今時の都会の鳩、今時の猫、
ほんと、こわかった(;O;)来週学校の温泉研修旅行というのがあって、外国人の学生を連れて、総勢180人で石和温泉に行くのです。行きは富士急ハイランドに寄って、帰りは清里だのワイナリーだのに寄って。で、私は、食べ物係。バスの中でのおやつや、宴会でのおつまみを用意する係で、昨日は女の先生4人で、新大久保のドンキホーテに、大量にお菓子やおつまみ類を買出しに行きました。(180人分だと想像してほしい…)ともかく、持てる限りって感じで、一番大きなドンキの袋、計14個を、4人で分担して持ち帰ったわけですが、重かった…。筋肉痛です。完璧に。久々にほんとに途中で気持ち悪くなるほど重かったです。で、その食料一杯の重い黄色い袋を、一人、3、4個(一人20キロ以上は完全にあったと思う)持って、ドンキから新大久保の駅まで、4人とも超不機嫌に黙々と歩いている時に、近くの電線に、鳩が100羽ほど(もっといたかも)それが一斉に低空飛行で、こちらに向かってきて、ぱたぱたと、一瞬で通り過ぎ、我々は首をすくめ、かわして、「カラスにでもおいかけられているのかしらん」などと…。ところが、今度はその鳩たち、我々のうしろからまたまた低空飛行でぱたぱたぱたぱた…「いやだ、気持ち悪い!」「こわーい!」などと、避けながら歩くと、な、なんと、今度はまた正面から向かってくる。「え? なにこれ、うそ、私たち???!」そう!鳩はまさしく、我々四人を、いや、我々四人の持っている、ドンキの黄色い袋をめがけて、一斉に襲い掛かろうとしているのでありました。それからは、もう、顎が上がるほどの重い荷物を持ったまま、鳩から逃げるように右に走り、左に走り、よたよた、そして、我々が逃げるとおりに、右に、左に追ってくる鳩、鳩、鳩の大群!ヒッチコックの「鳥」かよ! っていうくらい、もう、しつこくて、いや、こわかったです、まじで。カラスならわかるけど、鳩でっせ。今時の都会の鳩は、カラスと同じく、知能が発達しているんでしょうか。なんで、ドンキの袋の中が、お菓子ばかりだってわかったんだろう。ひょっとして、猿なみの知能があったりして。おー、こわ。カラスも怖いけど、ほんとに、ヒッチコックはフィクションではなくなりつつありますね。ところで最近、うちの玄関の外に、鳥の羽がやたら散らばっているのです。最初は羽毛のヤッケから抜け落ちたものだと思っていたけれども、それにしては生々しい羽。そうしたら、今度は庭に、白猫の子供出現。親の白猫はしょっちゅう来ていたんだけど、今度は子供。主人はそれを見るのが唯一の楽しみ。「ねーこ!」と言えるようになったので、毎日やってくる白猫を家の中からそーっと、嬉しそうに見ているのですが、ある朝、「ちょっとちょっと、シーッ」と、私を手招きするもんで、庭を見ると、例の白猫。じーっと隣の庭を見つめている。(メゾネットタイプのテラスハウスなので、庭は段が違うけれども、つながっていて、隣の家はうちの庭から階段を5,6段下りたところにある)で、主人が再び「しーっ!」隣の庭を指差す。そっと首を伸ばして、隣の庭を見ると、そこには、木の枝に一羽の尾長。うちの庭にいる猫は、その尾長をじーーーーっと見て、隙あらば、と、狙っているのでありました。ということは、うちの玄関に落ちていた羽も、ひょっとして、こいつ???うーーーん、野生だなあ。今時の東京の猫は、小鳥も鼠も取れないもんだと思っていたけれども。あんな子猫でも、やっぱり本能なんでしょうね。結局その日は、鳥には逃げられてしまったようですが。