カレーの激戦区、西荻。インド風、マレーシア風、欧風(という名の和風?)・・・とあらゆるジャンルのカレーが凌ぎを削っている、カレー星人の聖地(←意味わからん)。
人気店はいろいろあれど、気がつくと同じ店に何度も通っている。カレー専門店でMizumizuが一番よく行くのは、ネパールカレーの店「AMA」。インドカレーより甘みが深く、どこか優しい味のするネパールカレー。「AMA」を知って以来、いつの間にかインドカレーの店から足が遠のいた。
中でもMizumizuがよく注文するのが、バターチキンカレー(中辛)とチーズンナン。かなり生っぽいラッシーも、インパクトがある。
見た目はシンプルだが、実はかなりヘビーな組み合わせ。チーズナンがずっしりと胃に来る。4つ切りのナンが4枚並んでいるのだが、2枚以上食べられたことがない。当然余ったナンはお持ち帰りに。冷えてしまうと・・・まあ食べられないことはないのだが、当然ながらナンが湿気てしまい、風味はかなり落ちる。カレーも全部食べられないことがしばしばで、同じくお持ち帰りにしてもらう。こちらは温め直せば、さほど悪くない。
食べきれないなら普通のナンにすればいい・・・と理性(?)ではわかっているのだが、お餅めいた食感のチーズナンは、はまってしまうとなかなか抜け出せない。チーズの風味自体はさほどないのだが、とろけたチーズとふわりとしたナンの食感のハーモニーがなんともいえない。
バターチキンカレーのほうは、ほとんど偏愛していると言っていい。以前好きだったのは、吉祥寺・モティのバターチキン。ところがモティが吉祥寺から撤退してからは、なかなかストライクゾーンにばしっと入ってくるバターチキンに巡り合えなかった。
AMAのバターチキンは、モティ撤退で空いた玉座に見事に鎮座してくれた。バターの深い香り、トマトの酸味、スパイスの妙・・・ それらを邪魔しない、鶏肉の淡白な風味。
こちらはお得感のあるセットメニュー。Mizumizu連れ合いが必ず注文するのは、マトンカレー。Mizumizuはマトンを好まないので、感想はなし。Mizumizu連れ合いは大いに気に入っているよう。
AMA
杉並区善福寺1-1-21
03-3397-1344