1月のエントリーでご紹介した
Gclef。吉祥寺にはGclefの喫茶店とショップが離れた場所にある。
ショップは、あまり利用しないのだが、久々にチャイ用のスパイスを買おうと覗いてみた。この店の一角には、座って試飲できるコーナーがあり、Mizumizuがショップに入ったときにはたまたま席があいていて、季節らしくアイスティーの試飲をさせてくれた。
一緒に行った連れ合いが、プリザーブ(ジャム)の棚を見ていて、「ライムマーマーレード」に目を留めた。
「へ~、ライムのマーマーレード。めずらしいねぇ」
「どんな味なのかねぇ」
としゃべっていたら、さっそく店員さんが聞きつけ、
「よろしければ、ご試食いただけますよ」
と誘惑(ゆうわくかい?)する。
「え、そうなんですか」
「それじゃ…」
と全然遠慮しないMizumizu+Mizumizu連れ合い。一口食べて、
「おいし~」
「うま~」
思わず叫んだ。厚切りの皮をぎゅっと噛むと、まさにライムそのものの爽やかな酸味を含んだ風味が口いっぱいに広がる。最後に少しだけ苦味が舌の上を通り過ぎる。甘さは最大限抑えて、上品なすっぱさを前面に出している。これは、日本人にはなかなか作れない味だ。
ライム大好きのMizumizu+Mizumizu連れ合いは、即購入決定(いい客だよね、アタシたち)。
誰だっけ? Gclefのプリザーブとアヲハタジャムと、どう違うかわからん、などと書いたのは(←アンタだよ)。
前言撤回。
ライムマーマレードは絶品です。
写真右奥。これで確か1200円ほど(高いなあ)。
パンにつけるのがもったいなくて…というか、これはハッキリ言って、そのまま食べるのが一番美味しい。刺身のような「なまもの」を食べたあとの口直しにもバッチリ。
なので、Mizumizu+Mizumizu連れ合いは、パンにもつけず、スコーンにもつけず、スプーンを突っ込んで、ただパクパク。4日でこの大瓶の中身を食べつくしたのだった。
ただし、酸味に弱い方、ライムの風味が好きでない方には向きません。かなり個性的で、エスニックともいえる独特の味なので、必ず試食して、好みに合うかどうか確かめてから買いましょう。
他にも、バニラチャイとマサラチャイミックスを購入。
バニラチャイは茶葉で、すでにスパイスの入っているチャイ。マサラチャイミックスは紅茶に自分で混ぜて味を調節するためのスパイス。
と書くとまわりくどいが、要はチャイを作るためのものなので、同じようなもの(苦笑)。茶葉が入っているかどうかとバニラ風味か否かの違いだけだ。
でもって両方でチャイを作ってみたのだが…
自分でマサラチャイミックスを紅茶に混ぜて作るより、バニラチャイで淹れたチャイのほうが風味が高く、断然美味しかった。ただ1つ、バニラの風味が、他のスパイスの煙るような風味に押されて、あまり感じられなかったのが… なんで、ますます何のためにスパイスを買ったのか、意味不明になってしまった。