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カテゴリ:Travel(ハワイ・NY)
明日からニューヨーク。
今回の旅行は多少すったもんだした。もちろん、原因は新型インフルエンザ。ちょうど飛行機を予約し、カードで決済したとたん、WHOがフェーズを4から5に引き上げた。 日本は官民あげてパニックめいた雰囲気になり、こりゃ、NYで感染して帰ってきたら、世間様から袋叩きにされるのでは? と不安になった。 なんで、こんな時期にわざわざニューヨークなんかに行ったんだ? それで感染して帰って来るなんて、みんなに迷惑かけるだろ! (By 世間様) 一方で、海外在住者のブログを読むと、発症しても比較的症状は軽いということで、日本のように神経質になっている国はほとんど皆無。 飛行機のキャンセルポリシーについて問い合わせたところ、出発の1週間前ぐらいまでならキャンセル料金は変わらないという。なら、様子を見ようと、5月は新型インフルエンザのニュースに留意して過ごした。 5月はマスク売り切れ、医療機関の診療拒否など、多少パニック的ムードが続いていたが、感染しても、ほとんどが軽症というのは本当だった。6月の今は、逆にかなり平静になって、今ならたとえ感染しても、白い眼で見られることはなさそう。ホッ。 しかしね~、日本で初めて感染が疑われた生徒が通学していた学校の校長が、「新型インフルエンザではなかった」と連絡を受けてテレビの前で涙を浮かべたり、子供が感染したかもしれない母親が、「はっきりしないうちに報道されると、娘が自殺するかも」などとメディアに報道自粛を要請したり、異常じゃないですか? でもって、マスク! マスク! と健康な人までマスクで自衛。咳が出てるのにマスクしてない人がいると、マナー違反といわんばかりの冷たい視線。 潔癖すぎてついていけません… NY在住の知人なんて、「今から罹っておいたほうが、秋以降の第二波にそなえて、免疫ができていいという話もあるわよ」といたってノンビリしたもの。 ウィルスが突然変異する可能性もあるわけで、強毒性の新型に変異したら、免疫もへったくれもなくなるだろうけれど、今から必要以上に騒いで、ただでさえ低調な経済活動をさらに停滞させては、皆で皆の首を絞めることになる。 というワケで、ニューヨークでは、美術館と劇場に、きっちりお金を落としてくるつもり。不況、不況と不安にかられ、財布の紐をしめてばかりでは、結局自分自身が貧しくなるのに手を貸しているのと同じだ。経済は血の循環に似ている。血のめぐりが悪くなれば、身体全体が弱る。否でも応でも、私たちはそうしたタイプの経済社会に生きている。いまさら、自給自足の原始的な生活には戻れない。少なくとも、Mizumizuにはムリ。 収入以上の浪費に走ったり、ギャンブルで一攫千金を夢見たりするのは、バカバカしいと思うが、好きなことややりたいことをやたらと抑制するのでは、何のために生きているのかわからなくなる。 新型インフルエンザに感染するや否や? それはまた、本ブログのエントリーを楽しみにお待ちください。いや、その前に飛行機が墜落したりしてね。 ハワイと松本で接続に失敗したネットにも、今回はモバイルPCの設定を変えたから、うまくつなげるハズ… なのだが。 つなげたらまた、ニューヨークのホテルから更新します。 再見! PS: 水際対策と称してやっている空港での検疫も、1週間潜伏期間のある病気に対して、どれだけ有効やねん? と最初からはなはだ疑問だったのだが、あれ、今でもやってんですかね? コスト対効果で考えたら、壮大な無駄だと思うのだけど… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.06.07 01:08:45
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