認して、プシュっと、接種。以上、今日は、シールの話でした。

  2013.12.03

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  面倒な人々

  ダークナース、小波です。インフルエンザワクチンの季節がやってきました。今でさえ、毎日忙しいのに、洋服の脱ぎ着が加わり、ワクチン接種が続きますと、超忙しくなり、私の視界に、カルテが10冊並ぶころ、頭が沸騰し始めます。高齢者の方々は、動作がゆっくりです。しかも、重ね着大好き。先日、自分で外せないボタンが7個もついてるジャケットを着てきた女性には、「次回は、外せる洋服にしましょうか」「もしくは、待合室で、ボタンだけでも外しておいてくださいますか」手伝いながら思わず、言ってしまった。あとで、カルテ見たら、９３歳・・・ふ～、なんか落ち込むダークナース。しか～～し、タマネギをむくように、どんどん脱がしていきますよ～～エコー検査の器械に入力が必要なため、技師さんが、年齢をお尋ねします。おいくつですか？「いくつに見える～？」合コンじゃないんですよ～。「もう、じき８０になるさ～」いえいえ、正しい年齢を知りたいのです。「来年は、お祝いをしてもらう年になったに～（喜寿か米寿か、何なのか不明）」クイズ大会してる場合じゃないんです。結局正しい年齢が分からず、カルテに入ってる処方箋で確認。半年毎の採血時、むくみを発見した時、糖尿病の患者さんなどに、体重測定をお願いしています。まず、くつが脱げない紐靴の人も居るのだが、きつきつ過ぎて、座らないと脱げないのだ。体重計にのるだけなのに、大騒ぎだ。「えーーー体重測るの～～～」洋服分、1キロ引きますから。「え～～１０キロくらいひいてくださいよ～」「わ～～すっごい太った～～」０．６キロですよ「家で裸で測ったら、○○キロだったのにな～～」一番大変なのは、紹介状の患者さん。初めてなので、ここに至るまでの説明を、受付で話し、血圧測定の私に話し、そして、心電図検査でも話し、診察前に、既にスタッフ全員に自己紹介をして回っている。Ｎ病院から来る患者さんに、この傾向が多い。今まで話を聞いてもらえなかったのか、「もう、ウチには、来ないで」的に紹介状を書かれたらしく、不満をぶちまける方も居る。高齢者をいたわらないと、と分かっていますが、ついつい、笑顔で毒を吐いてるようです。

  2013.10.29

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  何科に行けば？

  循環器内科クリニックの、小波です外来って、患者さんの本当の来院目的が隠されていることが有ります。膀胱炎なのに、胃の辺りを押さえて「お腹が痛い」と訴える女性や、「最近尿が黄色い」といって、実は劇症肝炎だったり・・・「胸が痛い」と聞いたので、心筋梗塞を心配しながら、念のため見せていただいたら帯状疱疹だったり病名を顔に書いて来てくれたらいいのに。本人も、分かって無い場合もありますし、受付やナースに言えずに、診察室でようやく打ち明ける場合もあります。風邪さえも、黙っていて、診察室まで、マスクもせずに通してしまうことも。「今日は、どうされましたか？」受付や、ナースがお尋ねするのにはいくつか意味があります。感染症ならマスクをしてもらい、隔離しなくてはいけません。狭心症や心筋梗塞などを疑うなら、急いで心電図をとる必要があります。尿を調べる必要が有るときも。医師の前じゃないと、何も言うものかという態度で来院される方も居て、受付さん泣かせです。受付さん泣かせ、といえば、循環器内科、と看板出してるのに、足の血管の怒張（静脈瘤）を診てほしいと言う方。めまい・頭痛を訴える方。血や血管に関係有るから、循環器だろう、って思うみたいです。違うんですよね。たぶん、静脈瘤は、外科か皮膚科。専門的なら血管外科のある病院となります。めまいは、耳鼻科か、整形外科、めまい外来に先に行かれた方が良いかと。心電図に異常が無いことを確認し、他院をお勧めしています。では、循環器内科は、何を診るの？循環器疾患とは胸痛、息切れ、動悸といった症状を持つ心臓の病気が主たるもので、さらには胸やおなかの大動脈、そして足へと向う動脈の病気があります。心臓や血管の病気の多くには動脈硬化が絡んでいますので、それをもたらす高血圧症や糖尿病、高コレステロール血症、高尿酸血症などの生活習慣病も合わせて診ていきます。基本的に胸部症状や不整脈、血圧の症状の方を中心に、受け付けて居ます。（ただ、ウチはもう予約患者さんで満杯ですので、他をおすすめします）患者さんは、何科を受診したらよいか分からないので、最初の受付、問診が重要になる、という話です。

  2013.10.15

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  えっ、先生も？！

  勤続11年めにして、クリニック前の路上で、心臓マッサージしました、小波です。ウチの患者さんが、クリニック前の歩道で倒れました。驚いて、同行してたご家族が、クリニックに飛び込んでこられました。受付さんと、スタッフが、急いで駆けつけました。意識はあって、名前が言えたのですが、脈がどんどん、触れなくなって、意識が遠のいて行きます。真っ青です。スタッフが、車いすや血圧計を持ってきましたが、動かせる状態ではないと判断し、外来診察中のドクターを呼びました。ドクターは、すぐ心臓マッサージを始めました。周囲に人が集まってきて、「何かお手伝いしましょうか？」と男性が声をかけてくれましたので、救急車を呼んでもらいました。ＡＥＤのセットをしたところで、意識が戻ってきました。点滴を入れて、心電図をとって、心筋梗塞で無いことを確認。そして救急車が到着。血圧がまだ戻ってないのですが、患者さんの希望で、Ｋ病院に運ぶことになりました。？「先生も一緒にお願いします」Ｋ病院に先生も乗って行ってしまいました。「ボクを迎えに来てね」とスタッフに告げて・・・・外来には30人以上の患者さんがいます。具合いが悪くて、横になって待ってる人も居るというのに・・・そこから、クリニックに入り、待合室で事情を説明しドクターが戻るまで、待てる方はおまちください、と。1時間後に戻ってきたドクターは、「助かったよ」それだけ告げて、外来診療を再開。待っていた患者さん達が、心電図やレントゲンを次回にずらしてくださったりしたので、何とか、1時までに午前の部が終わりました。向かったＫ病院では、迅速な受け入れ対応をしてもらえなかったらしく、ドクターは、がっかりしていました。しかーーーし、ここで気を緩めないのが、ウチのドクター。「緊急に備えての訓練を、明日、診療後にやろう！」と言い出しまして・・・明日は、居残りです

  2013.10.11

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  血圧測定

  相変わらず、外来の血圧測定担当、小波です。今日も、色々な患者さんがみえました。暑いとき、血圧が下がったので、びっくりして、先生から処方された薬を止めて、以前の弱い薬にもどした、と言うのです。暑いときだけで、その後は、血圧も高めに落ち着いていますが、不安になり、新しい薬は飲めないと繰り返します。「暑いと、血圧、下がるんですよ」私の、この一言で、えええええーーーそうなんですか～～～～～分かりました。薬も戻します、今日は帰ります、診察はしません。・・・・・・血圧手帳も付けてるのに、朝晩の血圧が違うことを、知らない方が多いです。こんなに変化するんです～、ぜんぜん安定しなくてと、こぼされます。「血圧って、朝と晩で違うんですよ」ええええええーーそうなんですか～～血圧手帳にも書いてあるのにね。一定で有るわけが無いのに、どこで、そんな風に思いこんでしまうのでしょうか・・・・・・・家庭血圧を測ってきてもらい、血圧手帳ををみて、先生は薬をアレンジして処方します。中には、全く値がバラバラだったり、測る度に違う、と訴える方がいて、家の血圧計を持参していただき、私の目の前で、測っていただくこともあります。その後、水銀計で、私も測定して、値を比べ、「この血圧計は正しいですよ、壊れてません」という血圧計チェックを、時々やってます。実は、血圧計の心配ではなく測り方の間違いを探す作業なのです。左腕用の血圧計で、右腕を測っていたり、巻く位置が下過ぎたり、中央ラインが合ってなかったり、締め付ける圧の設定が高すぎたり、腕が細すぎたり、太すぎたり、いくつか問題点が見つかります。何より、「朝食前、起きた時に測って」とクチを酸っぱくして言ってるのにもかかわらず、散歩の後、測ってる食後の薬を飲むときに測ってる一日3回測ってると威張って言う方が居て、「何年通ってるのーーーーー」と泣きたくなります。・・・・・・・・先日、風邪で来院された高齢の女性。血圧を測ったら、脈が速っ（１００を超えていました）。元々不整脈があったのですが、風邪をきっかけに、心房細動を起こしてしまったようです。すぐ、心電図をとりました。先生にも報告し、レントゲンの指示も出ました。風邪薬の他に、血栓ができないよう、サラサラになる薬が処方され連休明けに再来院してもらいました。結局、心不全になって、近隣の病院に今日、入院の紹介状を書いたわけですが、風邪で来院されただけでも、血圧を測ってみる、って大事だなーと実感しました。不整脈や高血圧のある高齢者のおなじみさんは、風邪なんだけど、って言われても、とにかく血圧だけは測ろう、と思い直した今日でした。

