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カテゴリ:なんでだろう?
こんにちは、今日の東京は晴天、しかし、北風が強く、暖かいような寒いような・・・
庭のバラの葉っぱも、ほとんど落葉してしまいました。 去年は、この葉が落葉せず、不思議な冬となっていましたが、今年はきちっと落葉。 いつもの冬の様子です。 落葉が終わり、新芽が動く直前が、寒肥のタイミングです。 もう少しですね。 油粕玉(窒素分大)、無くなってしまったので、来週あたりに用意しなくては・・・ 寒肥は、根や茎の充実のため、窒素、カリを主体に仕込みます。 枝葉が伸び始めたら、追肥。 追肥は、花が咲くように、窒素をできるだけ切って、リン酸、カリを主体に切り替えます。 枝葉が充実し、窒素分を使い切った頃、リン酸・カリの力で、花芽が付くというわけです。 春まで後少し、もう少しの辛抱ですね。 さて、タイトルの風呂場の鏡。 曇って、お困りではありませんか? 鏡やガラスは何故曇るのでしょう? それは、鏡やガラスといえども、平面では無いからです。 人間の目では、ツルツルに見えますが、顕微鏡で拡大していくと、でこぼこが見えてきます。 このでこぼこに、水滴が付着します。 水滴は、球体(くっつくと半球体)なため、光を乱反射させ、曇ってしまうのですね。 ですから、鏡やガラスを曇らせないためには、この水滴を付着しないようにすればよいわけです。 方法は、2つあります。 1,鏡を暖めて、結露(付着)をさせない。 つまり、車の熱線入りの合わせガラスや温風をあてるデフロスターなどの方法。 最近では、結露防止スイッチ付きの洗面台などが売られています。 風呂場でも、熱いシャワーをあて続け、鏡を暖めますと、曇りませんが、長時間、鏡を暖めるためだけにシャワーを出し続けるのは、どうも、もったいなく思います。 しかし、鏡が湯気より暖かい間は、結露しないので、曇りません。 2,鏡にコーティングをほどこし、結露(付着)を防ぐ。 鏡を濡らしてしまえば、球体の水蒸気も、鏡に付着した瞬間、球体から面に広がって溶けてしまいます。 つまり、光が乱反射できないので、曇りません。 しかし、鏡やガラスには親水性(水と仲良し)がないので、水やお湯では、すぐにはじかれてしまいます。 そこで、界面活性剤の出番なんです。 簡単に言うと洗剤。 洗剤を使えば、鏡やガラスの曇りを防ぐことが出来るのです。 風呂に入る前に、マジックリンを、写真のように鏡にスプレー。 10分くらいで、ダラーーリと、鏡を掃除しながら垂れてきます。 あとは、掃除用のブラシなどでまんべんなく広げれば完了。 急いでいるときは、いきなり広げても大丈夫です。 このあと、泡は消え、マジックリンのコーティングで、1時間は、鏡は曇りません。 洗剤を流してはダメですよ。 この、広がった洗剤が、鏡を曇らせないようにするんですから・・・ 界面活性剤などは、粘性があるため、鏡やガラスの張り付き、親水性も高いため、水蒸気の付着も助けるんです。 簡単に言うと、鏡も水も両方くっつけちゃうわけです。 ただし効果は約1時間、1時間後には鏡をきれいに掃除して、流れてしまいます。 鏡もきれいになって、曇らない。 一石二鳥です。 カビキラーや台所用の洗剤でもOKです。 ただし、鏡から落ちた洗剤は、ヌルヌルしていて床が滑るので、ご注意下さい。 あと、肌荒れなど皮膚の弱い方も、直接さわると、皮膚の油分を溶かしますので、注意が必要です。 曇らない鏡、快適なお風呂や洗面ができます。 まっ、試してみて下さい・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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