アマルフィ 女神の報酬 スタンダード・エディション
織田裕二主演の映画『アマルフィ 女神の報酬』。
映画館に行く時間は取れそうにないので、この作品を鑑賞するのはDVDになってからになりそうなのだが、プロモーション動画に出てくるコロッセオだとかサンタンジェロ城の撮り方は、まるでローマの観光ビデオのよう。
イタリアを訪れる日本人観光客は、この10年で半減する勢いだとか。
イタリアを訪れる日本人旅行者が減り続けている。今年はピーク時の半分ほどになる見込みだ。ユーロ高や新型インフルエンザの流行など、要因はいろいろあるが、豊富な観光資源にあぐらをかいてサービスの水準が低い、といった構造的な原因も指摘される。観光は大きな収入源だけに、伊当局もようやく外国人旅行者呼び込みに本腰を入れ始めた。
朝日新聞2009.7.18の記事より
美しい風景を盛り込んだこうした「ご当地映画」は、需要の喚起に多少は役立つだろうか。
さて、この映画、イタリアでもそれなりに話題になっているようで、イタリア人の友人から、「日本に関することは何でも興味がある。もちろん見に行くワ」とメールをもらった。
うッ、そう期待されてしまうと・・・ 面白いんでしょうねえ? 日本を舞台にしたハリウッド映画みたく、「変なイタリア」とか「変なイタリア人」がテンコ盛りで出てくる、なんてことはないんでしょうね?
しかし、一部のプロモーション動画で、「発信地はアマルフィです!」という台詞のあとに出てくるこのシーン。
「アマルフィに隠された秘密」とテロップが出てるこの街、Mizumizuの目には、アマルフィじゃなくてポジターノに見える。
右の教会はポジターノのシンボル、Santa Maria Assunta教会だよねぇ、どう見ても・・・
Mizumizuのポジターノ旅行記はこちら。
アマルフィとラヴェッロで撮った写真は、こちら。
映画の宣伝サイトを見ると、ロケ地はさりげなく「アマルフィ海岸」になっていて、
その意味では、確かにポジターノもアマルフィ・コーストに面した街だから、間違ってはいない。
しかし、「発信地はアマルフィ」と言って、地図でアマルフィの街を指してるシーンが来て、次に「アマルフィに隠された秘密」というテロップと一緒に出た風景が、アマルフィじゃなくてポジターノってのは、なんか、変・・・
イタリア・フリークの皆さん、気になりませんか?