幸せに生きるための心　「メンタル・マネジメントｉｎ横浜」

人には生まれ持った運命があるという人がいます。
本当のことは、だれにも分かりません。
ただ、私は運命をあまり信じたいと思いません。
確かに、人は生まれながらに不平等な境遇を背負っています。
身体的にも、経済的にも（この２つを同列に扱うことも正しくないかも知れません）。
これは事実です。
しかし、同じような境遇を持ったものでも、一方は前向きに生き、一方は否定的に考える人がいる。
そして、結果的に、前者は幸せな人生を送り、後者は後ろ向きな人生を送る。
これも事実です。
そのとき、私たちがこころに留めておかなくてはいけないこと。
それは、「運命」という言葉を使うとき、しばしば私たちが陥ってしまう落とし穴。
例えば、自分の人生を否定する言い訳にしたり、
例えば、自分の背負った人生を真正面から向き合わない口実にしたり、
「運命」という言葉を、そんな逃避の言葉にしてはいけないということ。