NY原油1年1カ月ぶり安値、供給過剰に懸念【日本経済新聞】

449798
ホーム \| 日記 \| プロフィール	【フォローする】【ログイン】

【毎日開催】

15記事にいいね！で1ポイント

10秒滞在

いいね! --/--

次の日記を探す

おめでとうございます！
ミッションを達成しました。

※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。

< 新しい記事

新着記事一覧(全871件)

過去の記事 >

2018年11月26日

カテゴリ：世界経済

2018.11.24 日本経済新聞
　原油価格が急落している。
　ニューヨーク市場の原油先物が23日、1バレル50.42ドルと2017年10月以来1年1カ月ぶりの安値をつけた。
　供給過剰への警戒で売りが膨らむなか、トランプ米大統領も価格を下げようと「口先介入」を重ねる。
　供給過剰を解消するためにサウジアラビアが探る減産には不透明感が漂う。

　サウジのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相は22日、11月の生産量が前月を上回ると表明。そのうえで「来年1月の需要は弱まる」と述べた。需給の緩みへの懸念が強まった。

　ニューヨーク原油先物は10月初めにつけた約4年ぶり高値の76ドル台から3割下落した。
　米国が11月初めに対イラン経済制裁を発動する直前になって、イラン産原油の禁輸の適用除外を容認。
　高値の主因だった供給不安が薄れた。
　「主要産油国の増産、需要への懸念、イランの原油輸出への打撃が想定より小さいことが重なり、相場は逆転した」（デンマークの金融大手サクソバンク）

米国のシェールオイル生産量は過去最高を更新する勢い。サウジやロシアはイランの供給減を見越して夏場から供給を増やしてきた。一方、原油需要を左右する世界景気の先行きには米中貿易戦争が影を落とす。(引用ここまで)

　日本にとっては「干天の慈雨」となる原油価格の低下です。
　
　半導体メモリもそうですし、原油もそうですが、価格維持のために生産調整を行うのは、健全な状況ではありません。
　そのため、半導体メモリに関しては中国が、原油に関してはトランプ米大統領が、それぞれ圧力をかけているわけです。

　昨日同様、原油相場のチャートを貼付しましたが、今回は月次チャートです。
　今現在は、1バレル＝50USドル維持の攻防となっておりますが、おそらく45USドルまでは下押しする余地があるのではないかと思われます。

　日本経済のためには、このくらいの水準で推移してもらうのが、最も望ましいのではないでしょうか。