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カテゴリ:トマトの森
こんにちは、今日は、センター試験らしいですね。
東京は寒いですが、それほどでもなく、薄曇りの一日です。 私も、遙か昔、受けに行きましたよ。 (センター試験という制度は無かった時代です) 雪・・・雪が降って、寒い受験でした。 結果は? 聞かないで下さい(笑) さて、さすがに東京も寒くなってきました。 最高気温で10度を下回り、最低気温で1~2度。 氷点下まではいかないので、氷が張るような寒さではありません。 でも、植物達にとっては、ほとんどが休眠期に入る気温になってきました。 さすがのトマトの森も、ご覧の通り。 シナシナになってきました。 頂芽も、元気がありません。 いよいよ、休眠期に入るようです。 何故、シナシナになってしまうのでしょう? 推測ですが、植物も繊維の集合体。 つまり、毛細管現象を使って水分を吸い上げているのですね。 あとは、水分の濃度の差を利用する浸透圧。 単純に考えれば、根から頂芽まで、1本の細いチューブと考えられます。 その中に、水が通っているわけです。 水は表面張力で、根っこから頂芽までつながっています。 頂芽から水分を蒸発させれば、その分だけ、根から水が上がってきます。 植物の茎をストローと考えれば、わかりやすいと思います。 ストローを使えば、足下に置いてあるコップの水も、1メートル以上上にある口で飲むことが出来ます。 植物は、口で吸う替わりに蒸発させる、ストローの替わりに繊維質な茎を使うことで、頂芽まで水分を引き上げているのですね。 難しく言うと、サイフォンの原理の中のベルヌーイの定理ってやつなんです。 詳しくは、WIKIなどでお調べ下さい。 それが、気温が低くなってしまうと、頂芽から水分が蒸発が出来なくなってしまいます。 光合成も不活発になり、水分濃度も濃く出来なくなり、根から水が上ら無くなってしまうんですね。 水が上がるどころか、重力によって、逆に下がってしまうこともあります。 そして、シナシナになってくるのですね。 大体の植物が、最低気温5度で休眠。 5度以下になると、枯れてしまいます。 日本列島、さらに寒波がやってきて、本格的な冬がやって来ます。 トマトの森も、いよいよ終わりですね。 これ以上、気温が下がれば、冬越しは無理でしょう。 青い実は、未熟のまま収穫し、そのまま日に当て、完熟に持っていくようになりそうです。 ガーデニングも、自然科学というメカニズムから考えると、違った楽しみが出てきます。 さて、明日は、何しましょう・・・ まずは、寝坊から(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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