不幸な野良猫を減らそう!
Mizumizuがミントチョコなるものを初めて食べたのは、10代後半。ヨーロッパ帰りの父が免税店で買ってきたお土産でだった。そのころは日本にはほとんどミントチョコなんてものはなかった。
で、当時、初めて、一口食べての感想は…
――うへっ、なにこの歯磨き粉みたいな味! チョコレートが台無しじゃん!
という、ありがちなものだった。
それから時は流れ…今はミントチョコはかなり好き。でも、ミントチョコアイスはもっと好き、になった。
いつ嗜好が変わったのか、よく憶えていないのだが。
コロナ禍の中、山口県への「疎開生活」が始まって、庭の隅にミントを植えてみようと思い立った。ネットで調べると、ミントはえらく繁茂するから庭に植えるのは要注意とあったので、裏のあまり日の当たらない場所に植えてみた。
この場所がほどよかったのか、手がつけられないほど生い茂るということもなく、といって枯れてしまうほどでもない。特に今年は、新しい茎も出てきて若い葉が採りやすい。
本当はスペアミントを植えたかったのだが、たまたま園芸店になかったので、買いに行ったときに入手できたホワイトミントにした。
背が高くなってしまうと葉も暗い緑になり、そうなると香りも渋くなり、煮出すと苦みが出やすくなる。アイス用にさわやかな香りを出すためには、なるたけ若い葉を選んでむしり、弱火でゆっくり煮出すのがよいようだ。
最初はミントリキュールの助けを借りずに、生のミントの葉だけで香りづけをしたものを作ってみたが、出来はイマイチ。なので、今はミントリキュールも併用している。こちらのほうが緑のきれいな色が出て、いかにもミントアイスという感じにもなる。
余談になるが、山口市内でミントリキュールを探すのにちょっと苦労した。最初は
リキュール ドーバーミントグリーン 100ml
この手の小さな、製菓用のを買いたかったのだが、これが全然見当たらない。仕方ないので、酒屋で
ボルス ペパーミントグリーン 24度 700ml 箱なし 【 リキュール お酒 ギフト カクテル プレゼント ミント 洋酒 酒 bols ペパーミント ミントリキュール 内祝い 結婚祝い 誕生日 女性 記念日 誕生日プレゼント お返し 贈り物 母の日 花以外 】【ワインならリカオー】
これを買った。頻繁に作るので結果オーライだった。
製菓チョコレートも、山口だと入手できるものが限られているので、市販のチョコを使うように。
一度、よくある板チョコを使って、あまりに板チョコの味で失敗したので、
【卸価格】カレ・ド・ショコラ<カカオ70>101g(21枚)×6個入り1BOX【森永製菓】
今はこれを使っている。カカオ70の苦いやつ。カカオ分を自由にできるのも自家製ならでは。
レシピは以下。卵を使わず、ヨーグルトを隠し味にしたさっぱり系。シャリッとした食感が楽しめる。生クリームもあまり乳脂肪分の多いものは使わず、35%のものを使用。
うまく作るコツは、とにかく急がないこと。ミントの葉にゆっくり火を通し、ゆっくり冷やしてから生クリームを泡立て、冷蔵庫で冷やしてからチョコを刻んで混ぜ込む。
材料
ミントの葉 8g
牛乳 170cc
砂糖 40g
生クリーム 200g
ヨーグルト 大匙1
ミントリキュール 45cc
チョコレート 40g
1)ミントの葉をあらく刻み、牛乳に入れてゆっくり火を通す。沸騰直前で止め、冷やしてから冷蔵庫へ。
2)砂糖を入れた生クリームを泡立てる。
3)リキュールとヨーグルトを入れ、ザル等で葉を取り除いた1)も入れてよく混ぜる。
4)容器に流し込み冷凍庫へ
5)1時間ほどしたら、取り出して混ぜ合わせる。
6)チョコレートを刻み(Mizumizuはあらめに刻む)、5)に入れて混ぜ合わせ、再び冷凍庫へ。完全に固まるまでときどき、混ぜ合わせる。