1707429 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

グリーンアンドフラワー

グリーンアンドフラワー

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Profile

アンクルガーデナー

アンクルガーデナー

Category

Recent Posts

Freepage List

2012.05.08
XML
カテゴリ:なんでだろう?
こんばんは、ゴールデン・ウィークも終わり、さあ仕事だ!
と言いたいところですが、
世界経済の低迷、さらに、日本経済の落ち込みで、景気は今ひとつ。
とくに、仕事もありません。
こんな状況を、容認している政府、ある意味、すごいです。
増え続ける倒産、廃業、就職難に生活保護。
今年も繰り返されるエネルギー不足にほとんど無視されている復興。
追い打ちをかけるように、次々と起こる地滑りや竜巻などの自然災害。
なのに、ほとんど動かない、日本の政府????

今、消費税を上げたとしても、何か意味があるのでしょうか?
増税の必要性が、わかりません。

それはさておき、世界中で再燃してきた、信用不安。
ギリシャにフランス、立て続けに緊縮財政(節約)を訴えてきた与党が負けました。
膨大な赤字を抱え、周りの国から借金をしているのに、節約はいやだという世論が示されたわけです。

¥500の収入で¥1000の生活を繰り返し、毎月¥500の借金を作り続ける。

そんな生活が続くわけがありません。
そして、ついに、借用証書である国債が売れなくなったわけです。

そもそも信用不安って何でしょう?

日頃私たちは、紙幣や硬貨を使っています。
これは、代金と呼ばれ、「金」の代わりになるものなのです。

「金」自体には、装飾品としての価値、通電性の良さや加工性の良さなど、産業素材としても高額な価値を持っています。
しかし、比重が重く、金をたくさん持ち歩くのは不便です。

そこで登場したのが貨幣=代金なのです。

アメリカの100ドル紙幣も、ユーロの100ユーロも、日本の¥10000も、紙幣自体に価値はありません。
ただの印刷された紙なのです。
その紙に、価値を持たせているのは、各国の保証=信用なのです。

日本政府が保証するから、¥10000は¥10000の価値があるのです。
これが、砂漠や山奥など日本政府の力の及ばないところでは、その価値は通用しません。

例えば砂漠の真ん中では、紙幣よりは食料や水の方が価値があるのです。
紙幣を食べても、空腹は満たされないし、紙幣を飲んでも、のどの渇きは癒されないからです。

水や食料が流通しているという経済活動があり、しかも政府が紙幣の価値を保証することによって、私たちは、政府を信用し、紙幣を信用するわけです。

もし、その政府(国)が破綻したらどうなるでしょう?
その国の通貨は、保証が無くなり、紙としての価値以外持たない、クズになっってしまいます。
使え(信用が)なくなる紙幣(貨幣)に対する不安が、信用不安なのです。

仮にギリシャが、緊縮財政を否定し、再び放漫政治に戻ってしまったら、EUは追加の融資を打ち切り、ギリシャは国債の償還日(払い戻し日)に借金を返せなくなってしまいます。

不払いが起きるとどうなるのか?
国は倒産し、その国が保証していた通貨や債権は、世界中の信用を失ってしまいます。
ギリシャの国債は紙屑となり、ギリシャの通貨も価値が無くなってしまいます。

 何が起きるのか?

ギリシャの人は、その日から、物々交換でしか、経済活動が出来なくなってしまいます。
チーズとネギを交換する。
大根で鶏肉を買いに行く。
タクシーに乗るのも、バスに乗るのも、キャベツや豚肉を持って行かなくてはなりません。
預貯金も価値は、ほぼゼロ。
貨幣は、信用を失い、使えなくなってしまっているからです。
貨幣が登場する以前の生活、石器時代に戻ってしまうわけです。

そうなると、農家や製造業以外の人は、ものを持っていないので、一気に無一文になり、生活保護者になってしまいます。
乞食となり、国連や国際援助の配給に頼るしか、生きていけなくなってしまうのです。
戦後の日本やドイツが、そうでした。

ギリシャに融資していた(お金を貸していた)人たちも、国債や貨幣がゴミになってしまうので、連日、借金の取り立てにやって来ます。
ギリシャにある金や銀、農産物や畜産物、他、お金に代えられそうな土地、歴史的遺産、美術品、労働力として売れそうな女や子供が、借金のかたに連れ去られていきます。

それが、国の破綻です。

財政の秩序が乱れ、信用がなくなると、そう言う未来が訪れてしまうわけです。
ギリシャの次はイタリア、スペイン、ポルトガル、フランス・・・

日本ですら、約40兆円の収入に対して、90兆円以上の予算をたて、使っています。
毎年50兆円もの借金が生まれているのです。
その借金の額は、民主党になって、飛躍的に増えました。
人ごとではないのです。

一回では、書ききれないので、次回は、何故、世界中借金国になってしまったか?
を書いていきます。

緊縮財政や節約は辛いと思います。
まして、50年以上続けてきたルーズな生活を、数年で変更しなくてはならないのです。
しかし、借りたものは返す。
これも、人間のルールです。

緊縮(節約)財政を実行できるのか?
あるいは、破綻に向かって、開き直るのか?
今後の、ギリシャやフランスの政治から、目が離せません。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2012.05.08 23:39:15
コメント(6) | コメントを書く


Favorite Blog

日日是好日 たゆ tayuさん
アジサイの部屋 アジサイ 6さん

Comments

 坂東太郎G@ 発酵食品 今回こちらのtitleです。 もしよろしかっ…
 ♪まき@ Re:とりあえず、元気ではありませんが、生きております。(09/06) アンクルガーデナーさん♪ 超絶お久しぶり…
 たんぽぽ団地妻@ Re:とりあえず、元気ではありませんが、生きております。(09/06) 自然薯の作り方を参考にさせてもらってい…
 アンクルガーデナー@ Re[1]:桜(陽光)が開花です。(03/20) ёRIさん >初めまして、枝豆がある事を知…
 ёRI@ Re:桜(陽光)が開花です。(03/20) 初めまして、枝豆がある事を知り種をネッ…

© Rakuten Group, Inc.
X