カテゴリ:中国経済
ロイターニュース [北京 16日 ロイター] - 中国商務省が16日発表した昨年12月の中国の対外直接投資(金融除く)は、前年同月比で39.4%減の84億1000万ドルとなった。11月の157億ドルからも大幅に減少し、2016年の月次のデータで最も低水準となった。 中国政府はこのところ、海外への資金流出を防ぐための措置を強化している。 人民元は昨年、ドルに対して約6.6%下落し、過去8年余りで最も元安水準となっている。また、12月の外貨準備は3兆ドルをわずかに上回る水準に減少し、約6年ぶりの低水準となった。 一方商務省は、12月対外直接投資が大幅に減少したことについて、特に理由は説明していない。 2016年通年では1701億ドルで前年比44.1%増加した。そのうち、中国企業による海外企業の合併・買収(M&A)は1072億ドルだった。 商務省は13日、2016年の中国への海外直接投資(FDI)が前年比4.1%増の8132億2000万元だったと発表した。12月単月では5.7%増の814億2000万元となった。
(ここまで引用) 資金流出(ドル流出)を避けるために、中国当局があの手この手で規制をかけているというニュースです。 過去には、こんな記事もあるくらい神経質になっているみたいですね。 産経ニュース 【上海=河崎真澄】中国国家外貨管理局は2015年10月1日までに、約6億人に普及しているという中国の「銀聯カード」を使って海外で外貨を引き出す際の上限額を、2016年1月1日から1枚当たり1年間で最高10万元(約165万円)までとする規制を設けることを決めた。 (ここまで引用 青字管理人修正) ちなみに元記事では10万元(約190万円)となっていました。 1年3ヶ月で円に対して元がだいぶ安くなっていることが分かります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年01月18日 14時45分53秒
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