  2013.09.24

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  頂きもの

  クリニックに、カサブランカ、たくさんいただきましたの。高価なお花で、すばらしいプレゼントなのですが、ニオイが・・・少々きつい。しかも、白い大輪が次々と開いて、「まるでお葬式だね」と、院長がつぶやいていました。縁起でもない・・・先日は、半年ぶりにいらした患者さんが、東京のお土産をくださいましたよ。一枚ずつ、絵柄の違う瓦せんべい。手作りですよね。手が込んでますね。珍しいから、と届けてくださいました。ありがとうございます。農家の方は、お家で育てた、スイカをくださいましたごちそうさまでした。今年は、院長先生のところに、お中元でメロンが重なり、お裾分けいただきました。色々な種類を頂けました。それから、カブトムシか鈴虫になった気分？？スタッフが何人も家で作ったキュウリを、何日も持ち寄りました。お味噌とともにこれが、意外と飽きなくて、楽しみで休憩室が、キュウリの匂いで、一杯でした。お腹いっぱい、ごちそうさまでした。

  2013.08.05

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  なごむ～（笑）

  毎日、暑いのに、真面目に通院されてる患者さんばかりです。７０代の男性、Ａさん。以前は、静かなイメージだったのですが？？？今日は、身長、体重も測りましょう。先ず、身長計に、乗ってください。「は～～い。気をつけて乗らないとね？」えっ？「シンチョウだけに、慎重にね」あっ、あはははははっなるほど、私も、慎重に測りますね、と静かに、ツルツル頭にあてる。心電図をとる時も、何か、面白いこと、言ってました。次は、採血しま～～す。こちらに座ってください。「どっちにしますか？」えっ？「多数決ですか？」えっ？「だって、採決でしょ？」あっ、あはははははなるほど～～最後は、レントゲン検査です。心臓のレントゲンを撮りま～～す。「は～っと、しますね」えっ？「ハートだけに」えっ？「心臓は、ハートでしょ？」あっ、あはははははＡさん、オジギャグ連発でした。忙しくて、笑顔も忘れそうなところ、外来スタッフが、笑い声を上げて、仕事ができました。Ａさんに、感謝。

  2013.07.09

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  胸痛に怯える

  循環器内科のクリニックナース、小波です。四月のあの出来事があって以来、流行っているの？と聞きたいくらい心筋梗塞の患者さん、多いです。１週間に一人くらいのペースで、発見されて、大きい病院へ紹介となっております。女優の天海さんも、確かそうでしたよね。肺梗塞、という患者さんもいました。幸い助かって、みなさん、その後は、また当院に帰ってきてくださってます。胸が、背中が、肩が痛い。吐いた。圧迫感が続いている。苦しい。このような症状が有りましたら、最寄りの内科で、心電図をとってもらってください。夜、休日などは、夜間休日診療所に行くか、救急車を呼んでくださいね。心電図と、血液検査で、その判定はほぼできます。先日、胸痛を訴えて来院した６０代の女性は、大学病院に搬送し検査を受けましたら、３カ所、血管が詰まっていたそうで、怖い、怖い・・・ちょっと、いつもと違うから、定期受診の日じゃないけど、行ってみようかしら、と来院されて発見されました。不整脈で、通院されてる皆さんは、詰まる可能性、確立も高いのだと、実感してるこの頃です。

  2013.05.29

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  お客様の中に・・・

  「お客様の中に、お医者さまはいらっしゃいませんか？」よく映画やドラマで、ＣＡさんが、急な患者さんに困って放送する、アレである。私は実際、そういう場面には出くわしたことは無いのだが、ドキドキする緊迫感が、伝わってくる放送。実は仕事中、色々違うパターンを妄想しながら、仕事をしている小波です。「お客様の中に、警察官のかたは、いらっしゃいませんか？」「お客様の中に、学校の先生は、いらっしゃいませんか？」「お客様の中に、牧師さまは、いらっしゃいませんか？」予約制のクリニックなのに、突然来て、しかも、絶対に今日、診てくれだの、何人もの患者さんが待ってるのに、「自分より後から来た人が、先に呼ばれたぞ～」といきなりキレる方とか、誰か、説得してくれないかな～と心の中で、助けを求めてしまうんです。順番の交通整理をしてくれたり、譲り合うことが大事だろ？付き添いで来た人は、杖をついて立ってる患者さんに席を譲りましょう、とかまっとうな事を、待ってる時間に、お説教してもらいたい。うんうん、誰か、常識と思いやりを教えてあげてよ。こんなアホな事を考えて、笑い話に、受付さんに話してみたら、ららら、「えっ、あの方、警察の署長さんよ」とか「あの患者さんも、元学校の先生よ」とか「あの方は、あそこの教会の牧師さんよ」とか、教わり、びっくりしちゃったんです。保険証で、だいたいお仕事って、分かるんですよね。今まで、患者さんの職業まで考えて、対応してなかったので。ダークナース小波の、盲点でした。なんか、待合室に居るとき、皆さん、自分の職業オーラ、消してますよね？「お客様の中に、拡声器をお持ちの方、いらっしゃいませんか？」意外と困るのが、耳が遠いのに、補聴器、忘れて来る方。たいがい、いつも忘れる。というか、出かけるときは、基本的に、付けないらしい。名前を呼ぶのにも、検査の説明するのにも、糖尿病手帳出してください、何時にお食事しましたかって言っても、何にも聞こえやしない時。「お客様の中に、常識をお持ちで、気配りのできる方は、いらっしゃいませんか？」結局のところ、受付さんや、医療スタッフの私たちが望んでるのは、この言葉かもしれない。予約した日にちと時間を守って、だいたいその時間に来院する方。そして、血圧や心電図、レントゲン検査を受けやすい服装や頭で来てくださる方。検尿をお願いしなくても、すぐ採ってくださる方。これが、理想かな・・・実際は、家にいても暇だからと、2時間も前に来たり、検査の予約時間に30分も遅れたり・・・風邪で急な受診を希望してるのに、マスクもかけて来ないとか。段々、受付さんに嫌われるのは、いっつも、受付終了直後に、飛び込んで来る方。毎回予約してない日に、電話もせずに、来る方。そして、なおかつ悪びれない方。ウチは予約制なので、カルテも処方箋も全部準備して、予約の順に並べて患者さんを受け入れる体制にしてるのですよ。だからね・・・結構な私のストレスだったのが、毎月、毎回検尿があるのに、毎回、「えっ、採るの？今、しちゃった」とか「駅でしちゃった」とか「出ない・・・」って言われちゃうこと。は～、疲れるの。でも、もう、仕方ない、いいわ。そういう運命。尿検査ひとつで、どうこう、ならないわよね、って考えることにしました。もう、好きにしてください。高齢者の方が、寒がりだったり、動きが遅かったり、耳が遠かったりするのは、理解できます。手をお貸ししていますよ。でもね、毎回何しに来てるの？？？よく考えてね、って、誰か説得してくれないかなぁ～中には、９０歳超えてても、ちゃんと考えて来てくださる方もいるのですよ。そういう患者さんは、ひそかにスタッフから好かれてますのよ。

