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テーマ:発酵食品(133)
カテゴリ:健康に生きよう。
おひさしぶりです。お元気だったでしょうか?
1月は、父親が入院したり、退院したり・・・ 何かと忙しく、ブログもお休みになってしまいました。 不思議なんですが、大体、入院したりするのは金曜日の夜中。 平日や、時間に余裕のある昼間ではなくて、金曜日の夜中なんですよ。 1週間も終わりという、平穏な生活が一変。 救急車を呼び、病院に搬送し、病院で一夜を明かし、明け方帰宅。 もう、貴重な週末は無くなってしまいます。 そんなこんなの1月でしたが、先週、無事に退院でき、今回は平穏な週末を迎えることができました。 ところで、去年から始めたのが、乳酸キャベツなんです。 乳酸菌や発酵食品が体によいのはよく言われますが、 欧米人とアジア人とでは、体に合う乳酸菌が違うことがわかってきました。 古来、狩猟をし、肉食(動物性タンパク質)で生きてきた欧米人には、 牛乳から作られるヨーグルトなどの、動物性乳酸菌。 農耕を営み、穀類主体で豆などの植物性タンパク質で生きてきたアジア人には、植物性乳酸菌が良いようです。 植物性乳酸菌。 これは、お新香などの漬け物です。 もともと、キムチは大好きだったのですが、大腸菌事件以来、トラウマになってしまい、 キムチが食べられなくなってしまいました。 そんなところに、最近ブームなのが、乳酸キャベツ。 発酵キャベツなどとも呼ばれていますね。 キャベツのお漬け物です。 ドイツでは「ザワークラウト」なんて呼ばれているそうです。 作り方は簡単。 キャベツを切って 塩で揉み、発酵させるだけなんです。 基本的に、キャベツの葉っぱの表面に乳酸菌がいるそうで、 キャベツは大外(おおそと)の葉っぱをはがし、洗わずに切ります。 どうしても洗いたい方は、乳酸菌が流れない程度に、軽く水で流すくらいがよいそうです。 私の場合、洗いません。 次に切るわけですが、 千切りから短冊切りまで、いろいろあります。 細かく切った方が、発酵が早くなります。 私の場合は、歯ごたえが欲しいのと、手間を省くことからざく切りと言いますか、 幅5ミリ程度の短冊切りにします。 上の写真のようになります。 ボールに葉っぱ2枚くらいをざく切りにし、塩を適当にフリフリ。 基本的に、キャベツの浅漬けを作るくらいの塩分量です。 あとは、塩とキャベツをよく混ぜて、しんねりしてきたら、瓶に詰め込んで寝かせます。 常温でOKとのことですが、今は冬なので、気温5~10度くらいの玄関で寝かせています。 夏場は30度から40度ちかくの気温になるので冷蔵庫の方が良いかもしれません。 3日から1週間で出来上がり。 酸っぱい香りと、白濁した乳酸菌の液体が瓶の底に溜まってきたらOKです。 腐っているのか? 発酵しているのかわからない?? こういう疑問があったのですが、案ずるより産むが易し。 においと色ですぐにわかります。 あまり腐ってしまうことは無いと思うのですが、 腐ると、キャベツは茶色になって溶けてきます。 痛んだ状態と同じですよね。 臭いも、鼻をつまむような異臭。 発酵が進んでいる場合には、キャベツからでてきた汁が白濁してきて、 キャベツの色も、上の写真のようにグリーンのままです。 もちろん、葉っぱもシャキシャキ。 香りも、異臭と言うよりは、お酢のようなさわやかな香りがしてきます。 1度作りますと、発酵は進みますが、1ヶ月以上は保存もOK。 キャベツの安い時期に買いだめし、乳酸キャベツを作り置きしておけば、野菜の高い時期も、野菜不足にならないでしょう。 毎日、一握り程度を食べると、健康にも良いようです。 最後に、発酵のコツなんですが、大量に作る場合、 大きな入れものにたくさん入れないで、 0.5リットルから1リットルくらいに小分けして保存すると良いです。 最初、ジッパー付きのビニール袋に大量に作ったんですけど、 汁が溜まる下の方だけ発酵し、上の方は痛んでしまいました。 発酵にムラが出ちゃったようです。 糠味噌のようにかき混ぜる必要はありませんが、大量に作った場合は、天地返しするなど、工夫しないとうまく、全体を発酵させられません。 私の場合、少量に小分けすることで、まんべんなく発酵がすすみ、失敗もなくなりました。 100円ショップに、瓶が売っていますので、瓶で管理するのがお勧めです。 保存が利いて、体にも良し。 乳酸キャベツ、お勧めです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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