テーマ:暮らしを楽しむ(387401)
カテゴリ:お米作り
『夢のような田植え弁当!』以来、5ヶ月もほったらかしだったこのブログ。 せっかく読みに立ち寄ってくださってた方々、ごめんなさい。 5ヶ月も、どこをフラフラしてたんだー!と一喝されてしまいそうですが、 その間に、田んぼの草とりしたり、つわりになってくたばってたり、 美味しいお店みつけたり、素敵な人に出会ったり、くいだおれ旅したり、 お米の豊作祈願と安産祈願に伊勢神宮に御参りしたり…してました。 そう、田植えの時に、うすうす気づいてはいたのですが(苦笑) おなかのなかに、新しい命を授かったのです。 お産の予定は、年明け・七草粥を食べる頃ですが、 クリスマスケーキ食べてるあたりで登場!もあるかもというデカさです。 年始早々、我が家はさらに にぎやかになりそうですが、 変わってゆく生活を、 これから また、ぼちぼち書いていけたら…と思っています。 さてさて、復帰 第一号。 まずは、かんじんな御報告を。 ものすごく気がかりだったこと。 2011年・秋に収穫した我が家の新米、 各種検査を受けて、放射性物質は‘未検出’となりました。 現在、米農家は、作地に応じて国から採取場所を指定され、 放射線物質の検査を受けています。 その検査結果は各都道府県のHPに、 地域名のみ(生産者の個人名は出さず)順次公開されています。 ちなみに、お米の検査項目は、 ●稲を刈り取る前(田んぼに生えてる状態) ●刈り取り、乾燥させた後の玄米 ●精米した白米 ●玄米のさらに外皮である籾殻 ●稲わら(肥料・飼料として使われるので) という様々な段階をすべて検査されています。 お客様との信頼関係を保ちたい 直売農家の我が家では、 さらに、つくばにある分析センターにも、 個人的にお米を出して放射性物質検査を受けています。 すべてにおいて、未検出。 放射性物質に関するいろいろな問題は、まだ全く解決していませんが、 ひとまず、今年の農作業が報われて、安堵しました。 応援してくれてたみんなにも、顔向けできる。 また、お米を食べてもらえる。 小さいけれど、ひとつの灯りです。 こういう‘ともしび’が、ひとつづつふえる。 土や、水や、空気が、人の手や微生物の力をつかって少しづつ生き返る。 そうやって、人も、環境も、再生していくしかないような気がする。 毎年、悪戦苦闘する無農薬米も、 今まででいちばん美味しく実ってくれたと思います。 特別栽培米より、さらに薬の使用を控えた減農薬米も、 バランスがよくて、みずみずしい風味と、ぷちぷちはじける食感。 ここ数年の中でも、抜群に美味しいお米が実ってくれたねぇ… と、しみじみ喜びを噛みしめ、 暑かった夏の陽射しや、土の力、応援団のみんな、家族の頑張り ありとあらゆることに感謝しています。 せっかくこんなに美味しく育ってくれたんだもん、 いろんなひとに、たべてもらいたい。 冒頭写真は、左から 白米・玄米・五分づき米… 無農薬・減農薬・育てた土地の違いで分けて、 家でいろいろ食べくらべ中です。 私たちが作り手として望むのは 「毎日のごはんを、安心して食べてもらえること。」 それは、作る人にとっても、食べる人にとっても、 ものすごくしあわせなことだと再認識。 日々のごはんで、おなかの中からあったまって、元気になってほしい。 そんな単純明快な気持ちで、これからも、お米を育てていきたい。 そのために、できることをやっていきたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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