  2013.05.09

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  胸痛・・・

  先日、風邪症状を訴えて、62歳の女性が来院されました。聞けば、4日前、お花見で大声を出して、胸と背中が痛かった。その後、微熱とだるさが続いてる、ということでした。咳や頭痛は無いと言ってました。ウチのクリニックは、循環器科。胸や背中が痛かったと聞けば、心電図をとらないわけにはいきません。中には、「風邪で来たのに、なんで心電図やレントゲンなんか、とるんだ」と不満をもらす方も、いらっしゃいますけど。・・・・・この患者さんも医師の指示で、心電図をとらせていただきました。担当した検査技師が、走っていきました。心筋梗塞を起こしていました。すぐ、ベッドに寝ていただき、血液検査です。結果は（＋）心電図を見た時点で、医師は分かっていました。ゆっくり、穏やかに医師は説明しました。4日前に、心筋梗塞を起こしていたと思われます。ここまで、倒れなかったのが、不思議なくらいです。救急車で、病院に行きましょう、と。患者さんは、にわかに信じられません。歩いて来たわけですし、普通に生活してたのですから。お願いです。入院はできません。帰してください。しずかに、家で寝てますから、と手を合わせます。医師から、心筋梗塞なんですよ。いつ、突然死しても、おかしくないんですよ、と説明しても、納得できるわけもありません。とりあえず、会社に居るというご主人に電話をしました。そして、医師から状況を、説明をしました。奥さんを、説得してください、と。そして、電話で、ご主人と話して、患者さんもしぶしぶこちらに従うことにしました。数分後、搬送先の病院も決まり救急隊に連絡もしました。もう1度ご主人に電話をして、搬送先の病院をお教えして、患者さんとも、お話をされました。医師からも、きちんとした病院だから、安心して、とお話しして、患者さんも少し安心した様子でした。入院のパジャマや下着の場所を主人は知らないんです、どうしよう・・・大丈夫ですよ。大きな病院は、緊急入院に備えて、貸し出しできるパジャマなどを用意してありますから。不安な患者さんの気持ちに寄り添った声かけは、それくらいしかできませんでした。救急車が到着したとき、12時半頃「みなさん、いろいろご迷惑、おかけしました」ときちんと挨拶をしてくださったのが、印象的でした。そのまま、私は、搬送先で、助けてくださるものと、信じていました。しかし、搬送先の病院に着いて、検査を始めて間もなく、急に心臓は止まったそうです。そこから、救命措置を行っても、出血が止まらず、一旦、拍動は戻ったものの、意識は回復せず、夜の8時すぎ、永眠されたそうです。今朝、詳細なファックスが、病院から届いていました。ショックでした。スタッフ全員が読みました。どこで、どう、私たちは動けば、よかったのだろうかと。前日に電話があったのです。風邪で受診したい、と。胸痛があったことも、聞いていたので、ウチに受診してください、とご案内したのでした。しかし、ご本人が、1日待ってしまった・・・4日前、胸痛があった時、病院に行っていたら、救急車を呼んでいたら・・・もう、何を言っても虚しいです。今日は1日、スタッフ全員、重い雰囲気の中で、仕事をしました。そして、胸痛とか、圧迫感がある、という患者さんに対して、過敏になりました。心電図をとったり、エコーをしたり・・・助けられなかった、あの方の教訓です。最後に、搬送先の病院で、ご主人と会えたのでしょうか。ご主人を待たずに、検査を始めたのでしょうか。電話で会話したのが、最後になったのでしょうか。今となっては、知る由もなく、ただ、ただ、祈るのみです。

  2013.04.12

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  癒されるキャラ

  今日は、半日、本当に花粉症症状がひどくて、何十回と鼻をかみました、小波です。くしゃみが出そうで、辛くて、気づくと患者さんの血圧測定を一人終わる毎に、レントゲン倉庫に引っ込んで、鼻をかんでました。は～～そんな日でも、愛すべき、癒しキャラの同僚Ｍ嬢が居ます。超天然？？？控え室から、処置室に出るだけで、足下の荷物→ドア→壁に、ドスッ！、ガンッ！！、ボンッ！！！と体当たりしながら、出て行くのですが、痛い！とか言うわけでもなく、クールな表情のままなのです。えっ！！何も、言わないの？？？それを見ている、聞いているスタッフは、爆笑先日は、モスグリーンのカーディガンを着てました。えっ？白衣に、その色？？？みたいな数日したら、ベージュの編み目模様のある、カーディガンで登場！！ええっ！！今度は、それ？？普通、紺色か黒のカーディガンを着てるスタッフがほとんどなのですがＭ嬢なら、なんでもアリです。許されます。トイレ湖事件もありました。職員用トイレの手洗いの蛇口を、閉め忘れ、洗面台の上、床が、湖になっていました。その前に入ったのは、Ｍ嬢。彼女は診察室で仕事をしてましたので、私が掃除をしたのですが、あとで、「蛇口が開いてたよ、積んであったトイレットパーパーもびっちょり」って言いましたらららら、「・・・そっ」カルテに伝票はさみながらの、まさかの一言！！ええーーーー「私じゃないよ～～」とか「掃除、大変だった？」とか何か、リアクションを期待したのですが、鉄板の、スルーーー真面目に仕事をしてる時、余計なこと、話しかけちゃいけないですよね。明日も、Ｍ嬢、何か、やらかしてくれるかな・・・って、みんなで期待しています。今日のおまけ、先日私が予選落ちしたクイズ番組の決勝が、こちら

  2013.03.08

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  そろそろ、覚えておいてね！！

  今日も、患者さんの洋服、脱がしまくり、血圧測って、口を酸っぱくして、検査の説明をしています、小波です。半年ごとの採血検査の時はさ、検尿もあるんだからさ、いちいち、「ええーー、尿も、採るの～？？」「今、行っちゃったよ～～」なんて、リアクション、やめてくださいな。いったい何年、ウチに通ってるんですか？一番大事なのはね、食事をしないで来てください。でも、薬と、お水は飲んできてください。そして、いらしたら、検尿がありますよ。っていう、私の説明を、覚えておいてほしいこと。血圧が、いつもより高いので、今朝、お薬、飲んで来ました？って聞くと、「飲んでないよ、　　だってあれは、食後って書いてあるもの」あのねーーー食後薬だけど、不整脈の薬と、高血圧の薬・・・心臓関係は朝、飲まないといけないの！！だから、わざわざ、前回説明したのにさーーしかも、薬の効き具合（薬剤濃度）の採血もしたいから、飲んで来ないと、意味無いじゃん前回、診察室で先生からも、お会計の時、事務さんからも、同じ説明、合計３度、受けてるのよ。一人ずつ、飲んでる薬も違いますから、お食事を抜くので、糖尿病の薬は飲まないで、そのほかは、全部飲んできてください・・・とかお茶は飲んではいけないのですが、コーヒーか、麦茶なら、いいですよ・・・とか朝の薬は、何も無いのですが、水分は、摂って来てくださいね、脱水にならないように。甘くないお茶でしたら、大丈夫・・・とか一人ずつ、その患者さんに即した説明をしてるのにーーーーーーなのに、薬を飲んで来ない、「えっ？言われてないよ」こういう患者さんが、３人も超えるころから、説明にも、力（ちから）が入ってきます。覚えておいてもらうには、普通の説明ではダメなんですね。工夫しなきゃ！！朝飲む薬は、御飯に関係なく、毎日、朝飲んでくださいね・・・とか朝飲んで、２４時間効いてるようになってるんですよ・・・とかもう、何年も通ってるので、ご存じと思いますが、食事は抜いても、薬は忘れずにね・・・とか、いまだに、朝飲む薬の意味が分かってない人が居て、困るんですよ～～全く、何回説明しても忘れて来る方がいてね～～・・・とか、今時、人間ドックでさえ、血圧や不整脈の薬は、必ず飲んで来て、と説明されるのにねぇ・・・とかなんだか、段々、皮肉っぽく、嫌味ったらしくなっていきます～～～後から来院した患者さんは、びっくりするでしょうね～ナース小波。なんでイライラしてるんじゃ？？？・・・なんてね。

