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カテゴリ:Travel(ベトナム)
ホーチミンで一番オススメのファッション・雑貨店を1つだけ挙げるとしたら、それはオーセンティックだろう。この店は実に日本人好み。日本人がベトナムの手仕事品に求めるものにズバリ応えている感じだ。
厳しい日本人の目から見ても、十分に質が高い。だが、「上質過ぎる」ことはない。芸術品の域に達している手仕事品やヨーロッパブランドのようなラグジュアリーなもの――ただし値段も飛び切り――なら、日本や欧米で買う。日本人がベトナム土産に求めるのは、「手ごろなお値段以上の上質感が得られ、感覚が日本とまた一味違う、エキゾチックな南国ならではのデザインのもの」ではないだろうか。 もし、この考えに同意するなら、オーセンティックはベストな店。ここより上等なものを扱っている店もあるが、「えっ」と思うぐらい高い。Too good to useではなく、普通に使えてオシャレ感のあるものが見つかる店。それがオーセンティックだ。 オーセンティックは、ホテル(ザ レヴェリー サイゴン)のごく近くにも支店があるのだが、ここは品揃えがイマイチ。やはり本店に行ったほうがいい。オーセンティック本店は日本人御用達ショップらしく、お客の大半が日本人だった。今回ホーチミンで一番日本人を見た場所かもしれない。 そして、店全体のレベルとしてはオーセンティックにはかなわないが、今回Mizumizuが非常に気に入った刺繍入りコットンのピローケース(枕カバー)を売っていたのが、ニンクーン。 子ども向けの刺繍製品が多い店として有名な店。ニンクーンもホテル至近のドンコイ通りに支店を構えている。だが、本店のほうが品揃えが豊富。やはり本店に行くべき。 この2店とホテルの位置関係を見てみよう。 赤の×がオーセンティック。青の×を〇で囲ったのがニンクーン。同じブロックにある。ホテルから十分歩ける距離だが、タクシーで行っても日本円で200円もしない。 ホテルからはニンクーンのほうが近いので、まずはニンクーンへ行ったMizumizu+Mizumizu母。 そこからオーセンティックに行くには… まずニンクーン(青で囲ったところ)を出て、左側に進む。すると、ブロックの角に行く前にすぐに左に入る細い路地があるので、そこを入る。路地の突き当りで左の建物に入る。そこは地元民向けの市場のようなところなので、そこを抜けて大通りに出る。出たら右へ行って角を曲がる。しばらく歩くと着く。 ついでと言ったらなんだが、オーセンティックを背に右にちょっと行くと、ハーフン・スーベニア・ショップ(Ha Phuong Souvenir Shop)がある。上の緑の×のあたり。なんとなくオーセンティックに来るお客のおこぼれを狙っているような感じで、狭い店だったが、バラマキ土産にぴったりの嵩張らない刺繍製品が見つかる。ただし、欠陥商品も売られている(詳細は後日)ので、たとえビニールに入っている商品でも、注意。 この3店は同時に回れるし、この3つを回れば、ベトナムの刺繍モノはかなりもう十分だと思う。ドンコイ通りやその周辺には、もっと安い店もあり、もっとエキセントリックなモノを売っている店もあるが、一番時間を有意義に使えたのが、この3つの店のあるブロックだったように思う。もちろん好みの問題もあるが。 それぞれの店の商品については、また次回以降に。 注:この所在地情報は2017年4月のもの。ホーチミンのファッション・ライフスタイル雑貨関連の店は、移転や閉店も多い。行くときは必ず最新の情報をホームページ等からゲットしてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.05.19 18:34:33
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