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カテゴリ:トマトの森
こんばんは、東京はだんだん天気が悪化してきた感じです。
しかし、桜に集まる小鳥のさえずりを聴きながら、ガーデニング♪ 「ピーピーヒョロヒョロ♪ ピーピーヒョロヒョロ♪」 メジロって、ヒバリのようなさえずりもするんですね。 つがいでやって来ては、私のことなどお構いなしに、桜の蜜を吸っております。 さて、半水耕栽培システム。 クラゲのようでしょう・・・ 鉢の裏側です。 今年は去年の3倍の穴を開け、根を誘引するためのヒモを通しました。 このヒモが水につかって湿り、根が、ヒモを伝って水槽部分に降りてくる仕掛けです。 根が水槽に降りれば、水耕栽培の始まり。 水切れがなくなるので、トマトは安心して、実を次々とつけだします。 水分が一定なので、リコピンなどうまみの成分も大幅に増え、尻腐れ病など病気の予防にもなります。 水耕栽培のトマトは、水っぽいと勘違いされがちですが、水分の連続補給の効果で、地のものより味が濃く、実も大きく、収量も上がることが、近年の研究でわかってきました。 血液に近く、トマト独自のおいしさのもと、リコピンも、地植のものの6倍の量が含まれます。 別に、水耕栽培じゃなくても、連続微量潅水と言いますが、常に水分が補給されれば、同じ効果が得られることがわかってきました。 植物は、水の確保に苦労しなくて良くなるので、成長を続け、種の保存・・・ つまり、沢山の実をつけだします。 これはトマトに限らず、メロンでもスイカでも、イチゴでも多くの植物に適応できることが、実証されています。 水が豊富な日本が誇る、新たな農業技術です。 さて、これは、鉢の内部の写真です。 穴の隙間から土が漏れ出ないよう、ティッシュと不織布をひき、そこに土を入れていきます。 土は普通の土でOKですが、過湿になりやすいので、なるべく団粒構造の大粒のざらっとした感じに作ります。 赤玉に砂に、冬の間に作っておいた枯れ葉や枯れ枝の粉砕・・・ これを混ぜ、空間だらけにし、油粕大玉、鶏糞などをサンドイッチしながら、何層かに分けて 入れていきます。 さあ、定植完成です。 「え? 横に見えるペットボトルは何かって?」 これまた実験。 ちょっと秘密です。 農林水産試験場のやってること、そのままではつまらない。 そこに、ちょっとオリジナルのアイディアを・・・・ね。 東大の先生を、驚かせて見たいものです。 見栄えは悪いですが、オリジナルの半水耕栽培システム完成ですよ。 バケツが2つ重なった形になっていますが、下は水槽、上は鉢になっています。 クラゲの足のようなヒモは、上の鉢から、下の水槽に下がっています。 苗が生長するまで、水槽に水は入れません。 右に見えるブルーのホースで、水槽の水の管理をします。 水のPhを計ったり、酸素を入れたり、様々な工夫をする予定です。 見かけは廃品利用ですが、技術は最新なんですよ。 これで、場所が物置の脇じゃなければ・・・ 1万3000個の収穫は無理でも、5000個くらいはいけるんじゃないかと思うのですが・・・ 西陽しかあたりませんので、とりあえず、1万3000個の1/100で、130個の収穫が目標です。 左には、キュウリを植える予定。 キュウリは、ゴールデン・ウィークあけでしょうね。 まぁ、これからです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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