  2013.02.19

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  うつらない？？

  今日も、インフル患者さんと、対面してきました、小波です。Ｔさんは、お熱が３６．３度。50代の女性。風邪らしい症状は全くないのですが、昨日頭が痛かった、すごくだるい、ということで検査をしましたら、Ａ（＋）Ｋさん、70代女性。昨日から、鼻水が多い。咳もあり、腹筋が痛いと。お熱は37.3℃ほとんど鼻風邪のようですが、院長先生から、お熱のある患者さんは、全員検査を、と言われていたので、一応やりました。ら、・・・ららら。Ａ（＋）受付の事務さんが、ピンと来て、待合室に入れない患者さんを、ナースが問診して、インフルの検査をするか判断するのですが、二人とも、ほとんど違うと思いましたが、ビンゴ！！見た目も、辛そうにしてなかったし、一応、否定するために検査させてくださいね、って言ったのに・・・小波のカンは、全くあてになりません。帰宅後、予防で、リレンザを二山、吸引。疲れて頭が痛いです。うつったかな～、と毎日、心配ですの。

  2013.01.23

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  今日は、こんな日。

  休み明けは、時間に余裕を持って、出勤します、小波です。新聞を綴じて、外来に出し、エアコンを付けてから、玄関を開けます。８時～と説明してますが、患者さんが、並んでいたりするので、７時５０分には、開けるようにしています。今日も、一番のＡさんが、敷物持参で、ドア前に座り込んで、待っていました。処置室、診察室、レントゲン室の消毒（拭き掃除）をして、各部屋のエアコンや、加湿器のスイッチも、入れて回ります。お掃除が終わる頃、事務さんが出勤してきて、既に準備してあるカルテを、血圧測定の処置室に持ってきてくれます。それが、８時１０分～１５分ころ。さあ、患者さんを呼び入れましょう。７０代の男性、Ａさんは、いつも、１番です。いったい、何時から、座っておられるのか・・・一番に呼び入れ、血圧を測り、処置室のベッドに寝てもらいました。心電図をとっていましたら、ら、ら、ら？？？段々と、ウンウン、うなり始め、胸が苦しいと言い出し、もう１回心電図をとるモノの、もう、発作が起きてる感じです。「ウーウー」「苦しいー」と大騒ぎです。本日担当のドクターがまだ、来ていません。院長先生も、この時間は、まだ来ていません。スタッフ全員、出来ることを分担し、でも内心、パニックです。心電図も、ＳＴが下がってる、らしく、検査技師たちも、不穏な表情です。（ええーーー心筋梗塞？？？）（どーするの？？急いで、救急車、呼ばないと）８時２５分、事務さんに、「院長先生を電話で呼んで！」と、叫んでしまいました。丁度、外来担当の先生が到着。速効、報告。どうやら、心電図は、問題ないらしい。ＳＰＯ２、１００％。震えてる。過呼吸発作みたいな・・・でした。ゆっくりな呼吸を促し、落ちつくよう声をかけ、先生の指示で、狭心症用のスプレーを口の中に、３回し、さらに、呼吸を落ち着かせるために、筋肉弛緩剤を、注射しました。先生が、来るまでの５分くらいが、私たちの、魔の時間でした。先生の落ち着いた態度と静かな指示に、私たちが対応でき、私たちも、落ち着く事ができました。１０分もしないうちに、他の患者さんの採血や心電図も、再開することが出来、外来を始められました。一人患者さんの診察が終わる度に先生が、診察室から出てきて、処置室のＡさんの様子を診てくれるので、安心でした。心筋梗塞の採血検査でも（ー）。呼吸も落ち着き、３０分後くらいに、お帰りになりました。そして、通常の外来です。今日は、朝イチから、バタバタとあわてたのですが、それ以降は、落ち着いていたと思います。

  2013.01.15

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  今日はどんな日？

  私服で買い物中なんかに、患者さんに会うと、とても照れちゃうダークナース小波です。今日の外来は、診察室のドクター介助の当番でした。途中様子を見に来た同僚に、仕事が終わってから、「小波さんて患者さんに優しいんですね♪」って言われました・・・普段どんだけ厳しいんだ、ｱﾀｼ採血検査がある日でも、飲み忘れてくる患者さんに、「ちゃんと薬は飲んできてくださいね」とか、家の血圧と違うと、不満げな患者さんには「お家の血圧計は、左手用なのに右で測ってませんか」自信満々に食後に血圧測定の患者さんには「朝ごはん後の血圧測定は、意味ありませんね」とか、相当きつい口調なんだろうねじわじわ反省

  2013.01.12

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  仕事始め

  今年は、当たり年？小波です。早速、初日の午前中から、インフルエンザの患者さん２人に当たりました。ノロか分かりませんが、吐き気を訴える方も多くて、消毒で手が、ボロボロですん。そんな中、気むずかしい７０代の男性Ｍ氏が、言葉少なに、若いスタッフに手紙を渡しました。ナンだろ？？明けてみましたら、新聞のコピーと、メッセージが入ってました。新聞に投稿した短歌が採用され、そして、「それは君のことを詠んだのだよ」と言われたそうです。やるじゃん、Ｍ氏。短歌は、こちら。厚着してマスクの多いクリニック半袖看護師風起こし行く歌の意味厚着をしてマスクを付けた人の多いクリニック。その中で一人寒さをモノともせず、半袖で活躍している看護師が、きびきび動くその度に、周囲には空気が動き新しい風が生じて職場が生き生きしている。ウチの若いスタッフで、一人冬でも半袖の子がいるんです。他のスタッフがカーデガンを着る中、熱い熱い、と頑張ってるその子を気むずかしいＭ氏は、ちゃんと見てらしたんだな～と、とても嬉しくなりました。そして、職場の良い雰囲気を感じとってくださったとしたら、幸せだわ、と思いました。

  2013.01.07

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  クレイマー・クレイマー

  何かと怒っていました、小波です。いくつか問い合わせいただきましたので、クレームのその後、ご報告。先ず、オカン入院中、ポータブルトイレ問題。開腹手術後のオカンは、術後熱が下がってきた５日目、４人部屋に移りました。自立歩行はまだ無理で、食事も重湯が始まりました。排泄は、ベッドサイドのポータブルトイレでした。私が面会に行くたび、トイレが片付けて無くて、臭いました。ナースは？オカンに尋ねますと、「今、着替えのパジャマを持ってきてくれた」と。ふ～ん、じゃあ、すぐ片付けに来てくれるかな・・・「小波、今、片付けてきて」ナースとして、観察しないといけないのに、家族が片付けしちゃって、いいの？？？翌日も、面会に行くと、片付けるよう頼まれました。？？？と、思いながらも、どこにトイレがあるかも分かってましたから、言われるがまま、片付けました。そして、消臭スプレーを購入し、病院に持って行きました。その翌日は、弟が、片付けたそうです。もう一人の弟からも、メールが入りました。お姉さん、スタッフが片付けてくれないんだけど、どうすればいい？？廊下で呼び止めて、これ、どこに片付けるんですか？って、言ってみ。たぶん、あっ、すみません、こちらで片付けます、って、受け取ってくれるはず。そんな作戦も、全く通用せず、６日連続で、私たち家族が片付けました。弟は、ついに、生ゴミ用消臭剤、貼り付けタイプを、便座蓋の内側に貼り付けました。そのメールを、水曜日にもらった私は、考えました。病棟のナース声をかけても、ダメ。責任者に言ったところで、働くスタッフが、果たして動いてくれるか・・・最近の病棟看護は、トイレの片付けを、１日に１回に、してるのかと、現役ナースに、ツイッターで、聞いてみたりしました。「小波さん、何言ってるの！その都度片付けるのが、当たり前でしょ」・・・どうしたモノか・・・病院のＨＰを見てましたら、偶然、問い合わせ窓口がありました。そうだ、ここに、相談してみよう。「外科病棟に母がお世話になっています、小波といいます。担当の先生はじめ、スタッフの皆さんには大変お世話になっていると聞いています。開腹手術後ようやく大部屋に移ることができました。ポータブルトイレをベッドサイドで使用できるまでになりました。ありがとうございます。そろそろ、面会の人も来る頃ですので、母が臭いを気にしております。できましたら、トイレの片付けを１日１回でなく、各勤務帯で１回していただけますと、幸いです。よろしくお願いいたします」翌日午前中に、早速、病院から、お返事メールが来ました。この度は、ホームページよりお問い合わせいただきありがとうございます。お問い合わせいただいた、ポータブルトイレについてですが、病棟へ確認の連絡をさせていただきました。病棟では、基本的にその都度処理するようになっているようですが、この度は注意が行き届きませんで大変申し訳ございませんでした。今後は職員も注意するようにいたしますが、もしまたお気付きの場合は呼んでいただければすぐ処理いたします。貴重なご意見ありがとうございました。また、何かございましたら、お気軽にご連絡いただければと思います私の心配は、ここでは終わりませんでした。実際、オカンに迷惑がかからなければいいけど・・・ポータブルトイレそのものを、片付けられちゃ、困るのは、オカンだし・・・数日後の週末、恐る恐る、面会に行ってみました。トイレまで、歩けるようになってました。ベッドサイドのポータブルトイレは、夜間とか、間に合わない時、使ってね、と、お守りに置いて有るのだと言います。は～良かった。追い出されてはいませんでした。後で、聞くところによりますと、急にスタッフが毎回、片付けてくれるようになったそうで。でも、２日後には、自分で歩いたよ、と。怒りに任せて、怒るだけがクレイマーじゃないんですの。

