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カテゴリ:なんでだろう?
こんばんは、お元気にお過ごしでしょうか?
さて、本日の日記第2弾は、地デジアンテナについてです。 前回の日記でご紹介しましたが、地デジ対応がまだの方、総務省に地デジサポートセンターのホームページがあります。 そこで、いろいろな相談を受け付けてくれるのですが、一番助かるのが、専用アンテナとチューナーの貸し出しです。 先々週の金曜日に申し込みしましたら、先週月曜日に送り先確認の電話、なんと、火曜日にはアンテナが届きました。 「込み合っていますので、約2週間ほどかかります」とか言っていたのに、スピード対応に驚きました。 ジャーン! 左上の白いものがアンテナ、右上の黒い箱がチューナー、説明書やリモコン、ケーブルなど入っています。 自宅に、地デジ用のテレビが無くても、普通のテレビにチューナーをつなぎ、ビデオデッキのように外部入力にすれば、地デジを見ることが出来る仕組みです。 詳しくは、説明書に書いてありますので、参考になさって下さい。 さて問題は、受信というかアンテナ・・・ 工事を頼むと、2万円から7万円くらいまで、業者さんによって見積もりはまちまちですけれど、大金がかかりますよね。 本当に、それだけのお金をかけなくてはテレビが見られなくなってしまうのか? そこが疑問なんです。 大きく言って、アンテナには2つの方式があります。 代表的なのが、八木式アンテナ。 魚の骨のような、棒で出来ているアンテナが八木アンテナです。 八木秀次と言う人が1926年に開発したアンテナで、その後、宇田新太郎によって実用化された日本の発明品なんです。 テレビの受信から無線機に至るまで、NTTからペンタゴン、空母やイージス鑑のアンテナも、この方式が使われているんですよ。 日本人って、すごいですよね。 複雑な回路の話しは別にして、とにかく、数本の棒で構成されているので、ハンガーや針金でも作れると言ったのです。 世界が認める、最も優れたアンテナですが、素人が設置するのはちょいと大変。 大きいし、ぶつかっては危ないし、洗濯物も絡んでしまいますので、屋根の上高く設置しなくてはなりません。 それに比べて、写真のアンテナ。 かなりコンパクトでおしゃれ、危険も少なく、室内でもOKのタイプなんです。 ただ、八木式のアンテナに比べ、スペック(性能)は劣るので、全ての家庭で使えるかどうか??? 基本的に、電波塔の近く、半径15キロ以内の場所で使うようなアンテナなんです。 それぞれ、ご自宅の近くの電波塔がどこにあるのかは、先に紹介したデジサポで調べることが出来ます。 我が家は、東京の大田区。 東京タワーからは約10キロ、高尾山からは約20キロ、お隣の神奈川県・横浜の電波塔からは4キロ位の距離でしょうか? いずれにしても、電波状況は良いはずです。 説明書通りに接続し、まずは、テレビの上に置いてみます。 おお、地デジが映ってる! NHKやテレビ東京は完璧・・・ しかし、お台場などにあるフジテレビや日本テレビはいまいちです。 そんなときは、チューナーに、受信設定がありますので、それを見ればよいのです。 メニュー画面で、受信設定を出しますと・・・ それぞれのテレビ局の、受信状態(電波の強さ)がわかるようになっているんです。 今の機器って、よーーく出来ていますよね。 ゲイン(受信状況や利得とも言います)と言うのですが、状況が47デシベル。 (デシベルとはDbなどと表し、電波の強さの単位です) ※参考までに、音も波なので音量の単位もデシベルで表すときがあります。 交差点などにありますでしょ! これでは、映ったり映らなかったりで、今ひとつ、弱い状況です。 一般的に、ゲインの状況が50以下は不可。 雨などの気候の変化や、ヘリコプターや鳥の集団などが近くを通ると、電波が乱反射して、映らなくなったりします。 理想的な状況は、70以上。 ゲインが70以上あれば、ブロックノイズというデジタル特有の乱れる減少や音飛び、画像の細切れはなくなります。 ならば、アンテナを窓際へ移動。 小さなアンテナなので、取り扱いもラクラクです。 さらに、東京タワーとは逆向き、横浜電波塔方面へ向けてみます。 なーーんと、全ての局で90デシベル以上ですよ♪ 窓際でこれだけ良好なら、屋上の手すりに付ければ言うこと無し。 よく見かける、八木式のアンテナじゃなくても大丈夫だと言うことがわかりました。 これなら、アンテナ約¥3000、チューナー約¥4000+自分の工事の手間。 工事と言っても、線をつなぐだけ。 これだけで済みそうです。 やってみるものです。 電気屋さんには、ちょっと悪いですが・・・ 早速、ご近所で悩んでる方に報告しなくちゃ。 うっ、でも、またまた自分の仕事を増やしちゃうかも、しかも無償で・・・ 「地デジのアンテナ工事、焦らなくても、安く簡単にできますよ。」 なーーんて言ったら、 「うちは、電気音痴だから・・・」とか 「ついでに、我が家もやってよ・」 が、続出しそう。 ヘタをすると、噂が噂を呼び、町内会からPTAから、工業連合会から依頼殺到。 結局、頼まれたら断れないし、わかっていて黙っているのも罪だし・・・ 言うべきか、言わざるべきか?? どうしましょう? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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