2018.2.6 毎日新聞
米商務省が6日発表した2017年の貿易統計によると、貿易赤字は季節調整済みで5660億ドル(約62兆円)となり、前年比12.1%増加した。
08年以来9年ぶりの高水準。
モノの取引に限った国別赤字額では、日本は中国、メキシコに次ぐ3位だった。
トランプ米大統領は貿易赤字削減を目指すが、赤字額が大幅に増えたことで中国への敵対姿勢を強めそうだ。
米国の好調な経済情勢を反映し、輸入額は6.7%増の2兆8953億ドル、輸出は5.5%増の2兆3293億ドルとなり、輸出から輸入を差し引いた貿易赤字額が拡大した。
国内総生産(GDP)比は2.9%で、前年から0.2ポイント拡大した。
モノの取引に限った貿易相手国別の赤字額では、中国が8.1%増の3752億ドルで最多となり過去最大。
2位のメキシコは10.4%増の711億ドルで続いた。
日本は0.1%増の688億ドル。
昨年は2位だったが、今年は3位に下がった。
日本の黒字額は自動車・自動車部品関連が8割近くを占めた。
4位は0.7%減の643億ドルとなったドイツ。(引用ここまで)
【社説】米国の貿易圧力に手をこまぬく韓国
2018.2.15 朝鮮日報
(前略)
中国は昨年、対米貿易黒字が3752億ドルに上った。
韓国の229億ドルの16倍以上だ。
中国は米国を脅かす国であり、韓国は同盟国だ。
日本とドイツの対米黒字は韓国の3倍ある。
対米貿易黒字で韓国は10位にすぎない。
そんな韓国がなぜトランプ大統領に中国と同等に扱われ、「米国の労働者を脅かす国」として名指しされなければならないのか。
さらに、中国は黒字幅がトランプ大統領就任後に8%増え、日本は横ばいだ。
これに対し、韓国は17%も縮小した。(引用ここまで)
モルゲッセヨ!!
各国の対米貿易収支ですが、上記記事から分かるのが下記の通りです。
◆中国 3,742億米ドル (貿易黒字総額:4,225億米ドル)
◆日本 688億ドル (貿易黒字総額:4兆9,308億円)
◆ドイツ 643億ドル (貿易黒字総額:2,449億ユーロ)
◆韓国 229億ドル (貿易黒字総額:1,198.9億米ドル)
これだけ見ると、日本は対米黒字を除くと貿易赤字になることがわかります。
また、中国も貿易黒字総額の9割近くを対米貿易で稼いでいます。
この2カ国は、アメリカとの関係が悪くなると厳しい立場になります。
ドイツ・韓国は、対米黒字の割合がそれほど高くない。
この状況下で、トランプ米大統領が韓国を名指し批判したため、朝鮮日報が半キレしたのがこの記事なわけです。
まあ、今回の韓国批判は、これまで積み上がってきたアメリカの韓国に対する不信感による結果なのでしょう。
理屈じゃなく、米韓FTAの見直しをする口実としての韓国批判だと思われます。
日本は、対米黒字を除いた他国貿易で、貿易黒字にならないとこの先厳しいことになるかもしれません。
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最終更新日
2018年02月15日 23時30分05秒
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御茶ノ水HAKASE
2006年禁煙フリー雀荘第1号を半年で潰した男のその後について記した駄文です。2017年blog方針転換。Webニュースメインで更新していきたいと思います。
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