ロサンゼルスで暮らす

今日ご出発したのは、某有名伝統芸能役者のK.N.様と奥様他ご一行。

最近のFクラスのお客様の大半は、Cクラスからの

マイレージやクーポンでのアップグレードの方が殆どです。

そんな中、本日唯一正規でFクラスにご搭乗。

今日私が印象に残ったのが、K.N.様の奥様。

有名な方の奥様だというのに、とっても腰の低い方でした。

チェックインが済んでしばらくしてから奥様のみカウンターにお戻りになり、

「Fクラスは満席ですか。」と申し訳なさそうに聞いてきました。

最初、K.N.様の奥様だと気が付かず、

Cクラスの席をお持ちで、クーポンかなにかでアップグレードをご希望かと思い、

そういう感じでお話を伺っていると、どうやら違う様子。

始めにアサインされたお席がFの中でも後ろの方のお席だったので

もう少し前の方に空きがあれば座席変更して欲しいと言う事でした。

残念ながら前の方でお取りできる席はもうなくなってしまっていて、

その旨お伝えすると、とっても丁寧にお礼を言って（かなり丁重に）

お戻りになりました・・・・・・

唯一の正規Fのお客様でしたし、本当に低姿勢でいらしたので、

どうにかして差し上げたかったのですが、

もう他のお客様もチェックイン済みでしたので、どうにも出来ず、

こちらも残念でなりませんでした。

有名人の方は前の方のお席を希望される事が多いです。

やはりお仕事中以外はあまり見られたくないのでしょう。



前にも日記に書きましたが、

本当の大物はこういう時絶対暴れない（笑）んですね。

中途半端な人（自分を大物と勘違いしている人）は、

私達みたいな末端社員にでも大声で怒鳴ったりわがまま言い放題です。


私のとなりでチェックインしていたIちゃんはこういうお客様につかまり、

ちょうどチェックインをお待ちのお客様の列も途切れた時

弊社の悪い所、弊社への要望（路線を増やせ等）、

ライバル社との比較などをこんこんと聞かされていました・・・

気を利かせたMさんが「Iちゃん、キャッシャーが呼んでましたよ。」と

一言いうと、そのお客様もどうにか帰ってくださいました。

路線を増やせ！って私達に言われても・・・・・