カテゴリ:保護貿易/自由貿易
いろいろ言われていますが、韓国の「CPTPP」加入は現実的ではありません。 まず、現在WTOに提訴済の「日本海産物輸入規制」。 CPTPPに加入する以上は無条件で受け入れる必要があります。 記事中にもあるとおり、CPTPPで関税がなくなると、日本からの輸入量が急増するでしょう。 韓国は現在50か国以上と「二国間FTA」を締結しており、無関税で取引しています。 当然、対日本では関税が発生しておりますが、これが撤廃されると日本製品が大量流入することになります。 それを規制すると「CPTPP」に反することになりますので、無条件で受け入れるしかありません。 日本にも韓国製品が流入するでしょうが、現状日本の対韓黒字が圧倒的な水準(2017年で約2兆8000億円)である以上、その傾向が加速する可能性が高いわけです。 また、為替介入を堂々と行い、知的財産権を無視する大韓民国が、多国間自由貿易協定に加入するためのハードルは非常に高いものと思われます。 いずれにしろ、日本製品の無条件受け入れが韓国民の反感を買うわけですので、「CPTPP」加入の可能性は低いだろうと思われます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年10月24日 20時00分08秒
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