  2012.10.31

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  予防接種、始まる

  インフルエンザの予防接種、始まりました、小波です。４月末まで流行る事を考えますと、少し早すぎますが、肺炎ワクチンも打ちたい高齢の患者さんは、先ず、インフルを打ち、次回の受診で肺炎Ｗみたいですよ。最近の外来勤務は、患者さんはみんな、頑固なうちのオカンと同じ、と思いますと、何度説明しても、納得したような態度していましても、結局行動に移してくれなくても、何となく、仕方ないな～、と思えることが多いです。スタッフとのおしゃべりを楽しみにみえる患者さんも多くて、良い人間関係を築いていたいと願うばかりです。（内心、・・・時間がないのよ。今は忙しいのに・・・と思う時も）朝晩の寒さから、患者さんの衣類の重ね着も、多くなりまして、私はすっかり、脱がし屋で、ございます。上着、コートくらいは、待合室で、脱いでいただきとうございますが、心電図の後、また全部ボタンをかける様子をみますと、診察室で脱ぐまで、きちんとして居たいのだと、もう、あきらめております。せいぜい、エアコンの温度を上げて、『北風と太陽』のように、熱くして、脱がす方向で、頑張ってみます。来月から、本格的にほぼ半数の方に、ワクチン打ちますから忙しさは、佳境を迎えます。とにかく、１時まで、頑張れば、なんとか終わるんだと言い聞かせて、自分にムチ打って、毎日頑張るつもりです。

  2012.10.26

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  同僚の退職

  職場のお局様、ボス的存在の彼女が、今日退職しました。家庭の事情というか、もっとお給料の良いところへ転職です。一番嫌ってたと思っていた受付嬢たちが、最後は、ケーキを用意し、すごくかわいい寄せ書きの色紙を用意し、超盛り上げて見送ってあげてました。私もクールにコメントを書かせてもらいました。彼女とは衝突も多かったけど、何より、気分で仕事をするのが、困りました。高齢の患者さん、中でも、動きの遅い患者さんを邪険にしてる声が嫌いでした。ベットから一人で起き上がれない患者さんに、絶対手を貸さず、私を呼ぶのが、常でした。ナースなんだから、それくらい当たり前でしょ？私は検査技師よ、と言わんばかりでした。家の事情をいつもつぶやき、ため息が多く、機嫌の良い時は、テンションがやたら高くて、とにかく、取り扱いが面倒くさい感じでした。でも、仕事上は頼っていた面も少なからずありました。検査技師としてキャリアも長く、先生も信頼していましたし、私たちも、彼女の仕事の早さに助けられていたことは事実です。どんなに忙しい時も困った時、呼べば必ず来てくれて、カルテを見て一緒に考えてくれました。頼れば、喜んで返事をしてくれました。難しい採血の患者さんが、大好きでした。そんな彼女が、明日からいません。もう頼れる人はいません。残された私たち、一人一人が、もっとしっかりとしないと・・・

  2012.07.31

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  忙しい・・・汗、汗

  なんで、毎日、こんなに忙しいの？外来、超混んでます、小波です。半日で５０人て、どう見ても、きついですよね。８時から、受付て、１２時に終わるはずもなく、必死に、血圧を測り、カルテをチェックし、今日の検査と、次回の検査の説明をし、同じ事を、何回も繰り返し・・・１０年以上通ってても、初めて聞くかのように、説明を受ける患者さんもえらいなぁ～と、思います。もう、いいよ、分かってるから。って、たまには言ってほしいな・・・最近は、若手に採血係をお願いしてるんですが、どうしても採れなかったり、見えない血管の患者さんの時、「小波さん、お願いします～」と頼まれます。そんな事が、続いてたので、先日、採血係になった時、思わず、「久しぶり～～、採血」って、患者さんの前で、つぶやいてしまったの。患者さん、超ビビって、「えっ、えっ、何年ぶり～～～」「かんべんしてよ～～～」「あっ、ごめんなさい。」「血管がよく見える人を採血するのが、久しぶりなんです」さっさと、済んでしまう採血の方だっんですが、言葉足らずでした。すみませぬ。

  2012.06.10

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  忙しいんですけど・・・

  春って、健康診断の季節ですよね。ウチの患者さんたちも、年に２回の、検査の時期です。ピークを迎えております。採血、検尿、心電図、レントゲン。患者さんによっては、ホルター心電図、エコーなどが、組まれます。この季節。だから忙しいのに、予約外の方もみえて、そういう方々は、時間を要するので、また、更に外来が、混んでしまいます。昨日は、朝から、予約外１号さん。「横になっていいですか？」待合室で言われて、困ってしまいました。まだ、先生も来ていません。診察開始まで、３０分以上あります。確かに、その時間は、長椅子が空いていたのですが、検査室のベッドに、ご案内しました。「昨日から、死にそうに苦しいの」って言います。苦しかったら、夜間診療所に行けばいいのに。って情報提供しましたら、「苦しくて歩けないの」だったら、救急車を呼べばいいのに。ってお教えしましたら、「ここは、評判がいいから」と。評判だけで来られちゃ、困るんです。ウチは、先生が優しいだけじゃなくて、受付さんも優しいから、評判がいいみたいですけど、ナースは最悪ですよ。血圧測定に厳しい、ダークな小波ですから。（もっと評判、落としてあげようかしら・・・）ウチは、心臓が専門なんですよ。出来るのは、心電図と胸のレントゲンくらいですから。「何番に診てもらえるの？」え～、予約じゃないので、待つと思いますが・・・「もう、苦しくて・・・」この方、数ヶ月前も、その手を使って、１０人以上、飛ばして、速攻で、診た患者さんでした。確信犯とは思いましたが、万が一、ということもありますから、心電図をとってくれた技師が、大丈夫みたいです、と言っても酸素濃度が９８％でも、もしかして、何かあってはいけないと、１番に先生に相談しました。レントゲン撮影の指示が出て、支えてレントゲン室に連れて行き、撮影しました。また、ベッドに横になるのかな～と、見ていましたら、レントゲンが出来るまで、ちょこんと診察室の横の椅子に、座ってました。ええーーーーー死にそうじゃ、なかったのーーーーーー先生に、紹介状をお願いしたそうです。しかし、前回も書いてましたから、かかりつけの病院に行くよう勧めたそうですの。そしたら、「紹介状が無いと、何時間も待たされるんです～」って、泣きついたみたいで。は～～やっぱり、確信犯。どこに行けば、どういう態度をとれば、早く診てもらえるか、よ～くご存じのようです。最終的には、「先生のお顔を見てたら、治ってきました」と言って、歩いて帰って行かれました。先生すごーーーー

