|
テーマ:ニュース(99892)
カテゴリ:SEの問題
以前から注目している、この3月の震災後に発生してみずほ銀行のシステムトラブルのその後で、今日はみずほ銀行とみずほコーポレート銀行と合併の記事が出てきた。3行が合併してできた銀行でその昔の体制がみずほ銀行のシステム投資判断やトラブル対応判断にも影響したというのが報道関係の論調になっていて、この合併がその体制問題の解決の一つであるとの話になっている。
たしかにトラブル時の対応判断に遅れや間違いがあったために今回のトラブルが大きくなったのは否定できず、その判断おくれは組織や企業文化から来ているので、まずは見える部分から変えていくのは改善に繋がると思う。 ただ、問題は表面的なことだけでなく、システムの担当者が率直な情報を経営陣に流すことが出来なかったのではないかというような内部の企業文化に起因するような問題にまで踏み込んでいけるのかが今後の解決の鍵であることは報道からも読み取れる。しかし、そのような動きについては委員会や金融庁の調査が終わるまでは報告出来ないという。組織の変更もトラブル対策であり、まだ、正式では無いにしても情報として出てきているのに、それ以外の対策案については金融庁などの報告が揃わないと話ができないというのはどうも矛盾しているように思う。 地震対策のような緊急性は無いのかも知れないが、見えてきている問題についても早く取り組みを行うべきと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.05.18 23:50:13
コメント(0) | コメントを書く
[SEの問題] カテゴリの最新記事
|