ロサンゼルスで暮らす

日本行きが遅延となりました。

１０分や２０分じゃないんです。

４時間遅れました。

成田から国内線へ乗り継ぎの方は、間に合いません。

遅延が分かると、カウンターに続々とお客様がいらっしゃいました。

そのなかの一人、１３歳のお嬢さんの一人旅というお客様が

お母様と一緒にいらっしゃいました。

お母様に、ものすごい勢いで怒られました。

成田から大阪行きの飛行機に間に合わないのです。

大阪行きの最終便にも間に合わないほどの遅延になってしまったから。

こういう場合、成田から別の交通機関を用意したり、

翌日便にお乗りいただいたりして、

なるべくお客様にご不便をかけないように対応します。

ところが、私達は、その日は成田サイドがどういった対応をとるのか

はっきりと分かりません。

その旨をお伝えすると、そのお母様はもの凄い勢いで怒りました。

無理もありません。娘さんは始めて一人で日本に行かれるそうです。

成田でどういう対応がしてもらえるのかはっきりわからないと聞いたら、

送り出す親御さんは不安で仕方がないと思います。

結局翌日便で行かれる事になり、こちらのお客様は一件落着。



今度は汗だくでいらっしゃった二人連れのサラリーマン風のお客様。

とっくにスケジュールの出発時間は過ぎていると言うのに、

まだチェックインされていない。

国内の別の空港からのお乗り継ぎで、国内線の飛行機が遅れたのだそうです。

こういうお客様は遅延になってラッキーだったとしか言い様がありません。

国内線の空港を出発する時点で国内線の遅延が分かっていたので、

弊社よりも１時間程遅く出発する某航空会社さんの

成田行きを仮予約していたのだそうですが、

ありがたいことに、４時間遅れても弊社便に間に合うなら、

弊社便に乗りたいとおっしゃっていただき、無事にご出発されました。

良かった良かった。

遅延しても、お客様から怒られてばかりではなく、

こういうお客様もいらっしゃって、少し嬉しくなった１日でした。


でも、やっぱり遅延しないで定刻で出発できるのが何よりです。

みなさんもこういう経験はありませんか。