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2011.07.25
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Failsafeフェールセーフと言う考え方を知っている人は多いと思う。でも正しく理解して設計や運用ができているかというと難しいことが多い。

よくあるのが、赤信号が一つ壊れていてももう一つの赤信号で止まりますというのがある。これでは2つの赤信号が壊れた時にはどうするのか?2つとも壊れたときには安全に止まることができるのかというのがフェールセーフの考え方。

もっと基本的な考え方としたら青信号がでたときに進むことができる。それも青信号が2重または3重で判断されて信号が出るようになっていることがフェールセーフの基本でしょう。それでも不安なので教育された人間が異常を検知したら停止する。というような幾重にも安全側に働くようにすべきと言う考え方ですよね。

中国鉄道省の発表はそのようなことを勉強している人ならばあまりにも稚拙としか言いようがない。落雷で安全システムが故障したから発生した事故。それが1.5日で修正できた?ので運行を再開しました????
安全システムの修正は話がでていないけど、安全が確認できたと発表している。何を持って安全と言っているのか?こんなことで理解してもらえると思っている事自体が信じがたいことです。

フェールセーフって失敗しても安全にということですが、1つ2つ失敗してもと考えるのは結構難しいのです。前述の赤信号で考えるか?青信号から考えるか?そんなところから考えることがシステム設計では求められることがあるってことですね。





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Last updated  2011.07.25 19:37:58
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