『よくわかる!妊娠と出産』
不妊治療を経て妊娠・出産した、友人の友人、イラストレーターのポテ子さんが、本を出されました。元助産師として、少~し協力させていただいた本ですので、張り切ってご紹介いたします~ マンガ解説よくわかる!妊娠と出産 実例&体験満載!/赤星ポテ子/木戸道子【後払いOK】【1...価格:1,404円(税込、送料込)アマゾンからは→こちら今までにない、妊娠・出産・育児の本。医療従事者では書けなかった、お母さん側からみた、貴重な内容。イラストで分かりやすく、楽しく読めます。(今思えば能天気・極楽だった)妊娠中に準備する助成金・手当・名づけの事などから、体のトラブルへの対応策など、大変具体的に表現されていて、目からウロコ、納得するところが多いです。たとえば、尿漏れ、妊娠線などは、助産師としては重要視していなかったのですが、妊婦さんからは、日頃気になっている問題だったのです。また、産婦人科が減っている現在、どこで出産をするか、実家のお世話になるのか、など病院、医院、助産院の選定も、大きな問題です。これも、最近は最優先事項かもしれません。出産・育児編では、分娩室の苦しみや、退院までの怒涛の産後1週間について、そして退院後の育児についても、リアルに描かれています。特に初産で、育児に追われてるとき、ばっちりメイクしておしゃれしてスーパーなどで出会うお母さんを見かけると、私にはできなかった・・・と、思い出します。産後の授乳で、左右の乳房の大きさが変わってしまうなんて、誰も教えてくれませんでしたし、脱毛が多いとか、肌がカサカサになるなんて、体験しないと分りませんでした。目からウロコだったのは、病気の時のかかりつけ医とは別に、10種類以上20回以上ある予防接種のための小児科受診という考え方。予防接種で痛い思いをした病院と、かかりつけ医を分けた方が、子供を連れて行きやすいそうです。小児科がたくさん無い地区では無理かもしれませんが、妙案だと感心しました。そして、保育園問題。4歳まで自宅で育てた私には、無縁でしたが、働くお母さんにとって、避けて通れません。待機児童のことは、今やマスコミでも大きく取り上げられ、自治体によって待機児童の数が違いますから、引っ越しを考えるほどだと、聞きます。また、順番待ちをしてるお母さんに、お役所は、家から遠い、職場と逆方向の保育所を勧めたり断ると、順番を一番最後に回したりと、まるで嫌がらせかのような対応だと、聞いたこともあります。ですから、妊娠中から、産後どうするか、調べておいた方がよさそうです。どこが重要で、どこで共感するかは、人それぞれで違うと思いますが、妊娠中の方、妊娠される前の方にも、お勧めです。