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カテゴリ:なんでだろう?
こんばんは、今日はもう一つ。
九州は霧島連山の新燃岳の噴火が話題になっています。 火山灰が連日降り続き、農作物に影響が出ているようです。 火山灰は、なんと酸性なんですって。 そこで「???」 ええ? 灰って、酸性?? 私は、土壌改良に良く「灰」を使います。 皆さんにも、お勧めしてますよね。 灰には、カリウム、カルシウムの成分が多くて、根の生育に大きく役立つんです。 しかも、アルカリ性。 植物の排泄物「根酸」の中和に、大いに役立つんです。 昔ながらの焼き畑農法は、畑の土壌改良の知恵だったんです。 しかし、火山灰は、酸性? 全く逆じゃありませんか。 ちょいと、心配になってしまいました。 で、調べましたよ。 火山灰は、鉱物の灰。 つまり溶岩なんです。 硫黄分が多く、水に溶けると、強酸水になってしまいます。 一方、灰は(樹や紙などの燃えかす)有機物の燃えかすで、有機物が燃えて無くなってしまうのに対し、微量な無機物、ミネラルが残るんですね。 これが、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどです。 これらは、酸化物や炭酸塩として、水に溶けるとアルカリ性になるんです。 同じ灰なのに、鉱物と有機物では正反対。 ややこしいですよね。 灰、土壌改良には最適です。 安心してお使い下さい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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