  2012.05.19

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  仏滅って・・・

  今日土曜日は、いつもならバイトの先生でした。４月から、第４土曜日が、院長先生の外来に変更になったのを、私は知りませんでした。（院長先生は、丁寧で、ゆっくり。気むずかしい）朝一から、重症なA患者さんが、予約でも無いのに、お見えになりました。明日から入院なので、糖尿病の薬を、もらいに受診したそうです。が、が、が、が、４週間で体重が９キロも増えて、顔が浮腫んで、凄いことになってます。糖尿病の採血＆検尿だけでは済みそうにないな・・・案の定、心臓の機能チェックの採血や、心電図、レントゲンも次々と指示が出されました。しばらくして、紹介状を書いていたのですが、心臓のエコーも、やることになりました。もう、一人の患者さんに１時間を超えています。外来は、大渋滞。カルテが山のように積まれてます。本来土曜日の先生は、診察が早いことで有名でしたが、今日に限って、院長先生だし、待合室は、あふれかえってるし・・・焦ってくるのは、私だけ？？？そんな中、自宅血圧が、１５０～１８０という患者さんBさんが見えました。受診日が近づいたので、血圧を測って記録したモノを先生にみせようとしたところ、高いので、不安になって、早めに来ました。私が水銀計で計っても、２００を超えてます。聞けば、数日前、深夜にトイレに起きようとして、倒れたと。・・・血圧が高すぎるのか？？今までの薬が、効いていないのか？？？とりあえず、器械で測っても２３０～１００なので、即先生に報告。２０分くらいして、深呼吸して、落ち着いて測り直して、と。はい、そうしました。２００～くらいにはなりましたが、変わりません。とりあえず、外来で、しばし待っていただき、診察室へ。長いお話の後、降圧剤を即、飲ませて！と指示があり。薬局へご主人に取りに行ってもらい、とにかく、１錠飲んでいただきました。そこから、１５分おきに測って、１９０～１８０～１５０～７０と、４５分後には落ち着き、ようやく、再び診察室へ。そして、帰宅されました。こんな日は、時間のかかる、検査の多い患者さんが、こうして予約外で、飛び込んでくるのです。お孫さんがインフルという、患者さんCさんも見えました。待合室の外の椅子で、待っていただき、インフルの検査をしました。熱はまだ出てないのですが、体が大分痛いとおっしゃり、インフルの可能性が高いのです。検査結果はマイナス（－）もし、かかっていたら、今夜か、明日なら反応がでるかも。熱が出てきたり、体がきつくなったら、夜間・休日診療所にかかるよう説明。とりあえず、風邪として対応。ああ～もう、何時に終わるか、分からない～～～そうです。まだまだ。数日前から、毎日動悸に悩まされてる若者Dさん。急に８０～９０（毎分）の脈になり、数分で、落ち着くが、繰り返すとのこと。心電図、レントゲンを撮り、ホルター心電図の予想ができたので、技師さんと準備をする。時、すでに１２時を過ぎていて、「お腹がすいたので、お昼を食べてきていいですか？」と、若者は快活に言うので、それは、困る。間もなくだから、お待ちを！とお菓子とお茶を用意し、採血コーナーで、食べてもらい、もう少しお待ちくださいね・・・子供扱いみたいだけど。案の定、ホルターになりました。極めつけは、４年ぶりにいらしたEさん。話が堂々巡り。何をしに来たか・・・紹介状が２通も入ってる。彼の話と、紹介状を読むと、心房細動の検査、治療をしてきたが、もう、ペースメーカーの適応なので、そちらのクリニックにお返しします。今後はそちらで、面倒みてください。という、内容。先生と約２０分話しましたが、先生の処方箋が出るまでに、２０分くらいかかってました。先生、何を悩んでいたのだろう・・とにかく、バタバタしてて、時間のかかる患者さんばかりで、サクサク進まない、汗だくの土曜日でした。こんな日って・・・あっ！！カレンダーを見たら、仏滅でした。

  2012.04.28

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  詰まる

  ７０代は、まだまだ若いと、思うこのごろ・・・ダークナース、小波です。今日も、全員の血圧を計って、カルテの行き先を決めていくのが、私のお仕事です。「今日は、すいてるね～」と言う患者さんには、ラッキーでしたね。みなさん、出足が遅いみたいで「今日は、混んでるね～」と言う患者さんには、「お話の長い方が、多いようで」と、答えておりますの。実際、予約じゃなくて、来院され、「紹介状が欲しい」とか「あそこが病気みたいなんだけど、何科にかかればいいか、先生に相談したい」とか、今、すぐでなくてもいいような、そういう患者さんのほうが、話が長くて、時間がかかってるんです。予約でいらしてる、いつもの患者さんに申し訳ない感じ。～～～～～～～～～～今日の微笑みある女性患者さんが、「実はね、」と、話始めましたの。「最近、思うように、行かなくて・・・体がね」ワタクシ、絶句いたしました。だって彼女は、９２歳。（最近かぁ・・・最近て、いつくらいのこと、言うのかなぁ・・・）そうですねぇ。困りましたねぇ。今日は、お一人ですか？あっ、おうちの方が、玄関まで、送ってくださったのね。それは、良かった。（答えになってません・・・話し、そらしました）

  2012.04.14

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  グチグチグチ・・・

  ブチブチと、文句ばかりのダークナース、小波です。あれほど、クチを酸っぱくして、「食事は抜いても、薬とお水・お茶は、しっかり飲んできてくださいね。検尿もありますから」と、次回、採血予定患者さんに言ってるのに・・・「あ～、食べてきちゃった～」「薬も水も、何も飲んでこない～～」「ええ～、おしっこ、してきちゃったよ～～～」この３パターンに、イラっとします。食事をしてくると、採血が延期になります。薬を飲んでこないと、血圧が上がってたり、不整脈が起こってたりします。薬剤濃度の採血は、中止になります。水も何も飲んでこないと、自慢する方は、時に脱水傾向にあり、電解質の値が異常になり、後日、再検査の可能性も、高くなります。採尿なんて聞いてない、と答える方が居ますが、私が言い忘れることも、あるかもしれませんが、お会計の時、事務の方でも、次回の予定を、申し上げておりますの。１０年以上通っていて、採血のとき、採尿もあることを、知らないと、すっとぼけた事を言うのは、どこのどなたでしょうか１０年以上通っていて、採血の日に、「えっ？水、飲んできて良かったの？薬も？」という大きな声でのお返事には、心で、便所スリッパを、ふりかざしております。もう一つ。糖尿病の患者さんで、毎月、採血と採尿があるのに、「えっ！尿、採るの？」とか、「えっ、今は無理です、待ってください」と、初めて聞いたような、すごく、困ったような、怒ってるような、リアクションにも、イラッとします。毎回、食後１時間半～２時間で、採血＆検尿したいのに、食後５時間とか、食事したばかりとか、食べてないとか糖尿病における検査の意味って、分かってないんですよね。毎回、何をしに、受診してるのか、っちゅう話ですよ。これらは、７０歳を過ぎた、高齢患者さんの話というわけではありませんの。５０代の方でも、居ますの。外来が混んでくると、こういう、イチイチの説明やお願いが増えて、ますます、ふーーーーーーーーーーため息が増えますの。

  2012.04.05

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  無謀な指令

  内科クリニックのナース、小波です。主な仕事の一つが、患者さんの血圧測定です。今時、どこの病院でも、自動血圧計で、あらかじめ測ってから、診察になりますよね。ウチのクリニックは、ナースが、水銀計で、測るんです。そして、自動血圧計でも、測るんです。卓上水銀血圧計（聴診器なし）　病院での定番品！安定度抜群！【送料無料】価格：6,825円（税込、送料込）それは、不整脈の患者さんや、左右差のある患者さんのために、水銀でも、器械でも、測ってみるわけです。ところがね。白衣高血圧の方がいるわけで、家庭血圧の記録をつけていただいて、１２０～１４０くらいなのに、クリニックだと、１５０～１８０、という患者さんが居るのです。どんなに深呼吸をしてもらっても、水銀じゃなくて、器械で測ってもらっても、下がらないのです。そういう患者さんは、クリニックに入った瞬間から、鼓動が速くなる、と言います。また、明日は受診だ、と思うだけで、血圧が上がる、とも、話してくれます。だから、クリニックや病院で、血圧が上がってしまう方を、白衣高血圧と、言うのだと思うのですが。ウチの、先生が、つぶやくのです。「血圧をもっと下げるよう、測って」と。「家庭血圧と離れすぎの数字は、意味が無い」と。・・・・・・先生！血圧職人の私に、期待してくれてるのかしら？もしかしたら、私なら、ナースに見えないかも？って、考えたのかしら？？？【レビュー記入で送料無料♪♪】即日発送に対応！【コスプレ 衣装 コスチューム コスプレ衣装 ...価格：1,280円（税込、送料別）

