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2011.05.26
XML
カテゴリ:SEの問題
最近、また業務システム設計の仕事に戻ってきて、昔勉強したことを思い返すようになってきた。システム屋と言われる人たちはコンピュータを使えればOKみたいな風潮は20年前と変わらず、意外と「システムとは」という定義を知らない人もうちの社内には多い。

システム屋と言われる人が「システムとは」と改めて聞かれて「どきっ」としている。

昔読んだ本にはインプットとアウトプットが定義され、さらに定義された処理を有しており、その処理によりインプットを処理すると要求定義されたアウトプットが得られるものと書いてあったように記憶している。若干の表現の食い違いがあるかも知れないが、要求される出力を得るための処理を明確にし、さらにその処理を行うための入力を定義し、これを表現したものがシステムと呼ばれるものになる。

コンピュータはまさにアウトプットもインプットもはっきりしており,処理についてもプログラムというもの表現されているので、システムそのものとなる。この30年ほど前の定義からオブジェクト指向の考え方などが現れていて、少し表現の仕方が変わってきている部分はあるが、この考え方は基本の基本と信じている。

この基本的な考え方で仕事の流れをシステム的に分析してみることが非常に重要である。意外とインプットが不明確なまま業務設計がされていることが多く、業務フローやユースケース図がそれらしく書かれていることがある。それは分析というほどのことを行わなくても、「インプットはなにですか?」という質問だけで、答えることができず、その業務フローはおかしいと判明するか、処理の説明を求めると破綻してしまう。

システム分析もシステム設計もきれいに仕上げることが優先されて、現行の業務設計に問題があるという指摘は嫌われがち。なぜなら、曲がりなりにも現行の業務は遂行されているから、問題がないと信じられている。遂行されているのは定義されていないインプット情報は担当者が無理やりに集めてきたり、経験値をインプットしたりで、担当者が変わった途端に破綻するシステムになっている。それを解明してシステムを作り上げるのがシステム屋と言う意見も多いけど、システム的な思考なんて、ここまで説明するとごくごく当たり前のことで誰でも仕事を設計する上では行わなければならないことじゃないかな?
それが出来ていないことを指摘する事自体、その部門や会社の問題を明らかにしていて、改善点を見つけていることだから非常に大切なことだと信じている。





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Last updated  2011.05.26 22:08:00
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