未知之国・夢紀行３

今朝の起床は５時５６分でした。カミサンと昨夜、義母を弘前さくらまつりに連れて行く約束をしていた。私に異存はなかったが、彼女はお袋孝行かもしれないが、私は平素の家事を免除してもらえる日曜日である。自分のために使用したいのだが、そうそぅ～思い通りに行かないのが社会人なのである。世のしがらみに抗う（あらがう）ことは出来ない。




リンゴの花が咲き始めました

ってな訳で１０時の約束に間に合わせ藤崎町の実家に向かう。今、桃の花が盛りである。岩木山とのコラボが見事な景観であった。今朝は天気が良かったが、午後には天気が崩れる予報だったのだ。行くなら午前中～！とカミサンと話していた。






桃の花と岩木山

弘前公園近くの駐車場を確保し、徒歩で向かう。当初から弘前公園内は混雑しているであろうから弘前植物園に直行した。案の定ガラガラである。義母は殊の外、綺麗に咲き誇っている枝垂れ桜や八重桜に久々に訪れた喜びと相まって笑顔が絶えない。また、植物園も彼女の来園を喜んでくれているようで気持ちが良かったに違いない。

植物園では白神山系生態エリアの高山植物に痛く感動。見慣れない花々に喜びを隠し切れない。シラネアオイやヒトリシズカ、キクザキイチゲなど枚挙に暇がない。自分の自宅庭は花々で埋め尽くしているほど花好きな彼女である。それに鉢花などは株分けするほど上手いのである。私達夫婦も、すぐに枯らしてしまうので逆に義母に預けて後日、取りに行くほど彼女はプロ中のプロなのである。

植物園では様々花を楽しんだが、その中でも孔雀オリから離れない「羽を広げて～広げて～！」所が歩いていた孔雀がドテッと横になって寝てしまったのである。これには笑えた。それから１２時になったので公園内屋台街に移動。三忠食堂（津軽百年食堂の映画のモデルになりました）でカミサンお気に入りの中華そばを注文して、堪能した。

そこから本丸に移動。これは必要なかった。枝垂れも終わり葉桜状態。しかし、弘前公園有料区域合同チケットを購入したので行かざるを得なかった。別に行く必要もなかったのだが、あくまで今回は義母が中心である。彼女の赴くままに歩いた。

彼女は膝が悪く、座るのが容易ではない。歩くのもゆっくり長距離は無理。でも今日は休みたいの一言もなかった。楽しさの方が優先していたのであろう。そんな中、娘からメル。今日泊りに行ってもいい～？カミサン「またぁ～？」娘「初節句みんなでしたいのよね。向うは喪中だしね」ってな事で我が家に参集する事になり、カミサンも慌てて戻る羽目に。

お寿司とケーキとお肉を調達して今、戻りました。とさ！とっつばれ！