|
カテゴリ:なんでだろう?
こんばんは、ガーデニングしてますか?
さて、9月4日、文化庁により国語に関する世論調査の発表がありました。 その質問の中で、「意味の取り違い」 少し考えようと思います。 どちらの意味が正しいか? 「手をこまねく」→1,準備して待ちかまえる 2,何もしないで待つ 「時を分かたず」→1,すぐに 2,いつも 「破天荒」 →1,豪快で大胆 2,誰もがなし得ないことをする 「敷居が高い」 →1,高級すぎて・・ 2,不義理をして行きにくい おわかりに、なりますでしょうか? 正しい答えは、全て2番ですって。 引っかけ的なところもありますが、かなり難しいですよね。 ちなみに正解率は2割から4割。 正直申し上げて、元物書きの私は全問不正解でした(┰_┰) つまり、ほとんどの人が間違って、この言葉を使っているという事実です。 もともと言葉とは、人に意志を伝える、あるいは後世に事実を残すための手段です。 逆を言えば、6~8割りの人が使っているという事実。 その時代の生きた言葉なんです。 ここが、言葉や国語の難しいところなんです。 昔、キャンディーズというアイドルが、 「キモイ=気持ちいい」「キモ悪い=気持ち悪い」という言葉を流行らせましたが、 今の時代では、「キモ悪い」は、消えてしまい、 「キモイ」が、残っています。 しかも、意味は昔の全く反対で「キモイ=気持ち悪い」になっています。 温泉につかり「いやぁ、こりゃキモイ・・極楽、極楽・・・」 と言うと、若者には「??」意味が伝わらなくなっているのです。 「エグイ」も「いまいち、苦くて口に合わない」と言う意味から「渋くて格好良い、ちょっと良い」に変化してますし、 「全然+肯定系=全然大丈夫」なんて、今や当たり前。 正しい日本語ってなんなのか、考えさせられます。 ただ、私はフレキシブルなのか? いい加減なのか? 言葉は生きていると思っているんです。 つまり、多数決ですよ。 意味や真意が伝わることが「言葉」の本来の役割ですから、原点が大切だと思うんです。 乱れた日本語には困ったことですが、意志の疎通が一番の目的ですから。 先土器時代=言葉や文字の確認できず。 縄文時代=象形文字の始まり、言葉もあったのかな? 弥生時代=言葉や文字はあるけれど、発音が違うそうです。 (骨格上、破裂音になってしまう。は=パ、ひ=ピ、ふ=プ、 つまり、母=パパ、白人=パクシン、韓国人みたいです) 古墳、明日香=主語・述語の時代で助詞は無かったそうな。 (つまり極端ですが、て・を・に・はが無いのです。) 「正しい血筋は、我が家のものだけだ」 =「美しき血筋、唯一、我のもの」 明治・大正時代まで漢文調でしたので、今、私たちが使っている日本語は、 昭和・平成の約100年間に使われている言葉です。 まして文明開化の時には、フランス語、ドイツ語、英語、ラテン語が入り交じり、 「パン?=ブレッド?」「アクア?=ウォーター?」「ポスト?=メイル・ボックス?」「クランケ?」???? たった100年の言葉の歴史に、正しい正しくないの論議も難しい話しです。 考えてしまいますよね。 今から数十年後、日本語はどうなっているのでしょう? みなさんは、どのようにお考えでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[なんでだろう?] カテゴリの最新記事
|
|