テーマ:心のかたち、人のかたち(952)
カテゴリ:生きる
数年前から、天気がよかった日の夜は、
北斗七星を肉眼で見られることに気がついた。 小さな頃から東京で育った私は、 星座はプラネタリウムでしか見られないものだと思っていた。 「あっ、北斗七星だ」と気がついたときは、ちょっとの感動と幸せを味わえる! そんな日には、他にもたくさんの小さな星が見える。 (数えようと思えば数えられるので、無数の星々というわけにはいかないが) 夜空に光る小さな星たち。 きっと、その一つひとつに物語があるのだろう。 私たちと星との距離は、1万光年とか、10万光年とか、創造しがたい長さがある。 今、目の前の星の輝きは、1万年も、10万年もかかって、 私たちの目に届いている。 私たち人間が生まれる、ず~~~っと以前の輝きだ! そして、目の前に見える星は、もう存在していないのかもしれない。 目に映る輝きだけを残して、とっくに消滅しているのかも・・・。 そう思うと、 時の流れの不思議さ! 宇宙というものの大きさ! それらを感じないわけにはいかない。 私たちは、そんな大きな世界の中にいるとても小さな存在だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[生きる] カテゴリの最新記事
|
|