  2012.03.09

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  ズレてる？

  一日仕事、頑張ってま～す、小波です。今日は、なんか、ちょっとズレてるな～、という患者さんが多かった日でした。７０代の女性Ａさん。咳が出る、って、最初言ってたので、風邪のつもりで問診してたら、１０日前に、別の病院で、膀胱炎のクスリを貰ったから、尿も調べて欲しい。転んで、腰を打ったから、足腰が痛い。昨日、寒気と動悸がしたから、心電図もとって欲しい。他にも色々、話してるんだけど、ついに、私が、キレちゃって、「今日、一番辛いのは、何？」って聞いてしまいました。そしたら、「せっかく来たんだから、全部みてもらおうと思ってさ」とな。ウチは循環器内科ですのよ。整形も泌尿器科も専門ではありません・・・・・・これは心の声。２０代男性Ｂさん。眼科の術前検査でみえた若者。まず、コート、スーツの脱ぎ方が、遅い。年寄りより、遅い。身長と体重を測って、血圧測定へと、誘導するのだが、「どこまで脱ぐんですかね～～」とか、タラタラしてて、私の勘に触る。ぐっとこらえて、というか、無視して、血圧測定したり、心電図への誘導を説明する。すると、心電図のベットに横になるなり、ウチの若い検査技師が気に入ったのだろうか、「東京へ出るには、何線に乗ればいいでしょうかねぇ」などと、検査中なのに、世間話を始める。若いんだから、それくらい、携帯で、自分で調べられるくせに。お前さんは、何者？？？しかも、「あっ、ブレザーにホコリがついちゃった。ガムテープとか、貸して貰えます？」だと。イチイチ、勘に触るから、近づかない事にした。さっさと、お帰りいただこう。７０代女性Ｃさん。予約も無しにやってきて、待合で待ってることも出来ないくらい、胸が苦しい、という。仕方ないので、順番１０人くらい飛ばして、すぐ、処置室に呼んで血圧とか、心電図とる。息が出来ないほど苦しい、待っていられないと言うが、いつから？と尋ねると、「昨日から」と。しかも、かかりつけ医（メンタルクリニック）に電話したら、「我慢しなさい」と言われたと。思わず、「昨日からそんなに苦しいのなら、大きな病院に行くとか夜間なら、夜間診療所へ行けばよかったのに」「我慢してて、心筋梗塞だったら、大変なんですよ」と説得する。無理に金曜日のこんな混んでるウチに、来なくていいのに、と暗に示唆したのよ。「もう、胃の辺りが苦しくて、死にそうなの」なんて、言うからさ。ダークナース全開。酸素濃度も、異常なし血圧も、心電図も、レントゲンも大丈夫そう。でもね、患者さんが、辛い、って死にそう、って言うからさ、即行、先生に診てもらいましたよ。そしたら、なんと、以前にも胆のう炎で、入院した経緯があり、先生は、再発だろう、って、中規模病院に紹介状書いてました。その間、おとなしく、待合で待ってました。さっきまで、大騒ぎしてたのに・・・先日の大雪で来られなかった患者さんが、何人か今日みえたので、元々混んでた予約が、パンパン。そのうえ、予約外で、飛び込みで、具合が悪いと言われちゃあ、断れないでしょうよ、受付さんも。は～～～、カルテが、１０冊以上並ぶと、私も、エンジン全開で、頑張るんだけどね。そのペースが、患者さんとかみ合わないとね、疲れるんです。

  2012.03.02

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  泣きっ面に蜂？

  一日勤務、二日目、小波どすぇ～～。朝の７時５０分から、外来にて、働いております。愛嬌だけが取り得の私ですから、日曜の夜に、お肌の手入れをしました。？左目、上瞼に、なんか、ふくらんだものが、できてました。ニキビではないのですが、ちょっと、つぶしてみたくなりました。で、フェイスパックの前に、つぶしてみましたが、何にも出てきませんでした。で、月曜日の朝、いきなり、瞼がブタブタです。BBクリームをたっぷり塗りこんで、過ごしましたが、それが、かえってよくなかったようで、火曜日の今朝、こんな顔に、なりました。もう、化粧で隠せる状態ではありません。カット絆を小さく切って、腫れ物の上に貼り、周囲の化粧をすることになりました。そうでなくても、普段あまり顔なじみでない、午後の患者さんたち。ジロジロ顔を見ますのよ。そして、色々、言いますの。「あれ？髪、切ったの？」「眼鏡、変えたんだね～」タモリかっ！！痰がからむものですから、咳払いをしながら、偉そうに働いてますのに、台無し～～～今日の、サプライズ。２４回目の結婚記念日でした。初めて、初めて、オットから、プレゼントらしきものがコンビニで買った、クッキー。明日は、雪がふるかも。

  2012.02.28

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  来てます！

  韓流、韓国、キムチ、Ｋ－ＰＯＰなどの文字に、敏感に反応しちゃいます、ナース小波です。クリニックから一番近い、大きな小学校。１年２組、学級閉鎖になりました。２９人クラス中、１４人罹患。わ～おインフルエンザ。来てます。みなさん、うがい、手洗い、加湿。しましょう～～～～

  2012.01.18

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  KYな方

  今日も、せっせと血圧測ってます、小波です。午前中だけでも、４０人を越えてます、外来。たくさん、待合に患者さんが居る事も知ってます。診察室に、カルテが積まれているのも、目に入っています。先生が、たまらず、レントゲンを撮りに、席をはずしたりしてるんです。それでも、話を切り上げない。診察が終わり、衣服も整えて、コートを着ても、まだ話してる。ついに、ベットに腰掛けて、話してる。先生も、介助についてる奥様も、昔からの患者さんなので、無碍にもできないらしい。でもね、いつも長いけど、今日は３０分を超えてたよ。何度も、私達スタッフが、診察室に顔を出し、追加のカルテを積み上げたら、分かるでしょ？？？レントゲン室の患者さんが、お待ちです～、と声をかけたら、察するでしょ？？？別の人のカルテを持ち込み、血液検査項目の指示をください、と言ったら、忙しいのわかるでしょ？？？はぁ～～～～空気の読めない方、本当に困るのよね～。先生に会いたくて、話がしたくて、来院されてるのよ。そして、他の患者さんのことは、いっさい、眼中に無いの。だって、もう、話は世間話に変わってるのよ。精神的な相談や、家族や親戚の相談。世間話は５分以内にしてください。毎月、あなたが来院されますと、私達、冷や冷やしてますの。今日は、何分で、診察室が開くのかな～って。

  2011.12.19

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  どうしたいのさっ！？

  困ってる患者さんを助けるのがお仕事、小波です。でもね、こちらが困っちゃう事も、多々、あるんです。６０代後半の女性。家庭血圧が、朝、１５０を超えて、高くなったから、と受診。実は、今年の１月に、２４時間血圧を測定し、薬を飲んだ方がいい、と診断されていた方でした。なのに、内服薬は嫌、ということで、処方を拒否。で、通院されてませんでした。今回も、最近、寒くなったら、朝の血圧が上がってきたので心配。とおっしゃって・・・でもね、１月の時、薬を飲むよう言われた、とは、私には言わないのよ。２４時間血圧の結果、薬は飲まなくてもいい、と言われた、と。でも、最近高いから、心配なの～、ですと。あれれ？？？カルテに書いてあることと違うけど、・・・否定はしません。自宅の血圧計がおかしいのかしら・・・では、次回、当院の血圧計と測り比べますので、持参してください、と話す。測る時間、巻き方、測り方を、念のため説明。減塩について、運動についてなども、説明。初めて聞くかのような態度で、聞いておられる・・・そして、診察室へ。診察した先生は、冬の間だけでも、内服されたらどうですか？と。ところが、その患者さんは、薬は嫌！じゃあ、何しに、病院に来たんですか・・・と、誰もが言いたい言葉を、ぐっとこらえて、どうにか、してよ！の態度に、みんな、困惑・・・結局、２４時間血圧を測る事になった。・・・で、結果が出て、どうするのかな？薬を飲まなくても、大丈夫ですよ、と言って欲しいのかな。でもさ～、もう高齢なんだし、薬を飲まずに、血圧が下がる可能性は低いし、長生きしたかったら、そんなに神経質に血圧を気にするのなら、薬を飲んじゃえばいいのにね。

