カテゴリ:生きる
左目を戦火により負傷して、日本に再来日していたイラクの少年モハマド君がイラクに帰ってから、1ヶ月が経ちました。
2ヶ月間の日本の滞在の中で、モハマド君がその不自由な片目で見た私たち日本人は、どう写ったのでしょうか。 そして、直接触れた日本人の生活は? きっと、見るもの、見るもの驚きの連続だったのでしょう。 溢れんばかりの豊かなモノ、モノ、モノ。 贅沢な食べ物の数々、きれいな洋服の数々。 そして、それが当たり前になっている人々への戸惑い。 その人々は、死と向き合うことはない。 モハマド君の目が見たもの。 恵まれた生活への感動、と同時に豊かすぎることへの戸惑い。 戦火のもとで死が隣り合わせにあったイラクでは想像もつかないことだらけで、どれもが夢のように見えたことでしょう。 「こんな世界があったんだ。」 その世界に、今、私は生きている。 そう、私は、いろいろな「もの」や「こと」に囲まれている。 それは決して、「当たり前のことではなく、恵まれたことなんだ」と、そう思おう。 きっと、恵まれていることに気がつかず、それに感謝できない人間は、一生幸せになることができないでしょうから。 恵まれていることに気づけば、そこから、たくさんのハッピーを感じ取る‘こころ’が生まれるでしょうから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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