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テーマ:航空業界(1764)
カテゴリ:空港でのお話
同じ飛行機に乗るのでも、出発時間4時間前にチェックインにいらっしゃるお客様もいれば、 出発ぎりぎり(!)にいらっしゃるお客様もいます。 厳密に出発ギリギリと言っても、通常出発の一定の時間前になると システム上コンピューターがチェックインを受け付けしなくなるので、 本当の出発ギリギリと言う事はそのフライトには絶対乗れないと言う事になります。 ところが、この日のラッキーなお客様は、乗ることが出来たのです。 飛行機が遅延したわけでもないのに、どうしてでしょう・・・・ その日の出発便責任者が優しかったから! えっ?ウソでしょ?って多くの方が思われているはず。 私も、えっ?ウソでしょ?って思いましたもの。 もうフライトを締め(チェックイン受付を閉める事)、カウンターの片づけをしていました。 すると、のんびりと歩いてくる日本人3人組がむこ~の方に見えます。 もう出発の15分前です。搭乗も始まっています。 しかも、規定より多い荷物を持っています。 しかも、というのは、規定以上の荷物を預けるには 超過料金を払って頂かなければいけません。 つまり、清算手続きに時間が掛かります。 チェックインが1分で済んだとして、 お客様が走ってゲートに向かえばお客様は間に合う。 でも、荷物の積載に間に合わない、もしくは、その為に遅延になってしまう。 1分の遅延で相当な出費になる(注1:このお話しは又いつか)ので、 特別な事情のないお客様の為に遅延になるのだけは絶対避けたい。 話しを聞くと、レンタカーで空港に向かう途中で渋滞に巻き込まれたそう。 国内線からの乗り換えで、その便が遅延になった、とか言う理由ならば、 しぶしぶ受ける事はあっても、こういう事情のお客様を受ける事は滅多にない。 ところがこの日の出発担当(40代女性)はなぜか受けてしまった。 私が思うに、ちょっとイケメンな若者男性三人連れだったからではないだろうか。 慌てて走ってカウンターに向かってきたのならまだしも、 のんびりと歩いてきていたんですよ! イケメン以外に他に理由が浮かばない。 後で事務所でゲート責任者、荷物責任者とでもめていたのは言うまでもありません・・・
イケメンといえば、先日、もの凄いイケメンのお客様のチェックインを担当させて頂いた。 本当に久々に素敵なお方でした。 ちょっとしたわがままも聞いてあげたくなってしまいます(私もただのオバサンだ)。 ついつい顔がほころび、いつもより笑顔が不自然になっているのが自分でもわかる。 それをこらえようと、余計に奇妙な表情になっていた(画面の角に小鏡を置いているので) ミーハーなマネージャーRはもちろん見逃す事なく、さりげなーく私の後ろに来て、 お客様をチェックしていた。 チェックインの列が少し切れた時、私とマネージャーの目があい、 二人で同時に「さっきのお客様、すっごいイケメンだったでしょ~?!!!」と叫んだ程。 巷の掲示板などではGHの品定めをしているそうですが、 こちらも負けてません!好きなことばかり言わせておけるものか!
*今日、あしたにもアクセスが100000超えそうです。 いつもお世話になっている皆さん、私もついに100000の大台を越えそうです。 ありがとうございます。 これからもよろしくお願いします*
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