  2011.12.15

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  いただきもの♪

  甘いチョコも、好きですが、漬物も大好き、小波です。今日、患者さんから、お土産をいただきました。すごく、めずらしい漬物。厳選された、北海道産の「トヨヒラ」という玉ねぎの、醤油漬け。歯ごたえもシャキシャキ。甘味もあって、フルーティーな感じさえする、後引く美味しさ。とまらな～～い。あまりに美味しいので、検索しました。他にも、ワイン味、味噌味など、あるらしいです。こちらから。スタッフ、皆でいただきました～～～ご馳走様でした～～～。

  2011.12.13

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  血圧測定が大変

  血圧を測るために、上着のコート、カーディガン、セーター、ポロシャツ、長袖モコモコシャツなんかを、ドンドン、脱がせてしまうダークナース、小波です。すごく、脱ぐのを嫌がる方も居ます。ボタンをはずせない方やシャツがすばやく脱げない方も居ます。コーデュロイのシャツの上に、セーターなんか着てる場合は、摩擦係数が高いので、思った以上に脱げなくて、ご本人もびっくりです。そんな思いまでして測ったのに、納得してもらえず、器械でもう１回測りたい、という方も居ます。ならば、右腕も脱いでください、とお願いします。結局、下着一枚くらいにならなければ、器械の血圧計は、上手く測れないのです。上着の上からですと、血圧の音が遠いためか、高めになります。脱いでいただくと、下がるので、患者さんも、「おお～～～、下がった～～～」と。つまり、血圧の病院なのですから、必ず測るのですから、考えて、来院して欲しいという事です。脱がされるのが嫌な方は、コートの下、半袖ポロシャツかＴシャツでいいですよ。もう一つの難問は、脱いだものを、また全部着ないと、気がすまないという事。待合室に居るのにも、上着を脱がない。ジャンパーのファスナーも、きっちり留める。診察に呼ばれて、また脱いで、胸と背中の聴診もあるのにね。そんなですから、脱ぎやすい服とか、すばやく脱げる方とか、測りやすい洋服の方は、めっちゃ褒めちゃいます。「助かります～～～～～～」ってね。処置室で、心電図をとったり、採血してる患者さんにも聞こえるように大きな声で、「ありがたいです～～～～～～～」ってね。一人に１～２分余分にかかるでしょ。そして、そういう方々が半日で４０人超えますから、結局、冬は、診察時間が延びてしまいますね。

  2011.12.12

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  ピークです

  インフルエンザ予防接種のピークを迎えております、小波です。毎日、２０～３０人くらい打ちますの。私の分です。高齢の方は、あまり痛がりませんが、中年クラスは、やや痛がりますね。息子（高１）は、足をバタバタさせたそうですから、ですから、「若いと痛いみたいですね～」と言っておきますの。打つ方としましては、高齢者の肌より、中年の方が、皮下脂肪もあって、つまみやすいですし、肌も張ってるので、打ちやすいのですがね。神経が、敏感なのでしょうか？？今日までに、３８０人くらい、終わりました。半分は超えたようです。１２月中旬まで、毎日、忙しいです。

  2011.11.26

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  ワクチン接種、始まる（汗）

  いよいよ、インフルワクチン接種の時期、到来です。あ～忙しっ、小波です。１バイアルを、半分の０．５ｃｃずつ、大人用に吸い上げ、一人ずつ、上腕に皮下注射します。あとは、市役所に提出する書類（問診表）など、４箇所に、バイアルのロット番号のシールを貼ります。これが、今年は、一段と小さい。小学校のおはじきの名前シールくらい、小さい。指に張り付いて、もう、書類に貼れないくらい。午前中だけで、２０～３０人は打つわけで、そのシールが、４倍なわけで。ああ～、めんどくさ～～い。ちなみに、オットと息子も、私からの感染予防対策として、毎年、予防接種、受けてますが、今年は、小児科が、いっぱいで断られ、仕方なく、同じビルの頭痛クリニックが、かかりつけなので、そちらで、今日、打ちました。腕の細い、皮下脂肪の少ない息子は、足をバタつかせ、痛がっていたようです。気の毒に。私なら、痛くない打ち方、知ってるんだけどね。。。

  2011.11.07

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  携帯の電源を切ろう

  　　　噂の「マイナス５歳のガードル」をはいてみました、小波です。見えないところで、努力してます。無駄な抵抗？？？さて、昨日土曜日は、１時頃仕事が終わって、そのまま、ペースメーカーの勉強会でした。最近のぺースメーカー事情について、業者さんから、９０分ほど、講義を受けました。ペースメーカーは、刺激を与えて、心臓を動かすきっかけを作ってることは知ってましたが、心室か、心房かに分かれてました。ワイヤーが１本のタイプもありました。また刺激を与えるだけでなく、心臓自体の動きを、感知し、乱れたリズムならば、抑えるという機能もありました。この二つの機能を持っているのが、ペースメーカーなのですと。こちらが、分かりやすいです。携帯電話や、電磁波がいけない、と言うのは、このリズムの調節が、誤作動するからなのですって。大概、左側にペースメーカーを埋め込むので、右側で携帯を使えば、影響は無い、という事でした。安全を考えて、器械から、２２センチ離す、というのが、注意点でした。あとは、万引き感知器では、止まらないで、サッサと通り過ぎる、とか、空港の金属探知機は、通り抜けたり、近づけない。ペースメーカー手帳を見せる、との事でした。電力会社、電動ドリルの工場などでは、働けない、ということも知りました。不安な場合は、業者さんが、器械で調べて、ペースメーカーへの影響の有無を明確にしてくれるそう。若くて入れると、仕事にも影響があることが分かりました。電磁調理器、パスモなどの器械からも２２センチ、離れた方が、影響が無いようです。弟１号が、徐脈で、若い頃、ペースメーカーを埋め込む話が出ていましたが、なんとか入れずに、中高年になってしまいました。入れてたら、もっと血の巡りの良い、活気のある性格になってたかも？勉強会を聞きながら、弟１号を思い出してました。

  2011.10.16

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  混んでます

  最近、外来が、すっごく混んでいます、なぜですか？小波です。８時枠９時枠１０時枠の患者さんが、一挙に９時頃押し寄せてしまって、待合室が、すごい事になってます。付き添いの人も居るわけで、座るところも無くて、立ってる患者さんも居ます。予約の時間通りに来てもらえたら、そんなに混まずにスムーズに流れるのにな～～～。だいたい、ご高齢の方々は、時間に余裕があるから、朝から、来たがります。１０時半～の予約でも、９時に「ウチで待つより、来ちゃった！」とか言いながら。そういう患者さんばかりで、混むんですよ、外来は。しかも、いつまでも待つから、という予約外の患者さん。胸が少～～～し、重いの、なんて言われたら、待たせて置けないじゃない？？？速攻、心電図とって、レントゲンも、撮らないとね。万が一、心筋梗塞、何てこともあるからね。だから、予約外の患者さんが入ると、予定を組み直さないとね。そんなこんなで、休み明けの月曜日、金曜日は、特に混みますの。それから、少し寒くなって、風邪っぽい方も増えたでしょ。少し喉が痛いとか、咳が出るとか。その程度でも、ドンドン来ちゃうんですよ。熱も無いのにね。極めつけは、みなさん、衣類の数が増えたでしょ。脱ぐのにも、時間がかかるんです。ボタンがはずせない方も居ます。もちろんのお手伝いしますけどね。少しずつの１～２分が、３０人、４０人となると、・・・それなりの時間になりますから、全体的に、人数の割りに、終わるのが遅くなります。は～、もうすぐ、インフルエンザ接種の時期もやってきます。更にもう一手間かかるわけで、忙しさのピークを迎えます。ナース泣かせの、冬は、もう、ソコまで来ています。

  2011.10.07

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