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カテゴリ:Travel(ベトナム)
普段愛用しているエアウィーヴ ピローS-LINE。もうこれ以外の枕は考えられない、というくらいお気に入りなのだが、1つ不満が。それはピローケース。枕のサイズが、
幅66cm、長さ40cm、厚さ7~11cm と特殊なため、専用のエアウィーヴピローケース以外でサイズが合うのを見つけるのが難しい。しかも、専用のピローケース、タオル地とメッシュ素材のものがあるのだが、タオル地のほうはちょっと厚ぼったく、メッシュ素材のほうは肌触りが好みでない。 しかも、このメッシュ素材のピローケース。たいして長く使っているわけでもないのに、 こんなふうに、サイドの縫製が破れてきた(怒)。通気性と吸水性に優れているといううたい文句なのだが、どうもこういうハイテク素材はMizumizuの肌が嫌がる。何というか、皮膚になじむ感じがなく、滑ってしまう感じ。洗ってもすぐ乾くしシワにもならないが、それよりもMizumizuにとって大事なのは触感なのだ。そのうえ耐久性に難あり。3,456円という値段のわりに満足度の低いピローケースだった。 Mizumizuは、服でも徹底した天然素材派。夏ならコットンやリネン。冬ならカシミア。シルクも大好きだ。扱いは化繊より面倒だが、自分の肌感覚には逆らえない。 今回ホーチミンに行くにあたり、ネットで事前に調べたら、ニンクーンに、お手頃価格のコットンの刺繡入りピローケースがあるよう。 実際にニンクーン本店に行ってみたら、ありました。 白っぽい、ヨーロッパ人が好みそうな上品な抽象柄の刺繍のものと、いかにもベトナムチックな、カラフルな具象柄の刺繍のもの。 ベトナムの思い出に買うのだから、やはりベトナムチックなほうがいい。農作業を描いたシリーズと結婚式の様子を描いたシリーズの2つがあり、2枚1セットで999,000ドン(約5,000円)。1枚2,500円。刺繍がとても愛らしく、個性的だ。 農作業モノと結婚式モノは1枚ずつにしてもOKだと言われて非常に迷うが、結婚式モノの絵柄は同じだが、主役の新郎新婦以外の人物の衣装の色が違い、それがカワイイ。 2枚の絵柄を上下に並べて比べてみると… 右端に写っている(実際の枕カバーではこの柄が中央に来る)日傘をさしかけられている男女が新郎新婦。 新郎新婦の右側に刺繍された付き添いの人たち。絵柄は基本同じなのだが、色が違う。 そこで結婚式の絵柄2枚を選んで購入。コットンの織りもしっかりしていて、気持ちよさそうだ。 縦横のサイズはエアウィーヴ ピローS-LINEに合っている。ただ、エアウィーヴ ピローS-LINEは厚みがある分、どうかなと思ったが、背面がボタン留めになっているので、たぶんこれを留めなければ厚みがあっても入るだろうと考える。 実際にエアウィーヴ ピローS-LINEで使ってみたが、物凄く気に入った。 こんなふうに刺繍があるのは上部だけなので、寝るときは顔に触れない。だから、刺繍の厚みを邪魔に感じることはない。 ピュアコットンなので、洗濯をするとシワになり、アイロンがけが必要になるが、Mizumizuは案外アイロンがけが苦にならない人間。どうしても面倒なら、シワのまま使ったって、別に自分の枕カバーだし。専用のメッシュ素材のピローケースよりずっと肌に合う。何より動きのある、そして素朴な刺繍が可愛らしく、楽しい気持ちになれる。 厚みはやはり思ったとおり。背面のボタンは留めずに、こんなふうに開いた状態で使っている。 でも、それは裏だし、この状態でぴったりなので、ピローケースが変に動くこともなく、快適。 今回のホーチミンの買い物で、一番役立つものだったかもしれない。毎晩ベトナムの旅の思い出とともに眠りにつける。自分への最高のお土産になった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.05.22 21:43:08
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