テーマ:生き方上手(685)
カテゴリ:生きる
そこには悲しみが入って来れないから、 涙というものがどんなものなのか知らなかった。・・・ 確かに私は幸福だったのだ。もし、楽しく暮らすことを幸福というのなら。・・・」 (‘幸福の王子’がはじめて出会ったとき、ツバメに言う言葉) 小さな頃、「幸福の王子」という童話を絵本で読んだ。 とっても悲しい物語だと感じた。 ショックだった! そして、その悲しさが子供の心に深く刻まれて、何日も何日も考えた。 「どうして、幸福の王子なのか」と。 その頃は、何度考えても分からなかった。 悲しみを持つ人たちに身を捧げ、最後はボロボロになって、ゴミ捨て場に捨てられる王子とツバメ。 子供の頃は、この話しを読むたびに2人が可哀そうで堪らなくなり、涙が溢れてきた。 でも、なぜか大好きなお話しでもあった。 今、大人になって、ちょっとだけ分かってきた。 なぜ、王子とツバメが幸福なのかを。 人生には、悲しさや苦しみが付きまとう。 そして、楽しさや喜びもね!! 彩りある人生を過ごせること、そうですよね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[生きる] カテゴリの最新記事
|
|